
ミュージカルです。
突然、出演者が歌い出す(笑)といったものではなく、心の内の想いや妄想の表現として、歌が使われるというもので、シリアスな演技をシラケさせるような映画ではありませんでした。
タモリさん、ご安心を(笑)
ただし、肝心の物語の方は、あまり起伏のない、面白くない話です。
フェリーニの『8 1/2』を進化させ9(ナイン)となったそうですが…
偉大な天才と呼ばれる映画監督のグイド、新作の題名も主演俳優も決まり、マスコミや制作会社の期待も高まり、全てが揃い、クランクインまで後数日…
とにかく、豪華な女優陣のミュージカル・シーンを観せる為に作くられた、それはもう、夢のような(笑)、お祭り騒ぎです(爆)。
ゴージャスで、
ダイナミックで、
セクシー。
歌も、上手い!
ミュージカル・シーンと言うより、独立したショウと呼べるほどで、一人一人の歌と踊りは、その女優の雰囲気に合っていて、ショウの部分だけ集めて観ても十分に楽しめます。
DVD出たら絶対にそうします(笑)
ロック座のステージにそのまま使えそうです。
実は、女優さんを踊り子さんに置き換えて、脳内ステージは開演してます(爆)