第３景
当初ＹＯＫＯさんがメインのステージでしたが、急病降板により小野今日子さんのソロ・ステージになったとのこと。
急なこととは言え、プログラムを変え、まるまる入れ替えるというのは、劇場側、演出側にとって大変な決断だったと思います。
そして、その要請（緊急業務命令）に応えた小野今日子さん、凄いです。
幕が開くと、赤い衣装の中国のお姫様が現れました。
音楽も歌のない中国風。
踊りの中にストーリーを求めたのですが……悪い意味でなく、何も考えることなくボーッと見ていました。
美しく可愛いらしい方です「花の精」そんなイメージです。クルクルと、赤い花が花びらを散らしながら回っている…そんな感じで眺めていました。
「ＳＮＡで見たいなぁ」
大きな舞台で見たいなぁ、と思う踊り子さんもいますが、ロック座で見た中で、小さな劇場で、近くで見たい、息遣いを聞いてみたい、と思った方は初めてです（単に、ここで見たのが初めて、だからでしょうか）。
さて、次は、仙葉由季さんです。