ちょっと個人的にケリをつけたかった記事をば
数ヶ月前だったか、某巨大BBSで「レッドショルダーのマーシィドッグ」は存在するか否か、という論争がございました。
私も記憶の中に「20台のマーシィードッグ(キリコ機含む)がワイズマンのきまぐれで倍以上のファッティーに襲われ生き延びる」といった短編小説を読んだ記憶がございまして、私の記憶の中ではオデッセイで読んだことになってたんですがどこをどう探しても見当たらない。
どこで読んだんだっけかなぁ~とここ数年、(いや二十数年?)思ってたんですが、そのボトムズスレでの論争中にそういう記述の短編小説があるよ、と発言した方があり、他の人は無反応だったんですが私的には「おおお~~~他にも知ってる人イタ~~~~~~!!」なわけで・・・
それってどこに記載されたかお聞きしたところ、80年代のアニメージュのキャラ投票でマクロスの早瀬美沙(女性部門)と共にキリコが男性部門で1位になり、それを記念した付録の小冊子に掲載されたとお言葉を頂き、記憶がだんだん蘇ってきまして・・・・
で、
先日ヤフオクにて出品してるのを発見!!
それがこれだ!!!!

ちなみにアニメージュ1984年6月号の第2付録だ!
この中で脚本家の五武冬史氏が
ワイズマン -彼はなぜキリコを選びしかー
という4ページほどのワイズマン視点での短編小説を執筆されてます。
その小説の中で上記のような記述があったのです。
一部を抜粋いたします。
意識体としてのワイズマンの思念は、明確にヘルの湿原の全貌を補足していた。
~中略~
特に今日、無辺の宇宙の祭壇に奉納しようとする生贄はATM-09-WR マーシィードッグ、二十機だった。
~中略~
ーーーレッドショルダー。
世間は、命のはかなさと引き換えにこの殺人者の集団名を記憶していった。
~中略~
彼等は、バララントのAT百機とここで遭遇することになっている。百対二十。五倍の敵である。一機で五機を相手にする。絶対的に不利だと思う。敗北が必至かもしれない。
でまぁこの後マーシィドッグ達は二十機から十機まで減らしながらも敵ATを全滅させるわけですがワイズマンが暇つぶしに行ったこの行為の中で一際目だって見えたのがキリコであり、ワイズマンはいつか彼に会わなければならないと思うようになる・・・・で小説は締めくくられます。
TV放映後に発売された各OVAの内容や新設定を考えれば現在ではいくつか矛盾する部分もあるかもしれませんね。
野望のルーツでもキリコはたいした事はしてないですしw
・・・だけど「ヘルの湿原」てのがサンサ星にあり、この戦闘が第3次サンサ戦中での出来事でこの二十機のATの中にはグレゴルー達もいて・・・・・・とか考えると胸アツ!
多分探せばウチのどこかにあるかもですが(多分ない可能性の方が大きいな(^^;)今回数十年ぶりに読み返すことができて大変満足しております。
レッドショルダーにマーシィードッグは存在するのだ!