大覚寺 | わらしべ長者の京都神社仏閣巡り

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ちょいワルおやじの徒然なる日記…

最近のマイブーム「御朱印集め」に京都を中心にあちこち走り回る(で、あろう)日記(になる予定)

果たしてこの先どんな物語があるのやら…

最近、公私共に慌ただしくブログの書き込みがストップしていました…ガクリ

ちょっと時間が開きましたが、今回は先月行った大覚寺についてデス!
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大覚寺(だいかくじ) : 真言宗大覚寺派の大本山。山号は嵯峨山。
本尊は不動明王を中心とする五大明王、開基は嵯峨天皇。嵯峨天皇の離宮を寺に改めた皇室ゆかりの寺院との事。また、鎌倉時代から南北朝時代に後宇多法皇がここで院政行うなど、日本の政治史に深い関わりをもつ寺院。
また、嵯峨天皇に始まるという華道嵯峨御流を今に伝える寺でもあるそうです。
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大門から中へ入ると…
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式台玄関が見えます、その前庭の右手に見事な松の低木がありました。
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受付を済ませていざ中へ…最初に宸殿へ進むと目前に白砂敷の大きな前庭が広がります。 
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宸殿から五大堂(本堂)を望む…
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宸殿は江戸時代に後水尾天皇から下賜された寝殿造りの建物で、吊り上げの蔀戸(しとみど)が平安、鎌倉時代の建物かと思わせる造りでした。
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蔀度の金具には蝉の飾りが付けられています。
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さすがに院政の舞台となった寺院、天皇家の証「菊のもんもん」があちこちに見られました…
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先を進むと伽藍を繋ぐ廊下があちこちに伸びています。思わず迷子になってしまいそうな不安が脳裏をよぎりました(笑)
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霊明殿 : 総理大臣を務めた斎藤実が昭和3年に東京の沼袋に建てた日仏寺の本堂だったもの。昭和33年に当時大覚寺門跡であった草繋全宜(くさなぎぜんぎ)が移築した。縁板まで含め総朱塗りとした建物で、阿弥陀如来が本尊。
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床まで見事な朱塗り!そして綺麗にピカピカ!何となく恐る恐る歩を進めました…
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  • 心経殿 : 御影堂の北に位置し、大正14年建立の鉄筋コンクリート造の小さな八角堂、壁面は奈良の正倉院を連想させる校倉造風。内部には嵯峨天皇、後光厳天皇、後花園天皇、後奈良天皇、正親町天皇、光格天皇の直筆の般若心経が収蔵されており、薬師如来像が安置されているそう。内部は非公開で、開扉は60年に一度との事。建物は国の登録有形文化財に登録されているそうです。
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    まだ真新しい感じがする建物ですが、大正時代の建築との事。鉄筋コンクリート造りの建物が国の登録有形文化財となっているとは、ちょっと以外でした。


    そして御朱印です。
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    20数年前に参拝した時には写経した記憶があったのですが今回は時間の都合もあってパス…もう、なかなか来れなくなるのに…残念。


    ここで私事ですが…

    実は私、7月に転勤となり京都を離れてしまいました(T_T)

    なかなか寺社巡りもできない…残念!
    京都の寺社の御朱印蒐集もできない…残念!!
    それよりも枯山水を眺めながらのんびりできない…残念!!!

    これからは、寺社巡りのブログ更新があまりできなくなるかも知れません…
    皆さんのブログを覗きに行く事が多くなりそうです。

    皆さん、これからもよろしくお願いします!