翌日のチームSPとの試合会場にランメイと向かうニエン。
会場入り口でモタモタしてたニエンを見付けてたメンバーたちはボスに懇願。
ハァ・・・ 俺、なんも関係ないんだけどな・・・
ボスは黙ってYES。彼らはまだ真相を知らないけどすっかりニエンが好きになった様子。
呼びに来てくれたデモ。
ランメイも一緒に会場に入れてもらう。
ランメイはニエンがいつのまに「ガン神」と付き合うようになったかを聞くけど、
デモはニエンの言葉を聞いてビックリ。「ボスはやり手だ・・。」
そしてゴシップはすぐに流布される。昨日が2回目ってことは、
ボス、どんだけミステリアスなの。
シャンイエンはニエンを隣に座らせて
選手たちが君に試合を見てもらいと思ってる、って言うの。
そういったきり何にも喋らないシャンイエン。ニエンは自分の気持ちに応えてくれてここにいられるんじゃないことに気付く。
誤解を解かなくちゃ、
「いくらあなたが・・・
口ごもったニエンの言葉を続けるシャンイエン。
・・・うん、と答えるしかないニエン。そんなニエンを見て「どうぞ(釈明して)」っていうシャンイエンだけど、
立ち上がったニエンだけど、さすがに1分じゃ出来ない、と。
つまりこういうことよね、別に誤解されたままでもいいよ、と。
会場に向かうニエンとシャンイエンたち。最前列のVIPに座るとSPのスタッフたちが入って来た。昨日会場に入れてくれた人だ!笑顔で会釈をするニエン。
あれー?アナタは・・・てなアップルドッグ。
アップルドッグを知らなそうなニエンに彼女が誰だか教えるシャンイエン。驚くニエン。
シャンイエンがずっと片思いしててK&K立ち上げも彼女の為で、って誤解してるニエンは「ここにいたら彼女が誤解するから帰ります」って言うの。
ニエンの甚だしい勘違いに苦笑して、「君の情報は誤りだらけだな。俺が好きなら・・・
な、なんですとーーー!!?
ッテコトハ・・・
そんな固まったニエンを見て
ちゃんと釈明してくれるシャンイエン。
ニエンのこの顔。
シャンイエン、心の中で笑ってそう。
決勝の試合はK&Kが負けちゃって落ち込むシャンイエン。
シンガポールでも勝てなかったK&K。
ニエンはシャンイエンを励ますが彼には虚ろに聞こえ、誤解を解かないのか?とニエンを促す。試合に負けたし機嫌は良くない。
うまくリハーサル出来ないニエンに、
マァ、冷たい一言。
言葉が出ないニエンにトドメをさす。
選手たちの未来に責任があるし、彼らの両親たちにも誇りに思ってもらいたい。
まぁ、本音だわね・・・。
キッパリ振られたニエン。「じゃあ また‥」て去ろうとしたら
二度と会わないから「再見」じゃない、ってわざわざ言うのよ・・
期待を持たすよりいいけど、冷たいわ・・・
そんなこんなで失恋してしまったニエン。もとから接点は無いし、偶然の再会もなさそうだし、どうするニエン!
そして時は過ぎ、大みそかがやって来た。ニエンは依然としてシャンイエンを忘れられず、メンバーが全員帰省して静かになった宿舎を見に向かう。
今日は従姉のお見合いが行われることになっていた。当然ニエンも食事会に出席しなければならず。先だって顔見せにきたその相手方を見て驚愕・・・!
居間のソファに座ってたのはシャンイエン!
ガン神、見合いするの巻
ヒィィィ・・・と倒れ込むニエン。
なんでも両家の祖父同士が親友で、その縁で見合いって運びになったらしい。なんたる偶然♡
先日この男にこっぴどく(?)フラれた経緯は当然家族には話してないから黙ってるしかない。シャンイエンもここがニエンの実家だと初めて知り驚いた様子。
(・・・俺がこないだ振ったあの子??)
そーやがな。
つまらない見合いが面白くなってきた?
ここって・・・
アイコンタクトで会話成立。
こちらシャンイエンのお祖父さん。
どうやらウー・バイとニエンの縁もくっつけようとしてるみたい。ニエンの気持ちが誰にあるか知ってるシャンイエンは「どうぞお好きに」な態度。
二つの家族は会食のためレストランに向かう。見合い相手を無視し続けるシャンイエンに腹を立てる従姉。お互いその気はなくても家族の手前、最低限の礼儀を守ろう、と合意。
従姉、シャンイエンの仕事を全く理解してなくて、ただのパソコンオタクが趣味の延長で起業してるだけと思い込んでいる。あまりの言い方に思わずニエンも擁護。きちんとした仕事なのよ、信念もちゃんとあって、と。好きな人がちゃんと理解されないのは辛い。
そんなことどうでもいいシャンイエンは
実は知り合いだということをバラす。
事情を知るドウナンもいたたまれない。
ヒェェ・・・
レストランの車寄せで駐車してる間に従姉弟たちはさっさと店に入ってしまう。
ひとり待つニエンに気付いて
なんで待ってるんだ、とシャンイエン。
好きだから待ってたと言うよりは、礼儀として待っていたニエン。
そんなニエンを見て
ふぅん、みたいな感じで無言で歩き始めるシャンイエン。
車の中で従姉に自分の仕事の説明をされて、
関心のない人に理解してもらおうとは思わない、二度と接点のない人ならなおさらだ、と。つまり、見合いなんてどうでもいいってことが言いたいの?
