青空文庫

 

【 簡単なプロフィール 】

設立    1997年

作品数   約13,706

使用言語 日本語

 

日本ペンクラブ電子文藝館

 

【 簡単なプロフィール 】

設立    2001年

作品     約800

使用言語 日本語・英語

 

それぞれに生じる問題点

青空文庫の使用言語は日本語しかない。そのため、外国の人が使おうと試みても、日本語が読めない限り、使いこなすことが難しいと考えられる。確かに日本の作品を検索するためのサイトではある。しかし日本の作品を知りたがっている外国の人はどう思うだろうか?使おうとするだろうか?そこが1つの青空文庫を使う際の問題点であると思う。それに対して日本ペンクラブ電子文藝館は日本文学の英訳作品を掲載する国際版(インターナショナル・エディション)を設けている。英訳作品を読むこともできるといっている。「英語のみでなく多言語に翻訳された作品の掲載をめざしている」とも書かれていた。そういった部分では、日本ペンクラブ電子文藝館の方が、外国の人にしてみれば使いやすいと考えられる。しかし、その一方でサイトの使い方が掲載されていない。いくら日本語版や英語版にしてみても、パソコンの使い方がわからないものは使おうと考えるだろうか?使いこなすのに時間がかかってしまうと思う。そうなると違うサイトで探したくなると思う。使い方がわかりやすく載っているのは青空文庫である。青空文庫には作家別、作品別で検索ができるようになっている。50音順で作品を検索できる。確かに簡単に探すことが可能だと思われるが、例えば、夏目漱石の「坊ちゃん」を探したいと思う。検索ページで「坊っちゃん」と打って出てくれば一番早いと思うけど、その検索する場所がない。すると、作品の「ほ」というところからとんでいくしか考えられない。これではとべるのはとべると思うけど、見つかるのに時間がかかってしまう。今は、何よりも時間がかかるものは嫌になってしまう時代である。そうなるとほんのちょっとでも時間がかかってしまう青空文庫は問題点があると考えられる。一方で日本ペンクラブ電子文藝館では検索する場所がある。同じく、「坊っちゃん」で検索をかけてみる。しかし出てこない。そこで「夏目漱石」で検索をかけてみると小説のジャンルでは「趣味の遺伝」と「吾輩は猫である 第一」しか出てこなかった。ほかに評論・研究のジャンルで出てきたが、探したかった「坊っちゃん」が出てこなかった。そこで問題点としては、青空文庫に比べて挙げられる作品数が少ないことだ。言語やジャンルの書かれたインデックスがあるにも関わらず、そのような部分はない。優れているように見えるが、そうでもないと思ってしまった。でも、「お知らせ」というページには、このサイトを使うにあたって理解しておいてほしいことをたくさん述べている。そうすることによって、自然とその場所を読んでから、検索をしたり、使うことになると思う。また、定期的にサイトを更新しているため、新しい作品を見ることができる。その上、背景の色であったり、文字の種類であったり、ルビをふるといった工夫もされており、若年者だけでなく高齢者にまでも使いやすいようになっている。

 

このように、それぞれに問題点は探せばたくさん見えてくる。電子辞書がパソコンでできるようになったいま、まだまだ進化していると考えられる。それぞれに問題点があるときに、こうやってブログやSNSで取り上げる事でそれを読んだ会社の人が、改善することもあるかもしれない。一般的な意見をもっと言っていくべきだと思った。