本の話が続きます。
最近、この2冊を立て続けに読みました。
いずれも在宅医療の分野で著名な、長尾和宏医師が書かれたものです。
がんの治療の正解は、ひとりにひとつずつあるのだなと思いました。
そして、私のやめどきも「あり」だったという確認もできました。
最後の最後、誤って救急搬送などをされて、望まない延命措置を受けたりすることのないよう、「リビングウイル」を示しておくことの重要性も感じました。
「リビングウイル」は、自分が意思表示できなくなった状況で、意に沿わない単に死の瞬間を引き延ばす延命措置を受けずに済むように、意思表示をしておくものです。
あとは、今の自分がしておくべきこともよくわかりました。
具体的には、在宅診療医を探しておくこと。
その探し方も本の中に出てきますので、ひとつの参考とさせていただきました。
「痛くない死に方」の冒頭に出てくる大橋巨泉さんの事例は衝撃的でした。
できる準備はしておきたいと、そう思います。
本の話の流れで、3冊ほど小説の紹介もさせてください。
どれも話題になった本ばかりで今さら感が強いですが。
それぞれ、ピアノ、絵画、数学という、およそ文字で表現することなどできそうもないものが題材になっています。
でもそれが、実に見事に表現されているのです。
目の前で音は鳴っていないのに、絵が観えているわけではないのに、数学は大の苦手なのに(ここだけ切り取り方がおかしい)、それが文字で生き生きと表されているのです。
それ、どんな世界?
と思った方は、そしてまだ読んでいないという方は、機会があれば是非手に取ってみてください。
おススメです。
ひとつ開いただけでいい香り






