いきなり「結婚」というワードが出てきたシャンイエンとニエンカップル。いくらなんでもその前にすることが山ほどあると思うのだけど。

 

 

シャンイエンは意外なほど結婚することに前向きで。

相談を受けたシャオミーもびっくりしすぎて言葉にならず。

 

 

「まだ早いだろ」


 

「それに悪いけど、お前は夫に向いてないと思うぞ・・」って言いにくそうに言う。

ププ

 

 

でも、うーん、どうかなあ、結構向いてるんじゃ?

 

家事全般出来るし仕事も一生懸命にやってるし、夢も希望もあって、少々頑固でぶっきらぼうで身勝手なとこもあるけど、好きな相手には男女関係なくものすごく一途で情が厚くて信頼が置けて・・・なにより背が高くてイケメンだし。そこ大事

 

 

人生のパートナーとしては及第点以上では?上から目線やけどニヤニヤ

 

 

黙って聞いてるシャン。

シャオミー、いい奴よね。チームSOLOの中でシャンイエンが一番気が合うの分かる。

 

 

奥で盗み聞きしてた97。

こんなとこで話してるんだから誰か聞いてるわな。

 

 

ボス、戯れる。

本気ちゃうでー、そろそろ君たちもボスを理解しないとニヤニヤ

 

 

案の定、すぐみんなに報告。

もう既成事実やん。まだなんにも決まってないのに・・滝汗

 

 

ニエンはニエンでヤーヤーたちに相談してるけど、答えは出てるみたい。

それもまたすごいな。合わんかったらどーするん。

 

ニエンは恋に目が眩んで、

 

・・・まぁ確かに。

 

これが勢いってやつかも。学生同士とかやったら迷うけど、相手はもう稼いでるんだし、大人やし、いいタイミングなんか??

 

全然現実は見えてない二人だけど、結婚する前はみんなそうだしな。でも周りは一旦止める気もよーく分る。

 

 

 

後日、バフはシャオミーの借りたアパートに仮住まいすることに。みんなで引っ越しパーティーをする。

酔っぱらって気分がいいバフは、過去のガン神がいかにすごかったかを語り、チームが解散しなければあの年の世界王者は絶対に中国のものだった、と息巻く。

 

 

そーかもしれない、

けど「過去はもう過ぎ去った」よね・・。こんな表情するシャンイエンを見ると胸が痛くなるわ

 

 

シャンイエンは勢いで引退してしまって後悔しなかったかと言えば嘘になるけど、今は指導者として生きててプレーヤーに戻る意思はないんよね、何度もそういうシーンがあるのよ。みんなもったいながって良かれと声をかけるけど、当人は「そんなこといわれても、もうどうしようもない」って思ってるんじゃないかな。

 

シャンイエンが世界王者になりたかったのは「チームSOLO」のメンバーと、なんよね。だから復帰しなかったし個人でも試合に出なかった。

 

 

ニエンもシャンイエンの気持ちよく分かってて、こういうときそっと寄り添うのよ。

 

 

 

 

 

K&Kに帰って来て、ニエンは気になってた「結婚」について聞いてみる。

 

 

「えーと・・、ケッコンのこと、よく考えた?」

 

ううん、全然急いでないわ

フーン、じゃ、決勝が終わってから考えよう

 

 

「どうやってご両親を説得しようか・・」

「そうだな、考えないとな」

 

 

シャンイエンの反応を見て、ニエンも決意を固めるんだけど。

 

 

この二人さ、決定的に、物事を話し合う能力に欠けてると思うんだけど💦 特に結婚なんて、めちゃ現実的なことだし、どこで住むとか経済的な事とか子供の事とか、ニエンは学生だし就職はどうするのかとか、そーいう話し合いはないんかい💧

 

 

 

クラブの掃除なんかしてもらってるおばさんにも結婚話は伝わってて、

当事者から言われてもないのになんやかんや口を出してくるのは韓ドラと同じなのね滝汗

 

 

さすがにニエンも急な話の展開にだんだんと頭が追い付いていかなくて。

 

シャンイエンが金欠なの知ってるし、

 

結婚となったらもっとお金がいるし・・

金がないと楽ができない、って?

