早期教育
右脳開発
低年齢から、育脳、知育に力を注ぐご家庭は多いと思います。
私もこどもたちが赤ちゃんの頃から育脳に取り組んできました。
1歳までにやったほうが良い育脳
2歳の頃、3歳の頃…。
専門書によっても様々です。
こどもにいろいろな世界を見せて、こどもの想像力をかきたてて
こどもの好奇心を刺激して、学ぶ意欲を高めることはとっても良い事なんですが
親がこどもに教えることに熱が入りすぎて
『知識を伝える』
が、いつの間にか
『覚えてもらう』
『できるようになる』
が目的になっていて、本来目指した形からすり替わっていることに気づけなくなるケースがあります。
そうなると、期待が『出来て当たり前』という物差しに変わり
『なんで?出来ないの?』
『前は出来たでしょ?』
という言葉になって、曲がった期待がこどもに向けられることになります。
そうすると、どうなると思いますか?
こどもの自己肯定感が下がります。
そして
『自分は、出来ないんだ』という自己評価を常に突きつけ
脳のほとんどの処理に自責の感情が絡んでくる事になります。
脳は、1日に6万回思考しています。
この無意識の6万回の思考のうちおおよそ8割がネガティブな思考だそうです。
意識しなくても常に脳の大部分がネガティブな事を考えているのに
さらに自責の感情が湧くような状況に置かれたこども達はどうなるでしょう?
新しい知識に対するポジティブな好奇心が出てくるどころか
不安や恐怖に対する対策を無意識に思考することに注力していってしまうんです。
なので、やる気は下がります。
モチベーションも続きにくい状態になります。
私たち親は
こども達に幸せになって欲しい♡(◍′◡‵◍)
そんなゴールを目標にしていますよね♡
だから、育脳、知育してあげて我が子の可能性を広げてあげたいんですよね。
でも、それがいつしか
『親の愛』が 『我が子への期待』に変わり
それがこどものプレッシャーになってしまう。
やがて、こどもの『学ぶ事』への苦手意識が芽生える。
いつでも思い出して欲しいなぁ〜♡って思います。
その想いの出発点を(◍′◡‵◍)
なぜ?学習するのか?
なぜ?学んで欲しいと思ってるのか?
その親の想いをこどもが理解できれば
親の期待に応えるために こどもが頑張るのではなくて
学ぶことは、楽しいんだ♡
わたしにとって良い事しかないんだε(*╹◡╹*)з
と、こども自身が気づき、理解し
情熱的に取り組んでいくことで、モチベーションがあがり、次第に成果につながっていきます。
私は仕事を通して教える立場で、こども達を見守ってきた時、
彼らが全く勉強に興味のない状態から、勉強にハマっていく姿を体感する経験を何度もさせてもらいました。
そして、私自身もこどもの頃、同じように
全く興味がない状態から、勉強にハマりました。
それに共通しているのは、『期待に応える』
ではなくて
『楽しいからする♡』というシンプルな想い
純粋な好奇心でした(◍′◡‵◍)
