今回はクォース（コナミ）です。

４月２１日は３０年前にゲームボーイが発売された日です。私は今まで発売日当日に買ったゲーム機が２つありまして、その１つがゲームボーイだったりします。秋葉原まで足を運んで、３軒並びの店で買ったのを未だに覚えています。まだそのゲームボーイは持っているのですが、ソフトを会社の人に借りパクされて以来、電源は入れてませんね。動くのかしら？アーケードの無理くり移植も数多くあったのですが、その中でも出来の良かったゲームの１つを。ちなみにもう１つのゲーム機はvitaです（やっぱり携帯機）。

テトリスから派生したゲームはたくさんあるのですが、その中でもかなり異彩をはなっているのがこのゲームです。テトリスはラインを揃えるのに対して、こちらは四角を作っていきます。

自機は下の釣り鐘のようなやつで、左右に動かし、上から降りてくるブロックに対して１マス分のブロックを撃つことができます。撃たれたブロックは降りてくるブロックとくっつき、四角くなることでそのブロックは消えます。

降りてくるブロックは１０種類あるのですが、個々のブロックが四角くなるだけでなく、複数のブロックがくっついた状態で四角くなっても消すことができます。

ブロックが消えている時にはスクロールが止まるため、できるだけ大きい四角を作るとそれだけ有利に展開します。自分の撃った弾で大きくするのもアリ。

ある程度進むとシルバーブロックが登場します。このブロックが消えると画面全てのブロックが消えるため、できるだけ手前に引きつけ、その間に余計なブロックを作りまくると得点アップです。

さらにステージの切れ目にはゴールドブロックが登場。こいつを消すとステージクリア。といっても画面はこのまんまですけど。

四角く囲う時には空洞があっても構わないので、奥の方から延ばしてこんな風に大きな四角を作ることもできます。まあ序盤のかなり余裕のある時だけですが。

横に長いのはレバーを動かしながらなのでミスショットもしがち。リズムよくタンタンと叩いていきます。

面が進むとブロックが消えて止まっている間に次の四角を狙っていきます。こうすることでスクロールを長く止めることが可能になります。

例えブロックがラインギリギリまで下がってきていても、消し続けながら移動をして、復活できたりするのがこのゲームの醍醐味だったりします。諦めたらそこでゲームが終わります（笑）。

とはいえ自分でプレイしていた時は、５面あたりが壁でした。パターンが良かったりすると超える時もあったのですが、それでも６面でギブアップ。

エンドレスゲームなのですが、１０面が一応区切り。果たしてどれだけの人がこの面をクリアしたことやら。

１０面クリアでスタッフロールが流れます。リアルでは見たことないなー。

ゲームボーイ版も持っていて、プレイしているはずなんですがあんまり記憶ない（笑）。一見、アクションパズルなんですが、その実、ひたすらボタンを叩くシューティングゲームというのが正解です。ブロックは画面に４つまで出せるので、１・２・３・４と数えながらボタンを叩いていましたね。プレイ時間はとても短いのですが、１ゲーム終わると汗だくになった覚えがあります。テトリスが無かったら生まれなかったゲームではあるものの、テトリスからはかなりルールの離れた作品です。他機種にたくさん移植されているので、未だに遊ぶことがそれほど難しくないゲームでもあります。経験してない人にはぜひプレイしてもらいたいですね。