そうじゃなくて、隠し事しないで無理してほしくない

 

 

だんだんとヒートアップする2人・・

 

 

「そんなこと言うけど君だって」

 

ありゃ、あんときはあんたたち別れてたじゃないの

 

 

ニエンは

 

「言うと誤解するから言わなかっただけよ、あなたの家に行ってマンゴー出された時、アレルギーなのに黙って食べたんだよ、私の事好きならマンゴーじゃなくて大好きなイチゴを出すはずよ、もっと私のことをよく見て・・・」

 

 

もう支離滅裂なニエン。いろいろ溜まってたんだと思うけど。

 

 

「黙ってないで、アレルギーのこと教えてくれたらよかったのに」

「でも女の子は言えないこともあるのよ」

 

 

んあーーー!?

 

どんどん言葉が出てきて止まらないニエン。シャンイエンはちょっと冷静になろう、っていうけどもう遅い。

 

 

 

兄さん、キャパ超えました。

ギャーーっつって出てく。

 

 

一人になったニエンはすぐ

って自己分析出来てて。

 

お互い大好きなのに・・・

後悔のニエン。

 

 

シャンイエンは初めての言い争いにどうしたらいいか分らない。

 

 

グラントが部屋から出てきてボスの異変に気付く。

髪の毛くちゃくちゃ♡

 

 

禁止されてる外出をお願いしても、

ボス反応なし。堂々と抜け出すグラント。

 

 

部屋に戻ろうとするけど、

悩んでやめる・・。

 

 

「恋人とケンカした時の対処方」はお互いまだ持っておらず。先に謝った方がいいのか、放置しといていいのか。

 

 

かなり経ってから部屋に戻るシャンイエン。

 

ニエン、寝てて。

お布団でそーっと巻き巻き・・。

 

 

 

 

で、この態勢で寝るのよ・・。

腰いわすで滝汗

 

 

ベッドの隣に寝るのかな、と思ったけどそうしないシャンイエン。

 

 

朝が来てもまだニエンは寝てる。

ニエンの前髪直してあげて、

 

そっとキスする・・。

 

 

そして何かを思い立ったように、部屋を出る。

 

 

朝帰りしたグラントのことを怒りもせずにアドバイスを求める。

 

「義姉さんだったら、そりゃ食べ物ですよ!」と即答。

的確。

 

 

その頃ようやく目が覚めたニエンだけど、シャンイエンの姿はなく。

怒ってて部屋に帰ってこなかったんだ、と誤解。

 

 

食べ物買いに行くより、ケンカした翌朝に彼女を一人にさせない方が良かったと思うが・・キョロキョロ  

 

 

とにかく機嫌を直してもらおうと必死のシャンイエン。

山のようにイチゴやイチゴケーキなんかを買ってくる。

 

 

そしたらめっちゃ笑顔でニエンがソファに座っていた。

・・・?もう怒ってないのか??

 

 

第一声で謝るシャンイエン。

「悪かった、もう二度とあんなことしない」

 

って言ってもニエンは笑ってる。

 

 

怒ってない、って言うから隣に座ったらいきなり抱きつくニエン。

 

そ、ソロが彼女とケンカした時によくスイーツ買ってたから俺も君のために買って来たよ、イチゴケーキとかイチゴマカロンとか、え、今食べる?じゃ、持ってく・・・

 

 

がぶっ!!

