今回はプロギアの嵐(ケイブ／カプコン)です。

４月２６日はシープロ、すなわちプ(2)ロ(6)ギアの嵐(4)の日ですね（笑）。移植してほしいゲームのアンケートを取ると必ず上位にくるこのゲームをいってみましょう。

まずは機体とガンフライヤーと呼ばれるサポート機を選びます。この組み合わせでエンディングが違ってきます。

攻撃方法が２種類あり、連射をするとフライヤーモードと呼ばれる高速移動ができるモードになります。簡単に言えば、普通のシューティングの状態はこちら。

ボタンを押し続けるとガンナーモードと呼ばれる低速移動のモードになります。その時ガンナーは敵にロックオンをした状態で攻撃をします。

このゲームの特色がジュエリングと呼ばれる、敵機を破壊した時に起こる爆風に敵弾が巻き込まれると指輪や宝石に変化をするというもの。これにより敵弾が一掃されるため、これを意図的に起こせるパターンを組むとずいぶんと進みやすくなります。

ステージをクリアするとガンナーのパイロットへのパラメーターが表示されます。この数値によってエンディングがグッドになるかバッドになるか決まります。

ただねぇ、エンディングがどうこうの前に、２面でこの弾数なんでね。正直、初プレイで「これダメな奴だ」と思ってしまいました。

横画面シューティングというのは縦画面に比べて難易度が高いと言われています。人間の認知の問題とかなんとか。なので弾幕シューティングというのは縦画面に多く、そんな中でこのゲームは特殊と言えるかもしれません。ただそれはついていける人の話であって、私などにとってみれば、無理シューと言わざるを得ない。

なのである意味、人気が高いのはうなずけますが、クリア動画とか見ても、自機がどう避けているのか認識できないので、私にはもう無理ですね（笑）。

そしてラスボス。攻撃していくと形態が変わっていきます。このボスを倒した時に条件が整うと２周目が始まります。が、この２周目が更なる難易度アップのため、ここまで来れる人たちでさえワザと条件を崩してエンディングを見たりしていたそうです。

なんですかね。シューティングというよりはアボイディング(Avoiding)ゲームですよね。

エンディングは例によって井上淳哉氏の絵で進んでいきます。コマ割りでキャラを当てはめていくというよく考えたスタイルですね。基本的には絶望の中に希望を見い出して、助かるといった感じです。

そしてパラメーターによってエンディングカットが２つ。バッドというほとではないですが、ちょっと寂しい感じの終わり方になってます。

カプコンのパートナーシッププロジェクトの中の１つとして、CPSシステムを使ったサードパーティゲームというカテゴリです。CPSシステムというのはかなり独自の規格になっていて、実のところ家庭用移植には不向きらしいです。さらに昔の版権はカプコンUSAにあるということで、このゲームが移植されない原因と言われています。しかし一部で熱狂的なファンがいるものの、選ばれしものたちが手を付けていいゲームという印象でしかなく、移植されてもやりたいとは思わないなー。練習すればうまくなるんですかね、これ。