先日、大変ショッキングな記事を目にしました。

それは、日本の人口妊娠中絶についてのものです。

記事によれば、『昨年度の人工妊娠中絶数は20万2106件。2010年度の21万2694件から1万588件減った。年齢別では、20－24歳が4万4087件（全体の21.8％）で最も多く、25－29歳が4万2708件（同21.1％）、30－34歳が3万9917件（同19.8％）、35－39歳が3万7648件（同18.6％）と続く。』とありました。

減ってきているとはいえ、毎年20万件以上の中絶が行われているとは、驚きです。1日にすると、６００件近い中絶手術が行われている事になりますよね‥。ということは、毎日毎日、凄い数の水子が“産み出されている”というわけで・・。

これはあくまでわかっている範囲ですので、実際はもっと多いはずです。胎児を「モノ」としか思っていない人も、中には多くいるのではないでしょうか。

学生時代の同級生に、「生まれてくる前だから、人間じゃない。自分の恋人がもし妊娠したら、俺は堕ろさせる」と平然と言い放った人がいましたが、彼は今も同じ考えなのでしょうか？そのような人間が、簡単に中絶を選択するのでしょう・・。

私の周りにも、中絶をした人を何人か知っています。中には、二回も中絶したという人も二人知っています。

何回も堕ろす人は、罪悪感はないのだろうか？と不思議に思いますが、堕ろしたことで、心に十字架を抱えている人も知っています。どちらにしても、やはり問題なのは、「水子の魂」の行方です。

悪い事をしたと言って、水子供養をしっかりとしている人は、まだ考え方がしっかりしているのでしょうが、しかし一番大事なのは、「成仏しているかどうか？」ではないでしょうか？

水子供養をしているお寺などは、全国に山ほどあります。しかしながら、確実に成仏しているとわかる人は、僧侶の中にもほとんどいないのではないでしょうか？

理由は、以前お経編で書いた通り、世の中にはお経が魂を成仏させると思い込んでいる人ばかりいるからです。

何度も何度も言いますが、お経に霊を成仏させる力などはありません！！

でもその事すらわかっていないから、皆有名なお寺だったらいいとか、名前が通っている霊能者だったら間違いないって思い込んでしまうのでしょう。

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