皆さん、こんにちは。
今日は、地震関連に行く前に、先日英国の科学雑誌に掲載され話題となった「スーパーフレア」について、簡単に解説してみようかなと思います。
まずは、下記を見て頂ければと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=83onTBmvT3A
JSTサイエンスニュース:http://sc-smn.jst.go.jp/top/index/news
Youtubeをご覧頂けない方もいらっしゃると思いますので、私なりの解釈も加えながら簡単に解説しておきますね。
この映像は、JST独立行政法人科学技術振興機構のサイエンスニュースと言うものです。
内容ですが、スパーフレアとは何か?そして、私達に直結する問題と危機、それに対する観測体制について解説しております。
このブログでは、度々太陽フレアについても報告して参りました。
太陽フレアとは、太陽表面で起こる爆発現象で、表層で見られる黒点群で起きます。
爆発により放出されたプラズマ粒子が地球に到達すると、地球の磁場と衝突しオーロラを発生させ、強大になると地球磁場自体にも影響を与えます。
また、送電網や通信網にも障害を起こす事もあります。
1989年3月に起きたX13の大規模フレアは、カナダのケベック州全域の電力網を破壊させ、9時間にわたり600万世帯が停電、復旧に数ヶ月を要したとあります(一部ウィキペディアより引用)。
過去最大レベルは、2003年11月4日に発生したX28が記録のある範囲では最大で、この時は地球をそれた為、被害は報告されておりません。
また、地球磁場への影響から地殻活動に関する影響説もあります。
東日本大震災前にXクラスのフレア直撃があり、磁場が猛烈に影響を受けていたことは有名な話です。
今回話題となっているスーパーフレアとは、この数百倍~一千倍の規模と考えられており、仮に地球に正対した場所で発生した場合、送電・通信ばかりか、生命に関わる被害を齎す可能性があります。
何故今になって騒ぐのかと言うと、今までは、太陽系の太陽に関して、成熟した恒星である上に、木星や土星の様なガス状惑星が至近に存在しないことから、スーパーフレアは起こり得ないと考えられておりました。
しかし、この程、京大チームのレポートにより、我が太陽でもあり得ると確認されたのです。
では、何時?
もちろん、究極的には直前にならなければ判らないのですが、統計的には以下のように考えられます。
水爆一千万個レベルのフレア…1年に1回。
水爆1億個レベルのフレア…10年に1回。
水爆10億個レベルのフレア…百年に1回。
水爆100億個レベルのフレア…千年に1回。
仮に、専念に1回レベルのフレアが、地球に正対した場所で発生した場合、上記のカナダでの事象が、全地球規模で発生すると考えられております。
更に、1万年に1回と言う事象が発生した場合は、地上の生命に被爆と言う大きな危機が生じるでしょう。
ある学者の仮説には、恐竜絶滅は巨大隕石が地球に落ちた為ではなく、このスーパーフレアが原因なのでは無いかと言うものがあります。
これは、決して空論では無く、地中深くや海底が生存圏の生物が生き残った経緯に合致するからです。
さて、何時と言う話に戻りますが、2013年5月と言う説があります。
これは、太陽活動の累積データから推測される黒点群の出現予測で、超巨大な黒点が現れる可能性がある事に端を欲した話のようです。
現在では、NASAもその可能性はほんの数パーセントとし、対外的には非常に考え辛いと言う見解を示しています。
この説に、都市伝説的な仮説が加えられたものは、時節が近づくにつれて今後も増えてくるでしょう。
私論では、彗星の近日点通過予測と黒点予測を鑑みると、現在から数年間はX20~30レベルのフレアが起きてもおかしくないものの、超巨大スーパーフレアが直近に迫るとは考え難いと見ています。
但し、今後も先だって出現した1476黒点群の様な巨大黒点群は、頻繁に発生するのでは無いかとも思っています。
恐らく、この様な超巨大スーパーフレアを発生させる黒点群は、目視(専用のグラス着用の事)出来るでしょうし、出現前にSTEREO衛星で捉えられるはずです。
通信や送電に対する影響もさることながら、地殻に対する影響も大変心配な話ですが、いかんせん地震同様止めることは出来ない話です。
悪戯に恐れパニくるのではなく、情報を得る手段を確保して、正しい知識を備える事、それが今出来る最善だと思います。
因みに、今日の太陽は、14日に156と言う多数を観測した黒点も114個と減少し比較的静穏ですが、1482と1484黒点群が今後活動を強める可能性があり、Mクラスのフレアが発生するかも知れません。
では、後程、地震関連のブログで。
Marianafan HIRO