どーもatopicalです。

 

11月30日の木曜日に白内障の手術を受けました。

 

初めての手術なのでかなりビビってましたが、白内障の手術自体はうまくいったみたいで12分の手術時間でした。

 

術後は3日連続で、その後は2日置きに視力検査と傷口の経過を診てもらうために通院しています。

 

白内障に関して言うと、今のところ問題は無く順調に行ってくれているみたいで安心しました。

 

安心したのはこれだけではなく、手術前は白内障の濁りを取らないと確認することのできなかった網膜剥離などのアトピーの人がよくかかる目の病気が何もなかったことです。

どちらかと言うとこっちの方が心配でした。

 

術後、右目の視界がクリアになると、左目の白内障が今度は目立つようになり、左目がいかに見えていなかったか改めて分かることになりました。

 

両方の目で物を見るときはお互いの目が補い合って見ていますが、術後はそのように安定して物が見えるようになるには1ヵ月くらいはかかるみたいです。

 

次に手術になかなか踏み出せなかった原因のステロイドの使用についてですが、

 

かなり使ってしまっているような気がします。

 

なんせリンデロン点眼液を点眼していますし、それ以外にも点眼液を2種類の計3種類の点眼液を毎日4回点眼しています。

 

手術前・手術中・手術後と異なった種類の薬をかなり体内に入れました。

 

実は、今回の手術でなぜこの病院を選んだかというと、自分の中で基準がありまして、

 

・病院の評判がいい事 → 手術の腕がいい事

・ステロイドの使う期間が短い事

・家から近い事

 

などを考慮して決めました。

 

3つの病院で受診しましたが、今回の病院が術後のステロイドの使用期間が2ヶ月と一番短く、先生も腕がいいと評判も高く、シャワーなら手術をした次の日からオッケーと言われたのでこの病院に決めました。

 

シャワーは当然、目に水が絶対入らないように細心の注意を払わないといけませんが。

 

結果、手術はこの先生で良かったと思っています。

 

だけど、手術した次の日に痒みが辛かったので、細心の注意を払ってシャワーを浴びました。

 

目を閉じていましたが、痒い痒いとヒリヒリと一緒に頭や顔からたくさんの皮膚が落ちていくのが分かりました。

 

シャワーから出てタオルで優しく拭いて、クリアに見える右目で鏡を見ると、赤い顔と顔一面の皮膚が剥がれかけていて所々瘡蓋が剥がれて血に染まっている顔が今まで以上によく見ることが出来ました。

 

時間が経つにつれて顔は乾燥して固まっていき、同時にプツプツと顔全体から滲出液が出てきました。

 

もう出てきたかぁ~って思ってしまいました。

 

自分ではステロイドの点眼を止めてからリバンドが来ると思っていたので、ちょっと意外でした。

 

でも、今から徐々に出てくれているのはそれはそれでラッキーかなって思ってしまいました。

 

当然、その日から痒さが容赦なく襲ってきました。特に顔・頭・首から肩にかけて酷く、右目周辺は擦ったり掻いたり出来ないので気が狂いそうになりました。

 

起きている間は、目をガードするためにメガネをかけて、夜寝るときは無意識に目を擦らないように右目に硬いアイカバーをサージカルテープで貼って寝ます。

 

痒さは夜布団に入ってからも襲ってきて右目周辺を避けて手のひらで何度も擦ってしまいます。そのうちサージカルテープを貼っている部分も痒くなってきてどうしようもない辛さで寝られませんでした。

 

それでも、痒さが酷いがプツプツ程度の滲出液だったので今まで経験してきたリバンドに比べるとまだましでした。

 

しかし術後2週間が経過したくらいから一気に滲出液の量が増え痒みも痛みも酷くなりました。

 

今回の辛さは結構なもので、今までのリバンドの中でも上位の辛さです。

 

滲出液は固まって顔全体が大きな瘡蓋で覆われているような感じがします。

 

口は少ししか開かず、瞼も固まり下がっているような感じがして目も細くなっています。

 

両肩・首筋からも滲出液が出ていて、首筋を痒さに負けて掻いてしまうと傷口が乾燥して突っ張ってかなりの痛みで首を回すのは辛く体全体でその方向を見るようにしています。

 

シャワーの時に固まった滲出液を流しますが、同時にふやけて剥がれそうになっていた皮膚もガンガン流れ落ちていきます。

 

シャワーから出た後もかなり憂鬱で、タオルで優しく水をふき取ると、すぐに顔・首筋が

乾燥してきて、シャワーで流れ落ちた皮膚の部分は赤く爛れ滲出液が出てきてコットンでふき取ってもすぐにまた出てきます。特に酷いのはおでこで汗のように流れ落ちてきます。

 

滲出液の出るのが落ち着くと後はその部分がヒリヒリしてきて、後はひたすら乾燥の固まった皮膚とヒリヒリが落ち着くまで待つだけです。

2時間くらいすると落ち着くというよりはその状態に慣れてしまうという感じです。

夜はずーっとパリパリでほのかにヒリヒリした状態が続きます。

 

術後3週間はこんな感じです。両腕は少し出ていますが、肩より下は術前と変わらずそこまで酷くありません。

 

リバンドになるたびに思うのですが、痒い・痛い以外にも、睡眠不足やストレスからくる倦怠感、行動するたびに乾燥肌が衣服などに擦れ感じる不快感なども常にあります。

本当はもっと早く手術の報告を書きたかったのですが、なかなか書く気になれず先送りにしていました。情けない・・・

 

他のアトピーの方のブログを拝読させてもらうと、リバンドにも負けず前向きに進んでおられる方がたくさんおられます。

 

やっぱ強いなぁ~

 

そう言えば、大学を出て初めて就職した時の先輩と会社を辞めてからも連絡を取り合っていて、その先輩が白内障の手術を気にかけて電話をくれました。

その時に先輩は、

 

「お前も、アトピー・喘息・白内障って色々あるなぁ。神様は弱い人間に病気や障害を与えることはないからな、与えても乗り越えることのできる強い人間にしか与えないからな!負けんなよ!」

 

って言ってくれました。20年前に出会ったときにも言われたことがありました。

何度言われても、心を支えてくれる有難い言葉です。

その先輩は高校時代にバイクで大きい事故をして、30年以上経った今も通院・入院を繰り返しながらも前向きに頑張っておられます。

 

僕の白内障の問題はまだ残っています。左目です。

 

眼科の先生には、右目みたいにギリギリまで放っておかないで左目はもっと早めにしてね。って言われています。

 

今回の手術を経て思うのは、もう手術はしたくないってことです。

 

ステロイドが合わないと思っておられる方は、あらゆる病気に用心してください。

 

皮膚科でなくても容赦なくステロイドを使われてしまいます。

 

用心してください。。。

 

今日は、THE BACK HORN の “ 未来 “ を聴きました。

 

 

たまに無性に聴きたくなってしまう曲です。

最近、刑事ゆがみでもこの2人共演していましたね。当たりドラマでしたね。。。