やっと初釣りに行けて、よかったのか悪かったのか？

１月２８日（土曜日）、いつもの尾鷲に行ってきました。

やっと今年の初釣りに行ける事が出来ました。
１月は行事も多くって、なかなか時間のやりくりに苦労して釣りの時間が作れませんでしたが、週末の天気も快方に向かっていたので合間を縫って行ってきました。
定刻の５時４５分に２０名弱の釣り人を乗せて立神方面に向かいます。
順番に釣り人を降ろして行き、上磯から中磯に向かう時には３名しか船には残っていませんで、結局私は最後に残りものの磯に上がりました。

希望はサギザキのハナレに乗りたかったのですが、川端さんが先に取られてました。
さてさて、残り物に福があるかも知れないと思い、作戦を立てるべく観察するとスケスケの海になっているではありませんか。
今日の釣りは厳しい状況になりそうです。
７時半に実釣開始です。
始めから攻めの仕掛けで、しっかりとシモリの中に縦から仕掛けを入れるつもりで２Ｂのウキで誘導１ヒロのタナでハリスにＧ５を２個段打ちして足元を狙います。
サシエが残ったままが１時間ほど続いた時に、仕掛けがシモリの壁に吸いつくように潜っていってウキがするどく入ったのでシモリと反対方向に合わせて竿を寝かせます。
それほど重くなく、竿のしなりで上がってきたのは３３㎝の口ブトでした。

なんとか初釣りでの○ボーは免れました。
しかし今日の海は渋いです。
餌取りも無くサシエも残りっぱなしで突然食ってきました。
ここでちょっとでも活性があがったかと思われましたが、その後もまた沈黙です。
水位が下がってきたので、先端に移動して足元のオーバーハングになった根の下に仕掛けを入れているとコッパですが上がってきました。
続いて同じような所で直ぐに３２センチが上がってきました。

しかし今日の海はこれが瀬一杯といった所でした。
潮が下がるにつれてますます厳しく、海の色も一段と澄んで見え、底が確認出来るくらいまでになります。
少し沖の駆け上がりに的を替えて仕掛けをい入れて行くと、底物のガシラが食ってきます。
粘り強くシモリ回りを攻めても根掛りばかりを繰り返しウキを３個もロストしてしまい、仕掛けを作り直すこと８回でした。

結局このまま納竿を迎えてしまいました。

船の上では、どこも厳しかったようでグレの顔すら見れなかった所が多かったそうで、それなら顔が見れただけでも残り物の福を頂いたのかと納得して帰路に着きました。