こたつでほっこりしていると


まぶたがどんどん重くなる


抗いきれずにカクンと頭を傾げると


一瞬だけの願いの成就への喜びと


寝ぼけたバツの悪さが交錯する


いっそのこと「きんぎょのひるね」のように


♪♪お目目を覚ませばご馳走するぞ♪♪


と、誰か言ってくれればな~なんて


ムシのいいことをチラッと考えながらニヤッと笑う


赤いべべ来て着飾ってないと、そりゃ無理か


さあ、観念してご飯のしたくに取り掛かかろう


「きんぎょのひるね」でも歌いながら