5/4 西川口テアトルM④ | ヤマモト探険記

ヤマモト探険記

気の向くままの街歩き。

香盤3、夏川あきさん、京はるなさんチームショー。


夏川あきさんの登場、弓矢を持って、時代劇の猟師、マタギのようです。

狙いを定め、弓を放つと失敗。次は見事に、ウサギをゲット。でも、満足はしてないようです。そこで、今度は縄を持ち出し輪を作り、輪の中にリンゴを置きました、罠です。

マタギがいなくなると、キツネが出てきました。


京はるなさんの登場です。しかし、カワイイ、大きな耳と太い尻尾を着けて、四つん這いでぴょんぴょん跳ねながら、舞台を一周。

盆の中央のリンゴを見つけると、匂いを嗅ぐように、頭を低くし腰を上げて、リンゴの周りを回ります。

これ完全にサービスポーズです。下半身は尻尾しか着けてないので、尻尾の下を見ようと、 カブリツキのお客さんの頭が一斉に動いていきます(笑)


リンゴに齧り付くキツネ、脚に罠がかかり、マタギが縄の端を引き寄せます。

あわてるキツネ、必死にあばれ回ります(ここでも、サービスポーズが)。

キツネの必死の様子に、マタギは罠を外します。

状況の変化に戸惑うキツネ。逃げろと促すマタギ。

ペコリと頭を下げ、片脚を引きずりながら逃げて行くキツネ。

情けをかけたことを一寸後悔したようにも見えるマタギでしたが、荷をまとめて家路に。

家に帰り、少ない獲物にガッカリした様子で、横になるマタギ。


物音に戸を開けると、娘がひとり、ざるに盛った果物を差し出します。

片足を引きずる様子に、不審に思い頭の被り物を強引に取るマタギ。

娘の頭にはキツネの耳が・・・


長々書きましたが、このお芝居、面白いです。これまで見たチームショーはと言えば、曲に合わせてのダンスショーであり、物語仕立てであっても抽象的で、すべて、踊りでの表現でした。

しかし、今回のは完全に芝居、誰にでも判る寸劇とは言え、無言劇でした。

最初は、戸惑いましたが、二人の表情がいいですね、特に夏川あきさん(宝塚の男役みたいです)台詞も無く、大げさな身振り、手振りも無く、顔の表情だけで、マタギの寂しさ、葛藤を表現していました。


「キツネの恩返し」はやがて、娘とマタギの愛の交感へ

いわゆる、レズショーですが、今回は完全に男役を女性が演じているだけで、レズビアンショーとは違いました。


客のスケベ心を満足さえさせれば、あとは何でもありがストリップなんですね、かつての「日活ロマンポルノ」に重なる世界です。


2回目はそれぞれ、単独のステージでしたが、残念ながら、1回目終了で帰ってしまったので見れませんでした。



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