マッチを知らない子ども | 微塵のごとく

微塵のごとく

大震災からブログをお休みしていました。あれから、8ヶ月。ブログを再開しようかなと思いますが、さぁて?!

私には、二人の孫がいます。


二人とも男の子で、


お兄ちゃんが小学校3年生、弟は幼稚園児です。


1週間ぐらい前だったか、雨の日のことです。


兄ちゃんが、ずぶ濡れになって学校から帰ってきました。


朝、傘をもたせたはずなのに、傘もささず、びしょびしょです。


「傘はどうしたの?」


 クサンティッペ(私の妻)が、聞くと、


「傘が開かんかったんよ」


そんなやり取りを聞いたのは、夜のこと。


私は早速その傘を手にしました。


なんてこたない。 ちゃんと開きます。


「でも、爺ちゃん、押しても開かんかったんじゃけえ」


うん? この傘は、ワンタッチじゃないんだぞ。


そうです。手動で開く、普通の傘です。



最近の子どもは、いや、うちの孫は、

ワンタッチの傘しか知らなかったんです。(笑



そして、びっくりしたのは、孫がマッチを知らなかったこと。


いのちの海へ-マッチ


「マッチって何? 食べれるん?


 えっ! 火をつけるもんなんかぁ?


 どうやって、火をつけるん?」


次から次へと、矢継ぎ早に聞いてくる(笑


ワンタッチの傘とか、チャッカマンしか見たことがない

我が家の孫たち。


人類が、火を使うことを発見したのが、文明の始まり。


傘を発明した人も、大変な文化人だけれども、


マッチの使い方、傘のさし方もしらない現代の子どもたち。


そんな現代が、果たして文明社会なのかな って。


ちょっと思ったことであります。(笑


広島ブログ にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 戦うオヤジへ
にほんブログ村