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「穢(けが)れと差別とキリスト教」 
2012-07-14 00:00:41 nobuyuki22の投稿

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 動物は神の贈り物である、とキリスト教は教える。動物を屠殺(とさつ)し 血抜きをした新鮮な肉を食べ 釣った魚を料理することは神の摂理に叶(かな)っている、と説くのである。だから 捕鯨反対を唱え 鯨肉の美味さが世界に定着すれば牧畜業者の獣肉販売が低下すると考える欧米人は キリスト教の教義に違反している。キリスト教にとって人間を除くあらゆる生物は疑いもなく神の贈り物であり 人間の生命維持の為に必要不可欠の存在なのである。だから 欧米においては皮を剥(は)血を抜いて食肉を供する職業が卑(いや)しまれることもなく 差別の対象となることはない。


 キリスト教徒の差別対象は新約聖書に載っている。曰(いわ)く 「ユダヤ人は悪人である」と。ユダヤ人を指して悪人とする理由は唯(ただ)一つ 「キリストを殺したから」である。ユダヤ教の神殿派、律法派が「ヤーベはユダヤ民族の神であり ユダヤ民族は神に選ばれた民である」とするのに対し キリストは反発した。ヤーベは人類の神であり その神の愛は普遍であると主張したのである。このイエス様はなかなかに過激な一面もあって 神殿で行われる祭礼の日に出店する屋台をひっくり返すような乱暴を働くこともあったらしい。そんな対立に業を煮やした神殿派、律法派の面々は イエス・キリストをローマ提督に告発し 死刑の判決をもぎ取った。当時 パレスチナを植民地としていたローマ帝国のピラト提督は 祭礼の日に恩赦(おんしゃ)する慣例により強盗殺人を犯した盗賊とキリストのどちらかを助けるとユダヤ民族に諮(はか)ったのである。しかし ユダヤ教を民族のものとし ヤーベはユダヤ民族の神であると信ずるユダヤ民族は盗賊を助け キリストを磔刑(たっけい)にすることを望むのである。かくして イエス・キリストはゴルゴダの丘で十字架に掛けられるのであるが これを指して新約聖書は「ユダヤ人は悪人である」と明記することになる。

日本の差別は違う。同和問題とされている。穢多(えた)、非人の差別がそれである。動物を殺し皮を剥(は)ぎ 血を抜いて食肉とするのが(けが)であるとして差別の対象となってきた。欧米では一般的な食肉業者が 何故差別の対象となったのか。それはバラモン教、ヒンドゥ教の考えであり 仏教に原因がある。勿論 バラモン教を遠祖とする日本教神道も同根であろう。肉を食し 鎧に牛皮を用い 矢に鳥の羽根を使用しながら 生産者を差別する理不尽極まりない歴史は「輪廻転生」を原因としている。


  永遠の輪廻転生を繰り返すことを苦しみと捕(とら)え 解脱(げだつ)の道を仏教に求めたのが釈迦である。天上界、人間界、修羅界、畜生界、飢餓界、地獄界のいずれかに転生することを考える時 家畜、鳥、虫などの生物が自分のご先祖様であるかもしれないとして 不殺生(アヒンサー)としたのがバラモン教である。バラモン教の発展形であるヒンドゥ教、ジャイナ教、仏教も不殺生を堅持し教義としている。この教義を忠実に実践しているのが菜食主義者である。大根、人参、蕪(かぶ)のように土中に成実する野菜を掘り起こすと虫を殺す可能性がある為 根菜は食べないほどの徹底した菜食主義者も存在するそうだ。輪廻転生と不殺生を教義に持つ宗教、現ヒンドゥ教が征服民族と被征服民族を峻別する為に創り上げたのがカースト制度である。バラモン(僧侶)、クシャトリア(貴族、軍人)、ヴァイシャ(一般人)、シュードラ(奴隷)の4階級に加え 2000~3000のジャーティ(職業)を混在させた為に 誠に複雑な社会階級を構成している。今はジャーティが4階級を横断的に偏在しており その4階級のいずれからも排除された第5の階級が作られて それを不可触民(パンチャマ)と称している。

日本の差別問題は欧米、インドのどちらでもない無理矢理に捏造されたものである。しかし 宗教的差別構造であるカースト制度に因を持つことに間違いはなかろう。抑々(そもそも) (けが)の概念はヒンドゥ教をそのままに輸入している穢れが 罪、禍(わざわい)、過(あやま)ちであると教えたのはヒンドゥ教である。インドでは海を渡ることさえ穢れであり かのマハトマ・ガンジーでさえイギリス留学を終えて帰国した折 聖なる瘤(こぶ)牛の糞を顔と体に塗りたくり その尿を飲んで穢れを払ったと言うのである。死と血の穢れも同様に罪であり禍である。男女平等を唱える女共が聞いたら激怒するであろうが 出産と生理に伴う血も大いなる穢れであり 出産、生理時の女は絶対に主家で生活をすることを許されない。まさに 理不尽であり許されざるべき事ではないのだが これが宗教であり、そのヒンドゥ教が世界第3位の宗教であることも事実である


 このヒンドゥ教の穢(けが)れの概念を輸入し 四方を海に囲繞(いじょう)された日本が独自に発展させたものが 日本教神道の宗教概念「穢れ」である。だから 穢多(えた)、非人なとおいう何ら根拠の無い被差別民を捏造したのは ヒンドゥ教の前身バラモン教であると考えられる。インドと違うのは 聖牛の糞尿に替えて清冽(せいれつ)な河川や海の水が禊(みそぎ)に使用されることである。そして このカースト制度を統治に利用したのが豊臣秀吉徳川家康である。士農工商の4階級の下に穢多(えた)、非人を置くことで 不遇を託(かこ)つ国民に精神的優位を与えようとしたものと思われる。しかし 今 士農工商はなく一般的に国民は皆平等である。ところが 未だに日本で 特に西日本で同和問題が取り沙汰されているのは不可思議であると言わざるを得ない。それは恐らく日本人が正しい歴史を検証することもなく 宗教をなおざりにして来たことにも他ならない。破戒坊主が蔓延し カルト宗教が左道を提示する中で 宗教を考えるのは難しいことであろうが 日本を再生させる為にはこの穢多(えた)、非人差別問題を徹底的に検証すべき時に来ていると思われる。そして彼らの冤罪(えんざい)を晴らすべきだ。


 穢多(えた)、非人差別がヒンドゥ教のカースト制度の輸入によるものであり 何ら根拠の無い差別であることがお分かり戴けたであろうか。秀吉の時代より現在まで 理不尽な差別に苦しめられ冷遇され 穢多(えた)、非人呼ばわりされた大和民族には心よりお詫びをしなければならない。しかし 同和問題を逆手に取り 圧力団体として社会正義を踏み躙(にじ)ろうとするのは許せない。中にはわざと同和団体に加入し 政治的圧力を翳(かざ)して乱暴狼藉(ろうぜき)を働くなどは 日本の伝統文化と歴史に対する冒涜(ぼうとく)でもある。出来得る限り早急に穢多(えた)非人問題の歴史的検証を果たし 逆差別を政治利用する不埒(ふらち)な悪人どもに鉄槌(てっつい)を下したいものである




          ここまで 梧葉秋声子(ごようしゅうせいし)  様のきじより転載 


 

日本を再生させる為にはこの穢多(えた)、非人差別問題を徹底的に検証すべき時に来ていると思われる。そして彼らの冤罪(えんざい)を晴らすべきだ。



大津事件の根っこを追求していかなければまた同じことが繰り返されるであろう