二年ほど前から、病院事務として勤務しております。普段、看護師さんと仕事中に話すような機会はほぼありませんが皆さんいつも忙しそうです。夜勤でも働いている方は、家庭、特に育児もこなすことは並大抵のことではないだろうなと感じます。けれど、私の心配とは無縁に、臨機応変に動いておられることを感じたのは、忘年会の時にお子さん同伴での看護師さんの参加が結構たくさんいたんですよ。先生方も笑顔で、和やかで楽しい会となりました。ハードでありながらも、大きなやりがいを得られる看護師の仕事ですが、最もやりがいを覚えるのは元気になって退院していった患者さんが、後になって、病院まで挨拶をしに来てくれるような時でしょう。また、特に患者さんのご家族から涙ながらにお礼を言われるような時も、しみじみとやりがいを感じられます。世間で言われているように、看護師の仕事はかなり辛いものです。ですから、もしも仕事で、やりがいを得られなくなった時には、きっと辞職しようと願ってしまうでしょう。たいていの場合、看護師の人間関係は良くないと、当たり前のように囁かれたりしていますが、高い割合で女性の数が多い仕事場であることが、理由の一つであるようです。俗に、女性は仲間うちでグループを作りやすいと言います。それは協調性の高さの表われでもありますが、何人か集まると、この場にいない他人の噂話に花を咲かせたりするものですから、女の人が多い職場であれば、こうしたことはよく起こっているのでしょう。あまり健全ではない、そんな空気の中にいていい加減、疲れてしまうかもしれません。でも、そんな風になりやすいのも、ただ単に女性の数が多い職場だから、と納得しておくと良いかもしれません。数年間、専門機関で学んで資格を取得する看護師は、言わずと知れた看護のスペシャリストであり、景気に左右されることなく、いつでも求人があるという強みがあり、転職もしやすいです。結婚、出産、子育て、または引っ越しなどといった諸事情による転職も多いですが、そんな中、もっと上を目指したいために転職しようとする人も大勢います。転職を希望する理由がそうしたものであるなら、かなり具体性のある志望動機を持ちましょう。でないと、転職させてもらえないことだってあるかもしれません。より幅広く看護の経験を積むために、多くの科がある病院に勤務したい、公立病院が担うような、救急の患者の看護に挑戦したい、などといった向学心をわかってもらえるような志望動機が期待されます。医療機関で働く看護師は、病棟勤務か外来勤務のどちらかに就くことになりますが、子育て中であれば外来勤務を選ぶと良いでしょう。日勤だけですので、保育園や学童を利用して働くことが可能になります。そして、病棟勤務とは違って、嬉しいことに夜勤がない上、多くの場合、土日祝日が普通に休めます。忙しさの度合いについては、病院によっても違いますが、人気の医師のところなどでは、大勢の人で待合室が飽和状態になるほどで、その対応にかなりの時間を取られることになるでしょう。外来勤務で働く上で、必要となるスキルがどういったものかは診療科や病院によってもかなり違ってくるでしょう。
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