「ギャーーー何すんだっ」

 

 

もしや・・

 

でへっ、一本開けちった♡ってにんまりなニエン。

 

 

「あなたってほんとにかわいいラブ

「なんてかわいいの、こぶたちゃん♡」

 

「あなたが好きすぎて25時間一緒にいたい♡」

キス攻めのニエン。

 

 

やりたい放題してまた寝ちゃうニエン。

うはぁーーーん、ってため息のシャン。

 

 

なんとかニエンを寝かせて、

とりあえず危機は回避できた?なシャンイエン。

 

問題は解決してないけどなニヤニヤ

 

 

階下ではメンバーたちが見守っていた。

グラント、喋ったな

 

 

みんなは朝ごはん中。

こんな近い位置で食事してるってことは、ついにボスのこと怖くなくなった??

 

 

ごはんそっちのけで悩むボス、そしたらランメイから電話。ニエンが帰ってこないって実家で心配してると。

 

 

「あぁ、実は」

ニエンに襲われてまだ魂抜けてんのかな、いつもこんなみんながいるところでプライベートの電話受けたりしないんだけど。

 

 

メンバーたちはしっかり耳がダンボになってる。(ね、義姉さんがお酒飲んで

ボスの部屋で外泊・・・!)

 

 

ランメイは「ニエンが自宅からの電話を取らないように気を付けて」と言い電話を切る。

なるほど・・・そうだな、ニエンの携帯・・・出たらマズイ・・・

 

 

なんだか本当に行動が遅い今日のシャンイエン。いきなり立ち上がったボス、メンバーたちは一斉に知らんふり決め込む。

 

 

でも、遅かった・・。

ベッドに飛び込んで阻止しようとするも、一歩間に合わず・・・。

 

 

「今?ハン・シャンイエンの部屋よ 」

ダメだーー、言ったらダメーーー

 

 

「今も横に彼がいるの・・・」

終わった・・・

 

無になるシャンイエン。

 

 

ニエンはぐんにゃりまた寝てしまって、代わりに電話に出るシャンイエン。

 

「具合が悪いらしく寝てます、後で送り届けます、」

 

 

それだけ言って電話を切るシャンイエン。

大きなため息をつくシャン。 ニエーン、やってくれたな・・・

 

 

ニエン母、

びっくりしすぎて声にならず。

 

 

ニエン両親は娘がまたシャンイエンと付き合ってること知らないし、酔いつぶれて未婚女子が男の家で外泊したっていうショックもあり、怒りMaxだと思うけど、シャンイエンはどう説明するのかしら・・・。

 

 

お父さんはのん気に「また付き合い出したのかな、彼は一途だし悪くないんじゃない・・・」と言いかけるが奥さんに睨まれてやめる。

この家では女性の方が立場が上らしい。

 

 

父、宥めるのも上手い。

シャンイエン、ニエンと結婚したらこの父からいろいろ学ぶといいよウインク

 

 

ようやくニエンが目を覚ます。

ぶっ

 

出なかったけど、とシャンイエン。出れんわなそりゃ

 

 

「でも君が出てたよ・・・」

「え・・・、私へんなこと言ってないよね・・・?」

 

 

言ってた言ってた

 

ギェェェェーー!奇声を上げるニエン。

 

 

お、そういや髪型ちゃんとしてるし、シャワー浴びたんだな。

 

 

 

お母さんが激怒してるから釈明したい。

 

 

んで、

スーツに着替えるシャンイエン。ボタンは下から止める派

 

 

自分を見つめてるニエンに「何見てんの」

 

 

てへ・・・

「ワイシャツ姿もカッコイイ・・・」って呟くニエン。

 

 

ニコリともしない

ぎええええ かっこええーーーー

 

 

ジャケットぶぁさって羽織る。 もー私壊れた。もー直らん。(いまさら?)

 

 

家に入る前にネクタイ締めてもらって

 

 

全く戸惑うことなく居間に入っていくシャンイエン。

うひょー、スーツ似あうっ

 

 

お母さん、シャンイエンを無視してまずニエンを怒る。

無視すんのはどうかと思うけど、シャンイエンをまず責めるかと思ったら、違うんやな。偉いな。さすが教職者。

 

 

ニエンは部屋にあがってなさい!って怒られるんだけど、そのまま居座る。

 

 

シャンイエンの「釈明」どんなだったと思う?

