日本の電機業界は復活するのか?
現在、日本の電機業界はガタガタの状態です。
パナソニック、ソニー、シャープなど名だたる大手企業は軒並み経営が悪化しています。
なぜこれほどまでに企業経営が圧迫されてしまう状態になっているのでしょう。
それは、企業をとりまく社会情勢が大きく変化したためです。
1、国内需要の低下
日本は、経済が豊かになり、「欲しいものがない」と言われる時代になったこと。そして、少子化、高齢化により、需要そのものが減ったこと。
これらにより国内の需要はかなり低下しています。そしてこの傾向は今後も続くはずです。
2、海外勢の技術力アップ
経済成長時代は、日本の技術力に比べると外国企業の技術力は低かったので、日本製品はよく売れました。ですが、今や技術力は日本と遜色ないほど上がってきています。
特に韓国は今や日本以上に技術力があるほどで、いずれ中国も日本と肩を並べるでしょう。
3、円高、原油高、資源高
円高により部品調達コストは下がりますが、輸入するのには不利になっています。特に海外との価格競争力がかなり落ちています。
多くの企業は日本での生産から海外への生産へシフトせざるを得ない状況が加速しています。
原油をはじめ、あらゆる資源が、世界と争奪争いとなっているため、円高効果も相殺されてしまっています。
世界的に人口が増えていて、発展途上国が豊かになってきているため、この状況は減速することはなくむしろ加速しそうです。
さて、
「このような状況で果たして日本は復活できるのでしょうか?」
たいていの場合、経済的な豊かさを復活とするかもしれませんが、経済はむしろ停滞していくと思います。
ですが、実はこれは日本が変化するチャンスになると思います。
「経済的な豊かさから精神的な豊かさへの転換」
です。
これはよく言われることですが、なかなか進んでいません。
今こそ、これを目指すべきです。
私達はすでに経済的な豊かさが幸せをもたらさなかったことを経験済みです。
ですから、今後はエコノミックアニマルを目指すのではなく、心豊かに人生を生きることにフォーカスすべきでしょう。
そのためには、
「個人個人が自由に自分が好きなことをできる社会、それを許しサポートする社会」
にしていくことが大切です。
もちろん、経済的に食べるのにも困るのでは問題ですから、経済活動は必要です。
経済活動に関しては、
「日本独自の技術や精神性を取り込んだ商品やサービス」
を展開していくのがよいと思います。
大量に売れなくても、そこそこ売れたらよしとし、それ以上の利益を求めないようにします。
すると、働く人の心にも余裕が生まれます。
ひとりひとりが幸せを心から感じられる。そんな社会を作れば、日本は世界から再び注目されるはずです。