ニエンはニエンでシャンイエンに思いがけず再会して機嫌良いわけじゃなくて。恋愛に興味ないっていったくせにホイホイ見合いに来たシャンイエンに腹立ててるのね。でも、彼の態度と言葉から来たくて来たわけじゃないのを知る。
「スッキリしたか?」ってニエンに聞いてたし、誤解を解きたかったみたい。ニエンは素直に「うん、わかった」と答える。
そして
「ウー・バイはなんでも聞かれたことを素直に喋る奴だから誤魔化しが効かない、だから先に知人だとバラしたんだ」というシャンイエン。
無口だと思ってたけどそういうところがあるのか、あのリーダー。
とか言ってたら、
あっ、ウー・バイ!
!?
この子は・・・あの子??
なんでここに?
めちゃビックリしてるけどポーカーフェイスなウー・バイ。ニエンとお前のお見合いになりそうだ、と暗に伝えるシャンイエン。
まぁ、ガンバッテ、てな感じで高みの見物なシャンイエン。自分はもう当事者同士で話付いてるから気楽なもん。
でも、ウー・バイはこれには反応。実は彼はアップルドッグに片思いしてるのよ、もう何年も。こんなところで他の女子、それも従兄のことを好きな女子と縁を持たされたらたまったもんではない。賢いウー・バイの反撃が始まる。
「彼女の事知ってるよ、確か・・・」
メンバーたちも彼女を「義姉さん」って呼んでるし。
のん気に見てるから攻撃される
やばい、窮地ですよ、兄さん!(このリー・シエン氏の顔ったら)
両家揃った正式な会食の場で偽の交際宣言を勝手にされてしまった時の正しい対処方法(信憑性が認められる場合)
①とにかく否定する。
②関係者が事実を説明し、事態を把握する。
ガン神の眼力たるや。
「いつから付き合ってるか知らないけど・・」
叔母、固まる。
③降伏する。
ニエンの気持ちがシャンイエンにあると証明された今、彼に出来る事は少ない。
正解は③!
仕方なく覚悟を決めて交際宣言をするシャンイエン。
ニエンこそ青天の霹靂。よかったね!(よかったね、じゃない)
母は相当オカンムリそうだけど。それはそうよ、シャンイエンの態度が悪すぎる。
オカン、そっぽを向いてるし。
お父さんはそんなでもないのよ、温和なの。
ニエン、まだ固まってる。
シャンイエンはウー・バイを個室の外に呼び出す。
めっちゃ怒ってるシャンイエン。
これ、メンバーだったら縮み上がってると思うけど、ウー・バイはさすが従弟だけあってこんな脅しは通用しない。
テヘっ
席に戻ったシャンイエンは
「ウー・バイは片思いの相手がいるから俺が身代わりになった」と嘘をつく。
「君をたぶらかしたと誤解されたから仕方なく付き合ってることにした」と言うとニエンが傷つくから嘘ついたの?そうだな、そんなこと言われたらめっちゃ嫌だ・・。
素直に「分かった、彼を救うためなのね」って鵜呑みにするニエン。
ニエンの素直な反応に、思わず(?)
謝るシャンイエン。あんま本気で謝ってなさそうだけどな・・・
一緒の車に乗って帰り、家の前まで送ってもらうニエン。「聞きたいことがあるの」とシャンイエンに話しかける。
「・・・どうぞ」っつってカーステのスイッチをそっと切るシャンイエン。
ニエンってシャンイエンに何か聞きたいことがあるとき、いつも必ずこうやって許可とるの。まくし立てないんだよね。
ニエン、
うう。この子、なんていじらしいの。「春節に別れたら早すぎて良くないから、、、来月はどう?」ってお伺いたてるんよ。
ニエンの気持ち、分かってるの・・?
分かってるのか、分かってないのか・・
ニエンに別れる決定権を渡すシャンイエン。
ニエンは自分のこと好きって良く知ってて、そんな中、親公認の契約恋愛が始まっちゃって、自分は全く恋愛興味なくて、つまりニエンにも興味なくて、いつか来る別れはそっちから切り出して、って。ズルいのか?最大限の思い遣りなのか?