 

 

なんと、嘘から始まったーーー

 

「出会いは二年前、偶然イベントで見かけた娘さんに一目ぼれして」

 

 

鳩が豆鉄砲食らった、そんな図。

 

純粋培養のニエンでは対応出来ないと思われ、こんな風に切り出したシャンイエン。

 

「それから再会しまして」

 

演説は続く。

 

 

 

「年末のあの騒ぎはそういうことでして」

 

 

納得するかなー、これで・・・

 

 

「でも、彼女に出会って考えが変わりました」

 

自分がいかに本気かということもアピールして。

 

 

ニエンに「ふしだらな娘」というレッテルを貼ってほしくないシャンイエン。ニエンがもし外泊しなかったらこんな嘘は言わずに、折を見て交際を申し込みに来たはず。(ちゃんと帰さなかったシャンにも責任はあるけど泥酔はさすがにマズイ)

 

 

お母さんに個別でキツイことを言われたことも、ニエンの方が自分の追っかけしてたことも、両親に黙って交際を続けたことも、全部伏せようとなるとこの嘘は最適解なのかも。

 

 

「彼女が俺の仕事を気に入らないのなら転職してK&Kを捨てる」とまで言うシャンイエン。お母さんが仕事の事よく思ってないからなんだけど、

どれだけ「本気度」を分かってもらえるかが今日の釈明のポイントなので、K&Kを捨てるうんぬんは微塵も思ってないよな。

 

 

「彼女は若いから俺は男友達の一人かも知れないけど、俺にとってはかけがえのない人です。彼女が嫌だと言うのなら二度と会いませんが、受け入れてくれるなら」

 

 

嘘と真実が入り混じった、複雑な演説、いや、告白に次第に感激してくるニエン。

ほだされやすいのね

 

 

父はもともとシャンのこと気に入ってるから

簡単に篭絡。母は「どこが立派よ‥」って納得してないけど、誠意は汲んでくれたっぽい。

 

 

シャンイエンの仕事について聞く父。

 

確かに、新しい業種だしわかりにくい。稼げていけるのかどうかも、将来性があるのかどうかも。日本だって発展してるかといったらそうではなく、認知も低いしかなり世界に後れを取ってる。

 

 

安心して娘を託したいけど、両親はそこが一番気になるよね。

 

 

「本部はノルウェーだと聞いたけど、、、」

遠距離恋愛の心配はなさそうで安心する父。

 

 

 

お母さんの怒りの矛先は「ニエンが男の部屋で泊まった」ってことで。シャンも交際を真剣に考えてるし、やましいことは一切してません、って言うんだけど、当のニエンは言い訳も上手くできない。

 

 

お母さん、

ニエンにお仕置き・・。自分も部屋に入ってしまう。

 

 

居間に残された男二人。ニエンが傷ついてるだろうから慰めてやって、と二階へ促す。

いい父~。

 

 

ニエンの部屋に初めて入るシャン。

確かに。結婚後の二人の家のインテリアが非常に気になるわ。

 

 

シャンイエンにいちお、さっきの話の真相を聞く。

 

 

二年前に初めて会ったって・・・

あぁ、ウソ。

広州で再会して嬉しかったって・・・

ウソだ。

ウー・バイのために恋人のフリしようって言ったのも・・

あれもウソ。

 

 

「あの時は緊急事態で、少女をたぶらかして認めない男と思われたら、」

 

 

ニエンは一番気になってたことを聞く。

うん・・。

 

 

そしたら黙ってニエンを抱きしめるシャンイエン。

 

 

 

自分がニエンを好きになったと自覚したあの時を思い出すシャンイエン。

 

 

これだけは本当だ。もし君がいなくなれば、俺には何もない、

 

 

ようやく納得するニエン。

 

シャンも安心して冗談いう。こんなこと聞かないとわからないなんて、って?

