以前、日本刺繍を習っていました
これが、なかなかの細かい作業で老眼の入り口にいた私のの度数は、ズンズンと上がっていったのでした
日本刺繍は、着物や帯に絹糸や金糸、銀糸で刺繍を施していくのですが、
着物を扱えるのは、かなりの上級者でビギナーは、壁飾りから始めます
まず、絹糸を縒って(端を口にくわえて両手ですりすり)
縒りがあまいとできあがりに格段の差がでちゃいます
絹糸をほそ~い針に通して布の繊維に一針一針刺していきます
ミクロの世界ですな
と!いうわけで、ひとつの作品が完成するまでに半年ちかくかかるのです。
5年あまり習いましたが、半襟までしか、進みませんでした
しか~し大変だったからこそ、出来上がった作品は、愛おしくて宝物です
絹糸の濡れたような艶やかさがたまりませ~ん
日本人に生まれてよかった