でも、こうも言うのよ。
「希望があったら言って、約束は守るから」と。
つまり、ちゃんと付き合うってことよね。適当にやり過ごしていい加減に接したりしない、と。でも変なの。そんなに嫌だったら、付き合ってるフリだけしようぜ、くらい言いそうなもんなのに。ニエンの気持ち知ってるから思い遣ってるのかな。
シャンイエンさん、自分の気持ちを言葉にしない(出来ない)人だから分かりにくくって
そんなこんなで、旧正月がやってきた。休みの間シャンイエンの自宅にいるデモはボスに新年の挨拶をする。
ボス、おめでとう!!
イエーイ!!
ボス、笑っちゃってるし。
素直じゃないなー。笑顔を見せたら死ぬとでも思ってんのかしら。
素顔のリー・シエンさんはYOUTUBEのビハインド動画とか見てるとめっちゃ明るくてよく笑ってるの。こんな仏頂面ばかりでほんともったいないくらいのキラースマイルの持ち主♡
翌朝。お祖父さん、シャンイエンを叩き起こすの巻。
お祖父さんの怒号でビク!となって起きるシャンイエン。せっかくのお休みなのにゆっくりできないボス。
うはぁーーーん、と大きなため息つくシャンイエン。
可愛すぎるーー
お祖父さんは「孫の嫁に餃子を作ってもらいたい」
キューピッドに年齢制限はありません!
了承する素直な孫。
に驚く従弟。
兄さん、マジで?
でも、ニエンの自宅の前で停車したまま動かないシャンイエン。
デモがツッコむ。確かに行き辛いわな・・。
ていうか、この人女の人と付き合ったことないんだからこれが初の自宅にお迎え?(アラサー独身男性のこの設定もうなんとかしてほしい・・・怖いやろ逆に)
デモに「春節に手ぶらで言っちゃダメですよ」と言われて近所の果物やで適当に見繕う初心者シャンイエン。近所で買ったらそれこそダメだろ・・・
シャンイエンが誘うと、
秒で乗るニエン
カワイイ♡ 女の子は素直なのが一番!個人の感想です
中国でも元旦にスーパーが開いてるのね
祖父さんリクエストの餃子の材料を3人で仲良く買い出し。
でもニエンは料理できないから選び方もなってない。シャンイエンはダメ出ししながらどんどんカートに食材を入れていく。
白菜は、
ふむふむ、
覚えたか?
うん!
お菓子もいっぱい買ってもらって。
ぶっきらぼうながら、ちゃんとニエンと一緒に買い物するシャンイエン。ちゃんと彼女として扱ってるのが偉いし、なんだかほっこり。
デモは見たことないボスの姿を目の前にして目を見開いてる。
ウワー、義姉さんの言うことなんでも聞いてあげてる・・スゲェ・・・
デモとニエンは同い年(ハタチ)くらいの設定。シャンイエンとニエンは10歳差。(実年齢は当時リー・シエン氏28歳、ヤン・ズーちゃん27歳。キャリアはヤン・ズーちゃんのほうが大先輩)
あまりの異様な優しさにデモは聞いてみる。ボスって怒ったことある?怒鳴られたことは?
思わず聞き耳立てるシャンイエン。睨んでない時のこの可愛いこと。
ニエンは笑って、「ないわよ、」
普通はそーやねん
ワザと怖い顔して聞くけど、
全然怖くないニエン。デモはビビりちらかしてるけど。
買い物終わって、荷物両手に持ってるから車の鍵をポケットから出して、っていうんだけど、なんとズボンのポッケ!
普通女子にズボンのポッケ探らせないだろ 「うっ・・・」とか言ってるなら荷物下に置いたらいいのに
ニエン、そんな気も知らず「ハイ」って渡す。
ニエンはニエンで少しずつ距離が近くなっていくシャンイエンにドギマギしてるよう。
荷物積み終わってもぼーっとシャンイエンを見つめて待ってるニエン。
ニエンの態度がよく分からないシャンイエンであった。
ちなみにボスの車はJEEP!良く似合ってる♡
車になりたい♡ ←
餃子の作り方を知らないお子さま二人は遊ばせておいて、
男子二人でクッキング。中国人男性はよく働く・・ものなのかしらー。
お祖父さん、ニエンをとても気に入ってなんとか孫との仲を深めようと頑張る。
用意したネックレスを餃子の中に入れてサプライズ!