 

 

でも、ちゃんともう一回言うの。

「信じてほしい、ウソじゃない」

 

 

「うん♡」

よかったね、愛情表現の乏しかったシャンだけど、ちゃんと告白できてるの見て私も嬉しい。

 

 

 

ニエン家をあとにし、クラブに戻ったシャンイエン。

ニエン手つかずのスイーツを食べながらノルウェー母に電話。

 

 

相手の親に会ってほしい。こないだ絵を描いたの覚えてる?

もしかしてヨリが戻ったの!?

うん。

 

 

めちゃ喜ぶ母。結婚したら私はお祖母ちゃんになるの、ベビー用品を買っていこうかしら・・ 

 

 

その前に正式に挨拶しないと、と舞い上がる母を制する。

 

 

翌日。ニエンの大学に突然現れたシャンイエン。普通の恋愛を知らずに結婚するニエンは可哀そうだ、とシャオミーに助言され構内デートしにきたのだった。

試験監督中のニエン、一時間かかるからその辺散歩してきて、と。

 

 

ちなみにリー・シエン氏とヤン・ズーちゃんは同じ北京電影学院の先輩後輩だったとか。在学中は交流なかったみたいだけど。

 

 

ふと窓の外を見たら、

そのへんのお花摘んでるーー

 

 

ニエンもにまにまが止まらず。

 

意外性があり過ぎる。ギャップ萌えだわね。

 

 

激カワ・・・。

 

インナーは白だし、恋をして黒一色を脱却したのかな。

 

試験が終わって教授を待つ間、シャンイエンも一緒に待ちたいと教室に入ってくる。

 

 

気難しく厳しいことで有名な教授は、ノルウェーの大学でシャンイエンと同じ専攻で学んだ同窓生だった。

久々の再会に喜ぶ二人。

 

 

途中であの先輩に会ったけど、

無茶苦茶な事言って諦めさせようとするんだけど、本人の口から聞くまでは絶対に諦めない!と激高して帰っていく。

 

 

本気でニエンのこと想ってるのが分かったシャンイエン。

また魔王の目つきに戻るー

 

 

ニエンのやりたかった学食デートを楽しむ。

 

クラブのお弁当よりずっとおいしい、と。

 

ついてるよ、って拭き拭き

私これあんまやられたくないけどな。 聞いてない?

 

 

可愛いからいいか。

さっき睨んでた人と同一人物とは思えない。

 

 

何日か経って、シャンイエン母が帰国。早速顔合わせをする4人。ニエンは今回呼んでいない。

 

シャンイエンのお母さん、息子のアピールをここぞとばかりにする。

どんな決意で中国に戻ったか、仕事に賭ける熱意はどんなものか。

 

 

「息子の代わりにお願いしたくて、」

 

この場に来てくれたということはシャンイエンのことを前向きに考えてると思われるニエンの両親だけど、「流石に婚約は付き合いも浅いし早すぎるでしょう」とやんわり断る。

 

 

婚約は今どき流行らないし、しばらく二人を見守りませんか、と折衷案のニエン父。だけど、シャンはかぶせるように

 

なんでーーー!

 

驚いたニエン母、たまらず部屋の外でシャンイエンと話す。お母さんを連れて来ればOKするとでも思ってるの?

 

「とんでもない、」

 

さっきは「結婚」といったじゃないの!

それは娘さんを愛してるから。これから先ずっと彼女の顔をみて過ごしたいからそう言ったんです。

 

 

「・・・も、も、もしや」

んなことあるはずない

 

「それはありません、結婚前に深い関係には決してなりません!」と全否定。

 

 

母は、「あの子の初めての恋を傷つけたりしないでほしい。ここで誓って、大事にしすると」と懇願。

「安心してください、必ずそうします」

 

 

シャンイエンの作戦勝ちみたいな感じだね。すぐ結婚する、みたいなこと言ってびっくりさせといて、でもそれは本気度を見せたかったからそう言っただけで、ちゃんと娘さんを愛してるし、大事にするから交際を認めてください、って。

