香盤順に感想です
一番は、KAERAさん
初見です。サンバ調の曲で黒の水玉ドレス。TSの雰囲気もありますが、笑顔を振りまき、明るくて、しかもセクシーなダンス、そして、ポーズ中心のベット。
私的には選曲、ダンス、ポーズのバランス良いステージで、1回目は見ていませんが、その笑顔と相まって、「楽しい1日を過ごしましょう」と言っているようで、トップを飾るにふさわしい踊り子さんだと思いました。
二番目は、鏡乃有栖さん
初見です。さて、今度は、昭和の歌謡曲、フォークでのステージ。
マイクを手に歌い踊る姿はアイドルのようですが、あまり笑顔はありません。赤い肌襦袢でのオナベッドは、赤い照明の中、襖の隙間からイケないものを覗き見るような卑猥さを感じさせました。また、ポラやオープンの時の「バージンブルース」の選曲など、まるで、野坂昭如さんが演出でもしたようなアングラ調のステージでした。
ワカミホさんのステージでも使っていましたが、黒色すみれの曲が似合いそうです。
先の合ポラの時には、金髪アフロではしゃいでいた笑顔を思うと、笑顔を見せないステージとのギャップから、「演技派」の踊り子さんと感じ、後で、ストファンのSNSで聞いてみると、やはりスト以外でも活躍されているようです。ちょっと気になる踊る子さんを発見しました(笑)
三番は、莉奈さん
やはり初見です。スレンダーで明るい今風の美人です。
90年代POPSに乗っての明るく笑顔を絶やさない楽しいダンス。
踊る姿が絵になる、カメラで連写したらその1枚1枚が美しいポートレートになるであろう、そんなダンスです。
ところが、ベッドになると一転して、思いつめたような表情。ダンスとは180度違う、暗い雰囲気の中でのオナベッド、そして、スレンダーでしなやかな肢体が美しいポーズベッドへ。う~ん、カッコイイ。
四番、華野るるさん
初めてお会いしたのは1年前のTS、そして1年ぶりの再会です。手足が長いだけでなく、まだ1年目とは思えないメリハリある動きに、「大きな劇場で観たい」そう感じさせる踊り子さんでした。(実は、この時は、未だ見ぬ華野るるさんをメインに行ったのですが、その理由はまたいつか・笑)
1年ぶりのるるさんは、あの時以上の素敵なステージを見せてくれました。
アラブ・中東風のダンスでした。これまでの、何人かの踊り子さんの演目で見てきたものとはちがいました。ベリーダンスを基調にした柔らかく艶めかしいダンスではなく、鈴や太鼓の複雑なリズムに合わせた、激しく細かい動きのダンスです。速いリズムで力いっぱい動かすのではなく、長い手足はちゃんと制御され、狭い花道をジグザグに移動したり、勢いよく突き出された腕の先では、長い指が曲線を描いているなど、ダイナミックだけど繊細な動きです。元気いっぱいの素晴らしいステージでした。
ポラの時も、元気よく明るい声で楽しそうです。凄いダンスでしたねと言うと「振付の先生が考えてくれました。」と嬉しそうに話してくれました。「ステージ大好き!」といった様子に、こちらまで嬉しくなりました。
もっと関東に来てほしいですね。
その3につづきます…