「今ここを生きる」私たちは、毎日、目覚めるたびに生まれ変わっているので、いつもいつも新しい自分をつくり出しています。

 

 

 


 

決して、自分の人生が終わったとは考えず、毎日、毎時、毎瞬間が新たな始まりであり、新たなチャンスであり、新たな自分を作り上げるチャンスであることを常に知っていてください。



私は、60歳の還暦を迎えましたが、自分のことを老人であると思ったことはありません。気持ちはいつも「青春時代」のままなので。

何を美しいと思うか、好きだと思うかという感性を大切にしているので、心に沸き起こってくるそういう感覚や感情に従っています。

幸い、人前に立って話す仕事ですので、そういう心の動きを自己表現できる。だから、服装などにも気を遣って自分の感性を表現できるように心掛けています。ノンバーバルコミュニケーションで人を惹きつけるというのはとても重要だからです。

入院透析が幸いして、一時は8㎏痩せて身体の浮腫が取れたため、関節や腰回りが細くなり、20代の時のようなスリムな服を着こなすことができるようになりました。おしゃれをするつもりはありませんが、人に好印象を与えるというのは気持ちに張りが出来ます。

美しく生きたいというのは、私たちの自然な欲求であり、素直な願望です。魅力あふれた人間になるということと人に見られている自分が好きだという感情は同一だからです。ナルシストであることを感じさせない自己愛が溢れ出ている人は好印象です。癒やされます。

自分のことをこよなく愛している。心の中に狂おしいほどの愛があるから、余裕があってリラックスしている。
それでいて微細な周波数を発しているから何か気を遣わざるを得ない不思議なオーラを感じる。心から溢れ出る美しさを感じさせる。そういう人になりたいと思っています。

とはいえ、身体の老化現象に逆らうことはできず、若い時に感じたことのない肉体的不都合を感じているのも事実。だからこそ、「毎日、毎時、毎瞬間が新たな始まりであり、新たなチャンスであり、新たな自分を作り上げるチャンスである」と思うことが重要なのです。