音も色もない世界。
ぶらさげた懐中時計の針が、
ひときわ大きく時をつげる。

進んできたであろう道のりを、
ときたま振り返ってみたりするけど。
もやもやかかって見えやしない。

同じ速度で歩いていると思ったのは、
わたしだけ。か。

加速をしながら。
先へ。先へ。とながれる景色。

これから。
歩きはじめる決意も。
立ち止まることへのためらいも。
振り返ってばかりの迷いも。
なぜ。
歩いているのかという問いも答えも。

何度も。
何度も。
かたちを変えながら。
すぎさっていくだろう。

これまでの。
足跡を強く踏みしめて。
忘れないよう。
少しでも長く覚えていられるよう。


この感覚を大切にしたい。


今はまだ。
すべてが手におさまらなくても。
いつかは、きっと。


時計の針が規則的に音を刻むかぎり。
わたしもこの世界を歩いていくんだ。



ここまできたら。
とことん進んでみましょうか。
というような塩梅で。
突き進んでいるのだけれども。

今。

どのあたりにいるのかわからないんですが。

あのリンゴ。

美味しそうだけど。

食べても平気でしょうか。

甘いささやきに

甘い誘惑に

差し出されたリンゴに

ふれてしまいそうになる。



そうそう。
flumpoolのライブに行きまして。

その後。
横浜アリーナや、
さいたまスーパーアリーナの、
DVDをみてました。

そして。
つらつら考え事を。

きっかけ。
師走。

ふりかえる。

そこから派生したことも。
つらつらと。

とらわれているわけではないけれど。
たまに思い出すのはいいよね。
このくらいは許容範囲ということで。
許してほしいと願ってしまう。

音楽。

という部分に関しては、
差し出されやしなくても、
私から手にとってしまうんだけどな。
うまいぐあいに毒リンゴをさけながら。

もはや毒リンゴでも気づかないくらい。

感覚麻痺しているのかもしれない。

それくらい。
好きなのかな。


京都。
へ行きました。

あの。
まっすぐとした道が好き。
どこまでも。
どこへでも。
つながっているような道が好き。
横断歩道を渡るときは、
立ち止まって眺めたくなるほどでした。

そうこうして、
いにしえより続く道を歩いたのですが、
流れている時間は現代のもので。
不思議なものです。

出逢ったものは、
長い長い歴史が残した建物と足跡。
いとも簡単にふれてしまえるのは、
京都ならではなんだろうけど、
ちょっぴり複雑な気持ちになりました。

時間と出来事に、
向きあえたかどうかわからないけど、
訪れさせていただけたことにお礼を。



夢中になりすぎていて、
気づくの遅かったけど。

物事には、
裏がある。

ということを肝に銘じておきます。


よく考えることが重要だ。


今の私の結論はそこ。