女性建築家とつくる家@埼玉

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埼玉県を中心に住宅の設計・監理をしています。そこに暮らす家族の毎日が幸せでありますように・・家の持つ力で毎日の暮らしを楽しくすることができます。新築、リフォームを問わず、そんな家づくりのお手伝いをしています。https://www.atl3c.com

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すっかりご無沙汰しております。

 

昨年一年は、この古民家の大改修工事に追われ・・
バタバタと一年が過ぎていきました。

 

千葉県の長南町というところにある古民家を総スケルトンリフォームして
「冬寒い!」という古民家の弱点を建築技術で補い、
冬寒くないハイブリッド古民家🄬として再生させました。

 

出来上がってからでは、その建築技術の内容がわかりませんので
工事の様子をパラパラ動画にしてみました。
少し長い(15分・音楽付)ですが、
建築好きな人には楽しんでいただけるかと思います。
こちらからご覧いただけます。

 

また、工事の様子は、ブログにて長期連載いたしました。
こちらもどうぞ。

 

工事日記は2019年の12月9日~2020年3月14日まで、34回連載です。

 

工事現場に入ってみて、古民家の魅力の再発見の連続でした。
また、接着剤や金物もほとんど使っていないシンプルな構造なので
むしろ改修工事がしやすいと感じました。

 

廃材も捨てるものがなく!
すべて薪暖炉の燃料に♪

 

古民家の魅力に圧倒された現場でした。

 

現在は、民泊施設『ゲストハウス・蓮(れん)』として活用中。
一度、古民家暮らしの魅力にはまってみてくださいー♪

 

 

 

 

和風住宅の設計でないと
屋根材に瓦を選ぶことがなく・・・
瓦といえば・・三州瓦、いぶし瓦などと言われる

日本古来の焼き瓦しかイメージできていませんでした・・
 

30年近くも住宅設計をしていながら、お恥ずかしい話ではありますが(汗)。

 

『セメント瓦』なるものに今回遭遇しました。

 

 

今回は、リフォーム工事でのお客様からのご相談でした。
地震や台風など長年の経年変化でしょうか・・・
雨漏りまではいっていませんが、鬼瓦がずれているのを発見。
瓦屋さんに来ていただき、一番上の棟の部分(グシ瓦と言う)が

ずれているので、グシ部分のみ改修しましょう!と工事が始まりました。

 

工事初日、屋根に上らせていただきました。

 

これぞ!瓦葺の強み!一枚一枚簡単に脱着が可能です。

瓦をはずして下地を確認してみますと
薄い雨のシミがゼロとは言いませんが、

雨漏りに直結するような状況はなく
下地については問題無し、と判断しました。

 

さて、瓦の状態はどうでしょうか。

これがセメント瓦ですか・・・

 

表面の塗装がはがれて、小さな穴が無数にあいていて
セメントの下地が見えています。

乾燥させて焼いていないセメント自体に防水効果はなく、

塗装に防水効果を持たせているので、

これは何か手を打たないと!という話になりました。

 

日本古来の焼き瓦は、粘土を1300度程度の高温で焼き締めて

陶器質に変化しますので、瓦自体に防水効果があります。

(陶器のお茶碗が水漏れしないのと同じ原理)

 

よって、古来の製法による瓦は
割れない限り半永久的にメンテナンスフリーで長持ちです。

(ただし、瓦を押さえる漆喰等が劣化するのでそこはメンテナンス要)

 

ほー、『瓦は半永久的で理想の屋根材ですよー』(重いのは弱点ですが)

などと、気軽く説明してきましたが・・

セメント瓦は要注意ですね。

似て非なるもの。

 

ということで、今回、塗装をかけることになりました。

耐久性は10年ほどだそうです。

 

そもそも、なんでセメント瓦なるものが出てきたのでしょう?
赤とか、青とか・・・色が自由なのが人気だったとか(昭和の高度成長期時代?)。

また、価格も古来の瓦にくらべて安価。

 

んー、瓦と言えば、あの渋さが魅力!
と思ってしまいますが・・・時代の感性って不思議なものですね。

 

設計者って、どんな仕事してくれるの?

一口ではなかなか難しいので・・・

 

今マイブームのパラパラ動画仕立てで

設計者の仕事を1分にまとめてみました!

 

写真をクリックすると動画みられます♪

 

 

我々の仕事は一口に言って、大きく4つ。

 

1.基本設計(模型などを作って概略のデザインを決める)

2.実施設計(詳細まで決める、1軒で図面40枚くらい)

3.工事金額の見積調整と、工務店の決定

4.現場工事監理(週一回程度現場で打ち合わせ)

 

その他に、建築確認申請、完了検査等の役所仕事など。