はるかとじーさんは龍之介とすれ違った後、夕食を共にする。

中国料理店の円卓で二人が話している内容はというと
やはり「夢」のことだった。

じーさんは実は、オアシス社の夢レンタルの内容は
あまり聞かされていなかったから、はるかの話しを聞いている内に
どんどんハマり、興奮を隠せない状況になった。

興奮したじーさんを見てはるかも興奮!!

話しは盛り上がりの絶頂を迎え、そして2軒目の居酒屋へと
コマを進めた。お酒の入った2人は誰にも止められない盛り上がりを見せ、
3軒目のバーに突入。ここでやっと落ち着き始め、ほろ酔い気分のじーさんは
少しづつ自分を取り戻し始めた。

はるかは今までお酒を口にしたことがなかったのだが、本当はかなり飲めることに
気づいた。そして飲むと楽しくなる現実もわかり、今まで飲まなかったことを深く
後悔していた。まだまだ飲めるし、まったく酔っていない。
どれだけ飲めば酔っ払えるのか試したいとも思ったが、明日も仕事があるから
今日はこのぐらいでやめておこう、今度は休みの前の日にたっぷりじーさんと
飲もうと心に決めて、はるかは言った。

「あのー、もし良かったら今度は休みの前の日にゆっくり飲みませんか?」

じーさんは思った。
日本の女性積極的ね!でも願ってもない申し出に断る訳もなく、

「もちろんOKよ!はるかと飲むと楽しいからその日が楽しみね!」

と、お互いの連絡先を交換して次の約束をした。
2人はバーを出ると握手をして帰路についた。


はるかは歩きながら興奮を押さえつつバッグの中の携帯を見つけ、
勢い良く由美に電話した。

「もしもしわたしー!」

由美
「どうしたのよこんな夜遅くに!!なんかあった!?」

はるか
「あったわよ‼もう大変よっ!」

由美
「えっ!何があったの??」

はるか
「わたし・・・・恋・・・したかも・・・・?」

由美
「な、な、な、な、なに~‼‼‼」