お祖父さん、それは汚いのではーー
シャンイエンも取り合わず、「わかったわかった」とだけ言う。
ようやく食事が完成。「口に合わないかも」ってどうでも良さそうに言うけど、
ニエンのひとくち目を見守るシャン。
ネックレスがいつ餃子の中から出て来るかと気が気でない祖父さんだけど、シャンイエンはちゃんと箱に入ったままニエンに渡す。喜ぶニエン。
ふぁーー
ニエンが喜んでるのに水を差すシャンイエン。
言わんでもええんや、そんなことは
ご飯食べてニエンを送ってきたシャンイエン。
えーと・・
とりあえず「彼氏」なシャンイエン。
こーいうときは何を喋ったら・・・
気まずい二人。
このひとたち、お互いが初めての恋人だから自分なりのマニュアルもなんもなくて、まるで中学生のよう。特にシャンイエンは他人に指図されるのが大嫌いだからこの状況はかなり大変なはず・・。
でも、
睨みながら言うなよぉぉ
がんばって気を遣うシャンイエン。
ラブソングが流れて、なんだかいい雰囲気・・。
ニエンのこと、たぶんもうすごく気に入ってるんだと思うんだけど、この時は自覚無しなシャンイエン。
だって、こんな表情は絶対他の人には見せないもの。
シャンイエンはさらに、ニエンが利用してる音楽アプリのアカウントを作る事に。しかしやり方がわからず子分の97にやらせる
ふんぞり返ってますが・・
97は先日のメッセンジャーのSNSのアカウント開設に続き、大手音楽アプリにもアカウントを作る事に興奮おさまらず。
メッセージを個別に送ることを知らなくて、
手取り足取り子分に教えてもらう。
用がなくなったら
ひどい
97が部屋を出たのを確認してから、ニエンをフォローするシャンイエン。
無表情に見えますが、内心はニッコリなシャンイエン。
明日からノルウェーで行われる大会に出かける為早めの就寝につくと、ニエンからコール。寝ぼけながらニエンの名前を呼ぶ。
ここさ!初めて名前呼んだシーンじゃないかなと思うのよ!!
めっちゃソフトな、少し掠れた声で呼ぶの
ニエンもシャンイエンが寝てるんだな、って分かるんだけど、シャンイエンは帰りの飛行機の日付と時間を伝えてそのまま寝落ちしちゃうの。迎えに来てってことかい!!
これ、多分喋った自覚ないな・・・
ニエンも大喜び。
遊びに来ていたランメイも嬉しそう。
ノルウェーのK&K本部に久しぶりに戻ったボスを従業員たちも暖かく迎える。
この大会は招待選手のみで開催される個人戦で、チームSPからは昔の仲間であるシャオミー、オールも一緒に来ていた。
仕事の傍ら、継母からお使いを頼まれていたシャンイエンは街のとあるアンティークショップでネックレスを受け取る。
高そうに見えないけど、きっと高いんだろうなぁ・・・
そしてノルウェーで迎えた誕生日。かつての仲間と言い争いをしてしまい落ち込むシャンイエン。アイ・チン(アップルドッグ)が用意してくれたバースデーケーキを前にろうそくに火を灯す。
ニエンのおめでとうメッセージを聞くシャンイエン。
ひとりぼっちの誕生日だけど、ニエンの声聞いてちょっと気分がよくなったかな・・。
この人が孤独なのはこの人の性格でもあるんだけど、過去の傷を乗り越えていくことが大事なんよねぇ。分かってるとは思うけど。シャオミーとオールには何の恨みもないシャンイエン。問題はアイ・チンとソロなんよな・・・。
ニエンに「ろうそくに願いを」と言われ、
ろうそくを吹き消すけど、悩みは深く。
彼の願いはもちろん『チームK&Kの世界制覇』ではあるけど・・。
K&Kの共同経営者はいるけど、シャンイエンはずっと孤独な気持ちのまま10年間過ごしてきたことには変わりなく、それが彼の人生に影を落としてるんよね。
さっきケーキを持ってきてくれたシャオミーの部屋を訪ねるシャンイエン。
シャオミーと二人で行きつけのバーで飲む。
シャンイエンよりは若いけど、10年のブランクを経て復帰したシャオミーを労わる。
CTFは判断力や瞬発力がかなり重要で20代がピークのeスポーツ。シャオミーの決断はかなり勇気が要るものだったはず。
さて。
大会は世界個人ランク一位のウー・バイが優勝。チームK&Kからの世界王者の誕生にシャンイエンも喜ぶ。
中継で試合を見てたニエンからの電話に笑顔で出るシャンイエン。
この人の笑顔、めっちゃ貴重ですからーー
ニエンにも大歓声を聞かせてあげるシャンイエン。
バックスクリーンに映るシャンイエンの笑顔
ウー・バイ、すごいな。ランキングもずっと一位だし。
ニエンも中継を見ながら涙。
世界王者に一番近い存在として活躍してたのに絶頂期に引退したガン神・・・。
③につづく