ぼくは本を読んだ時、書かれている内容はもちろんのこと、書き手が何故この内容を書くことを選んだのかその理由を問いかけながら読み進むようにしています。
本を書くという作業は大変な集中力、思考力を要します。書き手がこのトピックを選んで書きたいと判断したことには必ず理由があるはずです。書き手が読者に伝えたいことだけをすくい取り、その動機付けに共感できるか、可能な限り状況を再現して想像力を働かせます。そうする事で、書き手がどうしても時間と手間を割いてまで書きたい、伝えたい事がぼんやりと浮かんできます。このように読み進んでいくと、書き手が頭の中で語りかけてくるように文章が入っていきます。
そうすると、文字には表せなかった背景が浮かんできます。同じ環境に自分を重ね合わせ、書き手と同じ視線で同じ答えに至るのか、それとも異なる意見になるのか、書き手と頭の中で対話するのです。
書き手の意見も尊重し、そして自分の意見もしっかり主張する。そのような対話を頭の中で続ける事で、より深い理解へと進む事ができるようになります。
同じ本を読んでも、読み方や想像力を働かせる事で、得るものは大きく違います。上手に書かれた本ほど、語りたい事がはっきりと整理されており、どんどん速読の早さも上がっていきます。
このようにただ読んで真似るだけでなく、自分でも考えて読むようにすると、身につくスピードも速くなっていきます。是非試してみて下さい。
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作佐部 孝哉
