前回は大阪にいたところまでを簡単に書きました。
今回から東京へ移り住んでからの事になります。
全ての方に当てはまるかは解りませんが、私は大阪から離れたことに
より、快方へと向かい始めたのですが、それにも長い年月が必要でした。
東京へ出てから、皮膚科へ毎月のように通院し、薬をもらい、アレルギー
チェックをやってもらい、何のアレルギーかを確定させ、極力避けるという
方法で改善を計ろうとしました。
しかし、2年の間にすっかり悪化していた皮膚はボロボロで薬もしみて
痛くて塗ってもすぐに洗い流してしまう状態でした。
唯一、ワセリンは痒くはならなかったのですが、熱を持って痛痒いという
状態だったので、あまり使用しませんでした。
市販の保湿クリームやハンドクリームなども塗りましたが全く効果なし。
ただ、水が変わって、浄水器もつけて、食事も野菜を多めに摂るように
心がけていました。そして、体質改善を行うということで、漢方薬が処方
され始めたのは、ステロイドで皮膚が薄くなり、刺激に対して弱くなって
しまったため、ステロイドを減らす目的で根本からということになりました。
これが良かったのか、冷え性もかなり改善され、痒みも治まり始めました。
ただ、色素沈着を起こしてしまっていたのは全身に広がっていたので、
とてもじゃないけど、半袖などは着れないままでした。
自分が見ても「うわ~」と思うので他の人は余計だろうなという気がして、
何にも積極的に取り組めなくなっていました。
色素沈着を起こしていたところはガサガサで水気など全くなく、本当に
酷い状態でしたが、辛抱してワセリンを塗りこみ、タオルではなく、手で
身体を洗うようにし、ボディソープも2日に1回にして、できるだけ刺激を
与えないように心がけました。
すると、徐々にではありますが、広がるのが治まってきたんです。
人間の70%は水分と言いますが、本当に水の大切さを知った瞬間でも
ありました。
今でも、身体を洗う時は、手で全身を洗っていますので、これは本当に
オススメです。ボディソープは自分に合うものを評判に惑わされずに買うこと
をオススメします。
まずは小さいものでためし、それから大きいものを買うようにすると、極力
無駄も省けます。
さて、少しよくなってきた頃の兆しが見え始めた頃のことを書きましたが、
ここまで読んでくださってありがとうございます。
次回は、皮膚科に通わなくてもよくなった頃のことをお話ししたいと思います。