ひろし「右手触ってやると右利きになるから」
とか言い出した。
度々言いながら息子の右手を触る。
そんなの関係ねーよ、と思いながらも無視してたら
よし子も言い出して
抱っこする度に
「右利きになるように右手さわってんの。」
と言う始末。
うざいけど無視してたら
ある日、親戚の聖子さんが来たから一緒にお寿司食べなーい?
とよし子に呼ばれ
どーせ聖子さんに孫見せたいんだな、と思い一階に行った。
寿司を食ってると
まーた、よし子が息子を抱いて「右利きになるように右手さわってんのー。」
て言い出した。
で、聖子さんが話を広げちゃって
利き手の話になっちゃって
よし子が
「でもぎっちょの人って器用なんだってね、見た目悪いけど。」
といい放った。
あーあ。
実はわたしの父方の祖母は左利きを矯正されていて
何をやるにもぎこちなかった。
でも小さい頃から右しか使っていないから、今さら左でも出来なくて苦労していた。
そして、わたしの姉も左利きで
小さい頃、母が右に矯正させようとしたけど
姉はそれが苦痛で
結局母が見てるときは右で、見てないときには左を使っていて、矯正は断念されていた。
姉は習字だけは学校で表彰されるほど右手で上手に書いていた。
姉曰く、この世の中は全部右手用に作られてるから、右利きだったら何の問題もないけど、左利きだと多少不便はある。
でも矯正もしんどい。と。
そして、姉の息子も左利き。
姉は甥っ子を左利きのまま育てている。
たいがいのひとは左利きなんだねーとか、サウスポーなんだねーとかで流してくれるけど、まだ、よし子みたいにぎっちょて言う人もいる。
ぎっちょ、しかも見た目が悪いとまで言ったよし子。
姉がカフェでバイトしてたときに左手で料理を置いたら、
「左手で置いて、やな感じ」
と言われたこともあったらしい。
これも難しい問題だけどさぁ。
見た目が悪いとか言うな。
ぎっちょとか言うな。
そりゃ、右利きに生まれれば何の問題もないのかもしんないよ。
でも生後数ヶ月の赤ん坊にそんなこと言うの無意味でしょ。
まだ利き手なんてわかるわけないし、触ったから右利きになんだったら苦労しないんだよ!
そうやって差別する人がいるから右利きにしたいんでしょ?
でも誰よりも差別してんのはお前だろ!
でも最近は矯正する人は少ないみたいですね。
100円ショップでも左利き用のハサミとか売ってるくらい、オープンになってきてるし。
でも逆に姉は右利き用のハサミを左手で使ってきたから左利き用のハサミだと切りずらいと言ってた(笑)
長いので続く。
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