金本位体制で 日本はどうなる | サファイアのブログ

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画像の出典: richardkoshimizu'sblog & カレイドスコープ

[カレイドスコープ]金本位制の回帰で日本はどうなるのか

2014/07/18 9:00 PM '14金融危機, M資金, 通貨・銀行 / ヨーロッパ, 世界全体, 政治経済, 日本国内, 社会, 竹下氏からの情報, *政治経済
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竹下雅敏氏からの情報です。


 大変重要な記事で、こうした内容が書けるのはカレイドスコープぐらいしかないと思います。私も管理人の方と同意見で、アメリカには金はほとんど残っていないのではないかと考えています。おそらく、公式の金保有高の20分の1以下である400トン位しか保有していないのではないかと思います。この状況でIMFが金本位制に移行する旨を宣言すれば、カレン・ヒューズ女史が言っていた通り、アメリカは大混乱に陥ります。これまでのアメリカ政府の極悪非道を考えると、カルマとしては当然だという気もしますが、罪の無い市民はこれに巻き込まれてしまいます。
 ところで日本なのですが、おそらくタンス預金で1000トンほどの金を手元に所有していると思います。これが金本位制に移行した段階で、どの程度の意味を持つのかわかりませんが、混乱に巻き込まれることは確かだと思います。ただ日本は特殊な事情があって、ある個人が1500トンほどの金を運用しているようです。これは、噂されている莫大な金塊のほんの一部のようです。ただこの金が新しい金融システムに移行した時、どの程度放出されるのかまったくわかりません。板垣英憲氏はこれを天皇の金塊と言っていますが、天皇陛下はこのような金を所有していません。ここの部分を追求すると、明治天皇がすり替えられたという部分にどうしても行きついてしまいます。


(竹下雅敏)


なぜ、ワシントンは、長年リビアを悪の枢軸と呼び、リビアはアメリカを宿敵としてきたのか。
それはリビアが保有していた莫大な金塊が説明してくれます。
日本の現在の金保有高は、アメリカの10分の1にも届きません。
IMFが金本位制を宣言したら、日本は奈落の底に叩き落されるでしょう。

ドルの崩壊に備えて自国通貨を金で補強する各国

米ドルは、1971年のブレトンウッズ体制(固定相場制)の崩壊以後、金の裏付けを失って、ひたすら暴走してきました。
いつ大暴落するか、リスクが大きすぎて国際貿易決済には使えないと各国政府がドルから離れようとしています。

中国は「非アメリカ化」を公式に宣言しており、すでにユーロ圏と大規模な通貨スワップ協定(一定の為替レートで貿易相手国同士で通貨を融通し合う協定。あくまで二国間の中央銀行の間での協定で国家間の協定ではない。EUの場合はユーロ)を結んでいます。
これは、貿易の国際決済通貨としての米ドルを使わず、直接、二国間の通貨で決済しようという顕著な動きです。

中国は、今や金の生産高では世界一ですが、さらに5000トンから7000トンの金を世界中から買い集めようとしています。
これも、米ドルが崩壊した時に備えて、金で裏付けられた中国元を米ドルの代替にしようとしているのです。

ロシアは、さらにプーチンの指導の下、米ドルとの決別を国策として据えています。
まず、天然ガスの埋蔵量では世界一、ロシアのGDPの8%を占め、国家税収の25%を担っているガスプロム・ネフチは、天然ガス供給に対する報酬の受け取りを、今までの米ドルからユーロに切り替えるという協定に署名しました。署名したのは 、ロシアにとって大口の買い手数社です。

これに続いて、他のロシアの大企業も、米ドル以外の通貨に切り替えることを決めています。
また、ロシアの大手銀行も、米ドル以外の使用を拡大していくことを最重要課題と位置付けています。

金の購入は、ロシア、中国以外でも進められていて、韓国、タイ、メキシコ、ボリビアなどの国が挙げられます。
この他では、フィリピン、カザフスタン、ウクライナなどの新興国でも金の購入は進められています。

最大の金保有国は、もちろん、アメリカで、その金保有高は8133.5トンと言われています。

次いで、ドイツの3396.3トン、IMF(国際通貨基金)の2814.0トン、イタリアの2451.8トン、フランスの2435.4トン、中国の1054.1トン、スイスの1040.1トン、ロシアの936.7トン、日本の765.2トン、オランダの612.5トン、インドの557.7トン、イランの500.0トン、欧州中央銀行の5.2.1トンと続きます。(ソース)

日本の現在の金保有高は、アメリカの10分の1にも届かないというお寒い現状。

金本位制の復活を視野に入れて、アメリカを基準に考えるのであれば、日本のGDPは、アメリカの3分の1ですから、少なくとも日本はアメリカの8133トンの3分の1の2700トンの金を保有していなくてはならないことになります。





