認知行動療法とは
数ある心理療法・精神療法の中でも、最も科学的な裏付けを重視し、
地道な研究によって効果が認められた方法のみを厳選して、
生活の中での様々な問題に対して利用者様の生活上の問題に関連する
行動的、認知的、情緒的、生理的な反応を標的とし、応用行動分析をはじめとする
行動科学の様々な理論や行動を改善するための諸技法を用いて、
問題そのもの、もしくはその維持要因などを分析し、よりストレスの少ない反応を学習する訓練方法です。
認知行動療法におけるアセスメント
1.多面的アセスメント(クローバー分析:clover analysis)
2.反応スタイルのアセスメント(行動レパートリーの分析)
3.維持要因のアセスメント(機能分析)
多面的アセスメント(クローバー分析:clover analysis)
①情緒的側面
困難を感じる場面で,不安や落ち込みといった情緒的症状をどの程度感じているか,そして,症状の主観的な強さを自覚的に得点化し整理する.
②生理的(身体的)側面のアセスメント
ドキドキや身体の硬直といった身体的症状がどの程度生じているのかを査定する.
③認知的側面のアセスメント
ストレス場面における認知の「頻度」「確信度」を査定し、「行動の結果をどう予測」していたか,そして,「どのような最悪の結末を予測しているか」など,経過ごとの認知をモニタリング把握する.
④行動的側面のアセスメント
その問題が生じた時の行動と情緒反応との関連性、行動に影響を与えている言語(ルール)を明らかにする。
反応スタイルのアセスメント(行動レパートリーの分析)
状況によって引き起こされた認知的反応(考え方)行動的反応(振る舞い)は,①一次的なものと,②一貫してみられるスタイル(スキーマ領域における反応)の2つのパターンに大別される.
一貫してみられるスタイルは、これまでの経験を踏まえて形作られた「構え」としてのルールがあり,状況によって反応パターンに影響を与える.したがって,利用者の体験を理解する際には,その状況でどのような考えや振る舞いが生じているのかを評価することと同時に,普段からどのような考え方や振る舞いをとる傾向にあるのかという視点からも観察することが理解を深めることにつながる.
維持要因のアセスメント(機能分析)
「なぜこのような症状が引き起こされたのか」ではなく「なぜこの症状が維持されているのか」という視点
①問題の性質と,それが起こりやすい場面を把握する.そして,その問題によって引き起こされる感情やイメージ、行動及び身体反応を観察し、それが維持されている背景要因を分析する.
②その状況がどのように事態に展開していくと予期していたのか(いるのか),それにはどのような言葉(ルール)が自身にあるのかを検討する.
③その言語(認知)が行動や情緒・生理的反応にどのような影響を及ぼしているのかを分析し、その場でどのような結果を手にしているのか,その結果がどのような行動や認知を強めているのか(強化しているのか)を分析する.
④その結果にまつわる言語(認知)が,その後の情緒や行動にどのような影響を及ぼしているのかを分析する.
事前準備(心理教育)
①出来事と認知、行動、生理的反応について意識を向け、何が起きているのかをモニタリングする。
②何が問題でどうすればストレスを溜めずに済むか
③訓練の結果として何(どのような結果)が期待できるか
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