うらしまたろう時も場所も 人とのふれあいも すべて絶ったつもりは無くとも 元いた場所に戻ってみれば 時間をなくし見る景色すべて変わり果て 人のすがたも違って見えた 居場所の無い寂しさと あのときのままの自身を省みて 浦島太郎のここちに浸りきる こうべを上げて 変わりないはずの己を鏡で見れば 時を経て変わり果てた私がたたずんでいた