今回は餓狼伝説 宿命の闘い(SNK)です。

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イーアルカンフーからやり直してきました(笑)。いわずと知れた記念すべきネオジオの格闘ゲーム第一作ですね。ストIIから遅れること半年で発売されたゲームですが、かなり速くパク・・・似たジャンルを出してきました。それもそのはず、スタッフにスト1のメンバーが入っていたとのこと。やっぱりノウハウがあるのとないのとでは違いますよね。

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ただし使用できるキャラは3人とストIIと比べるとスケールダウン。1と比べたら1人増えてますが(笑)。もうすでにKOFの文字も見られますね。

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まずは4人の対戦相手から選択。1人目を決めるとあとは自動で順番が決まります。

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当初はストIIと比較され、いろいろケチを付けられた作品ですが、各キャラの必殺技が強力なため、比較的難易度は易しめ。特にアンディの斬影拳は強かったので、よく使ってました。

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位置的には格闘ゲームの仲間なのですが、実のところ対戦にはあまり特化していなくて、乱入するとまずはその時のコンピューターの相手との協力バトルになり、その後対戦になるというものでした。もちろん使用できるのは3人の中からですし、同キャラ対戦もありません。なので、このゲームは対戦モードはおまけで、基本的にはイーアルカンフーのように敵をどんどん倒していくタイプといえます。

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ちょっと噛んじゃったギースさん。ややお茶目(笑)。

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半分くらいの敵は前半と後半で動きが変わる演出があります。ホア・ジャイは何か飲んでパワーアップします。レッドブルかな(笑)。

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対戦を意識していない、そして開発期間も短いということで、いろいろ不思議なことも起こります。全体的に必殺技のダメージ量は多いのですが、空破弾とかはうまく当てると即死技になったりします。逆に使う場面が思い当たらないのもちらほらと。このあたりは手探り感がありあり。

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ゲーム中で一番強いのはボーナスステージ3人目のこいつ。手の連打じゃ勝てないんじゃないかな。

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必殺技もインストには全部載せずにゲーム中で教えるスタイルになってます。もちろん初めから出すことができるのですが、ネオジオの説明場所は小さかったので、その辺の配慮なのかも。

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ギースはまともに戦うと全然勝てる気がしないのですが、投げが決めやすいことを知っていればなんてことない相手に。ここまではほぼ使わないボタンなのですが・・・。

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アンディでクリアした後は、テリーも使ってクリアしました。やっぱりテリーの方がかっこいい技が多い気がする。

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テリーの場合、バーンナックルが少し宙に浮くので、烈風拳をかいくぐって当てると快感。

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どっかのWikiにギースの命日が書いてあったけど、これって内部の日付を見てるだけだから、クリアした日が命日になるんだよね。それに死んでねぇし(ギース談)。

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あまり評価は高くない作品ですが、私は好きでした。というのもやっぱり対戦ゲームではなく、イーアルカンフーのようなアクションゲームとして見ていたからでしょうね。格闘ゲームと呼ばれるいろんなゲームがありますが、私は対人戦が好きではないために、キャラの能力バランスより1人用の難易度のバランスの方が気になっていて、そういった意味ではこのゲームはわりと評価高め。続編の2もよくやりましたが、スペシャルになると逆に全然プレイしなくなるという一般の人とは違う感じになっていました。でもこのゲームが悪くないからこそ、その後のシリーズには繋がったんだろうなとは思いますね。