徹夜明けのけだるさが なぜかきみを抱きたがってるよ 

風は刺ばかり運んで 寒さが骨までつきさすけど 

ぼくは煙草に火をつける 朝早く街はまだ眠ってるよ 

消し忘れた水銀灯が ひとつふたつぼやけて 

もうすぐ帰るよ ぼくは少し疲れて もうすぐ帰るよ 

きみはまだ眠 ってるかな 

 

カーテンをそろそろかえようよ ベッドのそばの緑色のやつをね 

湿りすぎていたから 重くない光を通すやつにね 

きみを強く抱きしめたあとの 朝の光はまぶしいほうがいい 

けだるさのあとが いやでも いやでも やってくるから 

もうすぐ帰るよ ぼくは少し疲れて もうすぐ帰るよ 

きみはまだ眠 ってるかな 

♪~  

なんにも心配はいらないさ きみだけのぼくになったんだから 

ビルが空までのびている 人間のさびしい野心みたいに 

こんな街にも風が吹きはじめ 心をよぎって行くように 

もうすぐ帰るよ ぼくは少し疲れて もうすぐ帰るよ 

きみはまだ眠 ってるかな 

もうすぐ帰るよ ぼくは少し疲れて もうすぐ帰るよ 

きみはまだ眠 ってるかな