 

親子共々そんな真剣に結婚まで考えてくれてるのなら、ってニエン両親は思うし。

 

 

ニエンをここに同席させなかったシャンイエンたち。蚊帳の外のような気がしないでもないけど、まずシャン自身が認めてもらわなきゃ始まらん。

 

 

 

その後ソロの自宅に向かった二人。母の帰国の二番目の目的はシャンイエンの心を軽くすること。

 

かつてメンバーと共同生活してた家を買い取って改装し、今も住んでるソロ。

みんなで獲ったトロフィーもきちんと飾られてて・・。

 

 

変わったけど変わらない思い出の場所に何思う??

 

 

試合のため不在のソロに電話をかけるシャンイエン。ソロは「北京でニエンも一緒に食事しよう」と誘う。今度にしよう、って言ったシャンだけど表情は以前より穏やかで。

 

 

翌日、全国大会が開かれる北京に向かう前に、シャン母に会うニエン。

 

 

母はニエンの手首に巻かれたネックレスを確認して「素敵ねぇー」と意味ありげにほほ笑む。この人たちほんと太っ腹よねポーン  ニエンを一目見て気に入った母、また怒涛のシャンアピール♡ 血の繋がらない我が子を愛してやまない素敵な母でした。

 

 

そしてメンバーと共に北京に向かう。ホテル前で待っていてくれたソロと共に、昔よく言った北京料理の店に立ち寄る3人。

ビールを何箱も開けてすっかり酔ったソロと、全く変わらないシャンイエン。

 

 

泥酔したソロを自分の部屋に連れ帰って、バスルームでついに口を開く。

 

「決別して10年、」

ようやくソロと向き合える心境になれたシャンイエンは言葉が止まらない。

 

 

 

おっさん、呆然。

 

 

「でもお前は、」

 

「仕方ないだろ、いきなり父親になって、世界で戦うお前の邪魔をしたくなかったんだ!」って叫ぶソロ。

 

 

そしたら、シャンイエン、

ソロを浴槽に突き飛ばす!! ソロ、名人芸みたいに(なぜか)湯が張ってあった浴槽にバッシャーーン!

 

 

そんなことはお構いなしのシャンイエンはもう止まりません。

「お前にはそれを助ける風になって欲しかった!!」

 

 

10代で顔も知らずネット上で意気投合し、ソロを頼って18歳で単身中国に来たシャンイエン。ソロが希望だったし親友だったし貴重な理解者で、かけがえのない仲間だったのに。それがなくなった時のショックがこんなに長い間彼を苦しめていたと思うと・・。

 

 

シャンイエンの、まぁちょっと偏屈で頑固な性格は若い時からだっただろうから、ソロという柱がなくなったあとの苦しみや悲しみがそのまま憎しみに変わったんだろうな。10年は長すぎるし、この性格でなけりゃもう少し雪解けは早かったかもしれんが・・。

 

 

多分初めて聞くシャンイエンの心中。

ソロもショックよな。

 

 

シャンイエンも涙が止まらなくなって、「俺がどんなに」

 

ソロは「すまなかった・・」って謝る。

 

 

「その言葉を」

 

ソロ初めて謝ったんかい?それともその機会を作ってもらえなかった?

 

 

「悪かった、悪かった、悪かった・・・!!」って繰り返すソロ。

 

抱き合うおっさんとイケメン。(書いててまた涙がでてくる私)←

 

 

 

 

ドラマを通して考えると、もしかしたら、ラブのパートよりこのソロとの和解シーンのほうが心に残ってるかもなぁー。

 

ハン・シャンイエンという男は欠点もいっぱいある。でもこの人の最大の魅力はこの情の深さとちゃうかなぁと思うわ。一度心を傾けた相手を信じて想い続ける、アツい男なのよ。そこが大好きなのよ!!

 

 

⑦につづく。