歯を削るということは一大事です。
なぜならば、歯は再生しないから。
削ったら元には戻せません。
だから削ってはいけない。
なるほど‼️とは ならないです。
《安易に》削ってはいけないことは間違いありません。
よく言われます。天然歯最強論を唱える人。
簡単に否定できます。
まず「天然歯であれば完璧で、虫歯でなければ削ってはいけないって、そんなワケない」
という逆説を立てて、それを証明したいと思います。
では、
医療の根幹には「健康」があります。
その「健康」には頭痛があっても私は平気。とか、時々手がしびれるけど、まあ、やれてるんで。とか、
何かあっても、歳が、とか、仕事が、とか、
個人差のある感覚格差はなしにします。
不調は不調。この話の中では「不健康」とします。
では、
Q.上下の歯が噛むと何が起きるか?
「歯が当たった」という刺激が脳に伝わります。
脳に情報が行くと、筋肉が動く指令が出ます。
A.上下の歯が当たると☞筋肉が動きます。
では、
Q.前歯と奥歯、形が違います。役割は同じでしょうか?
咀嚼は噛み切る、砕く、すり潰す、飲み込む、という4つの動きからなります。前歯は噛み切る、砕く、奥歯は砕く、すり潰す、飲み込むは全ての役割です。
A.役割は違います。
そこに関わる筋肉は、もちろん主として動くものが違います。前歯が当たる時に動く筋肉と奥歯が当たった時に動く筋肉は違うということです。
前歯で噛んでも強い力は入りません。
奥歯で噛むと強い力が入ります。
そういうことです。
さらには指と同じで、口の中も前の方が感覚的に敏感で、奥の方が鈍感です。
口の中にする注射も前歯の方が痛くて、奥歯の方が痛くありません。
前歯の方が奥歯より敏感です。
これは非常に大事なことです。
喋る、食べる。口の動きは非常に複雑です。
前歯と奥歯で役割が違い、主として動かす筋肉が違い、その二つの要素に歯の位置と形が正しくあれば、
複雑な動きの中で、敏感な前歯がその動きをコントロールし、強い力を生み出す奥歯が余計な当たりを持たないようにできるわけです。
それにより、下顎周囲にある136個の筋肉を正しく使うことができます。
筋肉は骨に着き、他の骨に繋がります。
だから筋肉が余計な過緊張を起こすと、骨が引っ張られることになります。
上下の歯が当たると筋肉がうごきます。
コントロールがうまくいかず奥歯が絶えずガチャガチャ当たっている状態だと、強い力を生み出す筋肉が四六時中緊張していることになり、それにより繋がる骨は引っ張られ続けることになります。
A.骨は位置を動きますか?
Q.全ての骨がとは言い切れませんが、動く骨は多くあります。
筋肉がバランスを崩した緊張、過緊張を持つことにより、骨が位置をずらし、体全体の歪みに繋がります。
体全体の歪みは、当然内部の脳脊髄にもストレスを及ぼします。
脳脊髄は総ての中枢です。そこに物理的ストレスがかかるということは、不調。予期せぬ不調に繋がります。
歯の不正な当たりは健康を害するのです。
Q.天然歯ならば、絶対に上下の歯の当たりに不正はないでしょうか?
天然歯がいかに綺麗な形をしていても生えてくる位置が正しくなければ、まったくのダメです。
生える位置が良くても、形に異常がある。角度がおかしい。これではまったくのダメです。
肩肘をつく、うつぶせ寝をする、といった体癖があれば、矯正で歯に力をかけると動くように、歯の位置や角度は変わります。
そうすると、まったくのダメですね。
歯のサイズと生える場所である顎の骨のサイズが違えば、歯並びはガタガタとなり、これもまた、まったくのダメです。
歯を削ることだけで、総てをよくすることは出来ないでしょう。
しかし、
まったく削らずに総てを整えることなど、それの方がよっぽど不可能です。
とはいえ、絶対に削らなくてはならないのか?と言われたらそうではありません。
この話では不健康とした、個人差のある感覚格差を健康範囲と見れば、健康の幅は広く、幅の中に入れば削る必要など、まったくないでしょう。
削ることは間違いの許されない、慎重にとりおこなうべきことです。
僕は不安があれば、頭蓋骨、頚椎、更にその動きをレントゲンに写して、確認して、間違いのない自信をもち、慎重な選択をしてから、削ります。
以上、
天然歯は削ってはダメと言われる方を全否定です。