その一方で、中国は、アメリカと肩を並べようと、せっせと金を買い集めているのです。

2013年2月、ドイツ連銀が、アメリカとフランスに保管している分の674トンを、本国のドイツに戻して管理する意向を示したのです。
この674トンのうち約300トンは、米・連邦準備制度理事会に預けてあるのですが、返却に際して行うドイツの監査を米・連邦準備制度理事会は拒否したのです。

その代わりに米・連邦準備制度理事会が出してきたのは、今後7年間で、預かっているすべての金をドイツに返還するという「分割引き渡し計画書」でした。

実際に、金の多くが保管されているのは、ケンタッキー州の工業都市ルイビルの南にあるフォート・ノックス陸軍施設の敷地内にある堅固な建物の中であると言われています。

この建物には、約5000トンの金塊が保管されていることになっています。
残りはニューヨーク連銀などに分散されて保管されていると言われていますが、実態は判然としないのです。

ドイツの返還要求に応えられなかった米国側の対応に、ドイツ国民は、「もうアメリカには金は存在しないのでは」と疑心暗鬼になっています。

というのは、フォートノックスに保管されているのは、実は金とほぼ比重が同じのタングステンに厚い金メッキを施したものに過ぎないと、かねてから言われているからです。

アメリカには、金塊はないのかも知れない 

2008年に、エチオピア中央銀行から南アフリカに輸出された金塊がニセモノであることが判明しました。この金塊は2003年にイギリスから購入したものであったということです。  

2009年10月、中国がアメリカから買い入れた金塊のうち、念のため3本を取り出し穴をあけて調べたところ、こちらも、タングステンに金メッキしたものであることが判明したのです。

中国当局は、早速調査を開始。
15年前に、アメリカの精錬施設で64万本のニセモノの金塊を製造し、アメリカ財務省金管理庫へ運ばれたことが判明したのです。
この金塊は不法に売却され世界中に広まっているのだといいます。(参考記事)

アメリカが保有しているという8133.5トンも、本物の金は、本当のところ、その数分の一もないのかも知れません。

今年の3月のある金曜日の深夜2時頃、国籍不明の輸送機がウクライナのボルィースピリ国際空港から飛び立ちました。

この様子を一部始終を見ていた航空の職員によると、全身黒装束に身を固め、機銃で武装した特殊部隊の屈強な男たちが、静かに、そして手際よく、その謎の輸送機に金塊を運び込み、暗闇の空に飛び立っていったということです。
その金塊の量は、33トンと報じられています。

クローバル・リサーチを主宰するチョスドフスキー博士によって立証されている事実です。
ウクライナ政府が、せっせと買い集めてきた金塊のほとんどが、アメリカに持ち去られたのです。

金で強いアフリカをつくろうとしていたリビアのカダフィー

なぜ、ワシントンは、長年リビアを悪の枢軸と呼び、リビアはアメリカを宿敵としてきたのか。

それはリビアが保有していた莫大な金塊が説明してくれるでしょう。

殺害されたリビアのカダフィー大佐は、石油を西側に売ったマネーを金に換えて保有していました。
彼の夢は、金本位制にもとづくアフリカのブロック経済を構築して、西側諸国と対等に渡り合える強いアフリカをつくることだったのです。
カダフィーは、アフリカの最後の希望の星でした。

西側の多国籍軍がリビアを占領した直後に真っ先にやったことは、反政府軍によるリビア中央銀行の設立でした。

米・英を中心とする多国籍軍は、世界の資源を支配下に置いて、これをコントロールしようとしているのです。
西側は、すべての人間、すべての動植物、すべての資源を管理する「アジェンダ21」に忠実に、こうした国々を計画的に占領しているのです。

そして、それらの国々から金を強奪し、やがては今まで守ってきた米ドルによる覇権までをもかなぐり捨てて、IMF(国際通貨基金)の専務理事、クリス ティーヌ・ラガルドが、公式の国際会議で再三宣言しているように、「国際通貨をリセットして、代わりに世界通貨に置き換える」ことを実行するのです。

その世界通貨の裏付けこそが「金」なのです。

近いうちに、1971年のニクソンショックの時、突然、それまでのブレトン・ウッズ協定の下での固定相場制を廃棄して変動為替相場制に移行したように、今度は逆に、その変動為替相場制を突然、廃棄して金本位制の復活を宣言するでしょう。

それは、おそらく世界政府の財務省になるIMFが、破綻寸前の詐欺国家、アメリカを使って宣言させるはずです。

これこそが、「正・反・合」の弁証法を使った世界支配層による人類の奴隷支配なのです。