「本能寺の変の事実 織田信長を暗殺した真の黒幕」 小名木 善行 解釈 

 

1、日本最大の「騙し」 

2、彌介、イエズス会の協力で海外逃亡。

3、光秀、秀吉 そして家康へドッキリと協力。

4、継承するはずが・・・家康の執念。

5、そして、戦へ

 

*ここから「ネタバレ」になるので、是非、先に

「本能寺の変の事実 織田信長を暗殺した真の黒幕」 小名木 善行 をご覧下さい。

*「以下、小名木説と言います。言わせて下さい。」

 

織田信長の性格に「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」というような、冷酷な面があり、

実力主義者。力なき者は死 みたいな感じで、まさに「天下布武」 武力で天下統一するぞ

と「似合う」感じがします。

 

しかし、最近、『天下布武』は、そういう意味じゃないとい風な動きがあります。

 

小名木説では、『天下の理が曲がっていたならば、それをまっすぐに正す』とい意味らしい。

織田弾正家の一族の信長 この「弾正」は、朝廷から与えられている役職。不正があれば、

成敗してもかまわない「死のライセンス」があるらしい。

 

小名木説では

 比叡山焼き討ちは、仏教と政治の分離。仏教と武力の分離をはかったまさに「弾正」の役目を果たしたことになる。

 

信長は『優しい』と言っています。

 

・髑髏で酒を飲む。

・明智光秀を大衆の前でフルボッコ。

・安土城の階段に意図的に仏様の顔がある。など。

 

 それは誰かがねじ曲げて作った史実だったかもしれない。

  築城当時、山から採取する石だけでは間に合わず、墓石や石仏も材料として使っていただけで、意図的に作ったものではない。

 

現に秀吉と妻ねねの喧嘩の仲裁に入った手紙を書いてあるものが残っている。

 カリスマのイメージとはかけ離れている部分ではあります。

 

 また、兵農分離 = 兵隊(武力)の増加ということは、人を多く雇うこと。

昔は、農民が足軽をやっていた時代。それを足軽のみに専念することになる。

手柄を立てたら、身分や給金を上げる実力主義をかかげている。

 

 現に前田利家、佐々成政、毛利良勝、池田恒興は、旗本の何番目の子供のため

出世できない身分ではあったが、信長に仕官しに来た連中。

 

 「来る者拒まず」って感じだとすれば・・・優しい・・・のか?

 

でも、人を雇うのにお金はどうしたのか?

そうすると、楽市楽座、関所の廃止、道路整備の商業の発展は、お給金の確保

だとすると、理にかなっています。

 

私の解釈

弾正という役職を勤め、実力がある者を出世させ、領地の商売を発展させる。

家来、領民、を考えている政治は、恐怖政治ではできない。

 また、南蛮の文化を取り入れ、武器だけではく日本文化の発展 (茶道・陶器・絵画 )

もおこなうのは、優しさという言葉は・・・合っているのかもしれません。