今回はタイムキラーズ（ストラタ／インクレディブルテクノロジーズ）です。

４月２３日はしじみの日です。語呂合わせでやや強引な感じもするのですが、しじみのゲームなんてあったかな？とりあえずしじみでは思い浮かばなかったので、死(4)に(2)様(3)と読み替えてみました。ゲームというのは死にパターンというものが多く存在し、そのパターンの凝り方でまた１つ楽しめたりするものです。で、一番印象に残る死に様というのがこんな洋ゲーだったりします。今回はグロのオンパレードなので

耐性のない人は読まないように。

ストⅡ派生の格闘ゲームです。時期的にはターボの直後あたりだったと思います。海外ものなんですが、国内販売はなく、輸入がわずかにあったのみのゲームです。しかしそのインパクトはものすごく、プレイした人にはいろいろと語り継がれている伝説のゲームだったり。

歴史上の剣豪たちの戦いです。そうfateです（違う）。実在する人物ではないのですが、過去から未来までの剣というか刃物を振り回す者たちの戦いです。使うボタンは５つ。右腕・左腕・右足・左足・頭（！）にそれぞれ対応していて、同時押しなどでキャラによっては特殊な技が出るようになっています。

ぶっちゃけそれだけならサムスピなんですが、このゲームは刃物に刃物たる特徴が入っています。

つまりクリティカルを出すことによって両腕と首を斬ることができるのです。斬られた腕は画面上に転がり、当然そちらの攻撃はできなくなります。

そして首を落とされてしまうと負け確定。このゲームを何度もプレイした人なら、開始そうそうに首を落とされて負けた人もいるはず。私も何度か経験しました（笑）。

片腕の場合はまだ刃物を持てる腕があるので、このクリティカルを出し返すこともできるのですが、両腕落とされると刃物が持てずに足と頭だけの戦いを強いられます。ただ負けというわけではなく、足の攻撃力が高めの設定になっているので、血をたくさんまき散らしながら勝つ場合もあります。

ストⅡ同様、２勝した方が勝ち。１戦目にどんな無残な形になっても、２戦目には五体満足で出てくるので安心です（笑）。

２戦目で首を落として勝つとこんな勝利画面になります。切り落とした腕や頭の数でボーナスです。

ストⅡと同じくスタン（気絶）をするのですが、もし自分がなってしまったらほぼ負け確定。四肢を切り刻まれて終了。逆に相手がスタンした時には、５つのボタン同時押しで殺人技を出すことができます。これが当たれば勝ち確定。

モータルコンバットと同じ時期に発売されたゲームなんですが、あちらは有名になってこちらはそれほど。でもこの残虐シーンはさすがに問題になったみたいです。ちなみに開発したのは、後にストリートファイタームービーを作ることになるインクレディブルテクノロジーズです。

一度、一撃技を体験してしまうとこればかり狙うようになってしまうんだよねー。だけど足技が強いゲームなので、実際はそちらを中心に進めた方が勝てたりします。

ゲーム内での唯一の女性もこの通り。ちなみに足はもげません。続編のブラッドストームでは下半身もぶっ飛ばせますが。

初戦はこのエイリアンだったなー。一瞬で四肢をもがれました（笑）。

選択できる全員と対戦して勝つと、最後はデスというボスが登場。ほかのキャラと違い体力が回復する技を持っているので、一気に叩くか、首を刈るか。

やぁぁぁぁぁ！！！！！

聖杯戦争終了と（笑）。残念ながら国内販売はされなかったのですが、意外と技も多彩で、一発逆転もあり、攻撃力ダウンなどの要素も取り入れているグロの一言で片づけてはもったいないゲームです。モーコンは最後だけ残虐な要素があったのですが、こちらは全般そんな感じですからねー。サムスピも出た当初は批判があったそうですが、これと比べたらなんて優しいんだという気がします（笑）。ジェネシスに移植されているので、今回のメガドラミニに入らないかなぁ（ないない）。