以下、文字背景がピンク色に表示されてしまうかもしれません。申し訳ございません。
この土日はとても充実した時間を過ごせました。
というのも、2日間とも国立天文台の縣秀彦先生の授業を聞けたからです
縣先生は、土曜日は僕の高校に、それから日曜日は信州大学へ来て講義をしてくれました。
1日目は宇宙全般のことについて、2日目は地球外生命体の探索についてです
遠くの宇宙を見る、ということは宇宙の過去を見ることなので、宇宙の創世や進化を知りたいなら遠くを観測します。
けれども初期の宇宙は高温で、よって様々な素粒子が飛び交っているため光子は直進できず、したがってそれ以上昔の宇宙は見ることができないのですね
いつも思うけれど、一番見たいところが見れないなんてホントによくできてますよね(笑
そして地球外生命体のことですが、今まで一番話題になっていたグリーゼ581系のハビタブルゾーン(恒星からの距離がちょうどよい、生命居住可能区域)に属していると言われていたグリーゼ581gは観測のミスで本当は存在しないかもしれないというのです。
これは本当に驚きです。

↑グリーゼ581系の想像図。
しかし太陽系外惑星は現在678個ほど見つかっています。火星も水が流れています。エウロパには海があるでしょう。きっとどこかにはレベルはどうあれ生命体が存在していると思いませんか
最近NASAが明かしましたが、生命はリンではなくヒ素を使っても存在できるし、また、水ではなく他の液体、例えば油やエタノールなどを主な液体成分として使っているかもわかりません(しかしやはり化学反応の媒介をするには、極性を持った水などは油などの平坦な極性をもった液体よりも有利だと考えます。また、構造が簡単で多量に存在しなければ生命の素になるには難しいかとも思います。なので、構造がやや複雑なエタノールよりは、例えば土星の衛星タイタンにメタンの海があるように、メタンなどなら生命の素になり得るかもしれません)。つまり、人間の想像を超えた範疇まで生命は多様化し得ると思うのです。
だから僕たちが地球上以外の友達を探すのなら、地球の生物の常識にとらわれない考え方をしなければ
そういえば縣先生は例のニュートリノと光速の話にも触れてくれました。
世界の科学者の大半が今回の観測結果を信じていないそうです。まあ容易く受け入れていい問題でもないでしょう。
しかし、今回の結果がもし本当だとすると、大きな矛盾が生じます。
これは僕もとても驚き納得したのですが、小柴先生がニュートリノの研究でノーベル賞を受賞した際に観測したのは16万光年離れた所で起こった超新星爆発によって生じたニュートリノでした。
このときニュートリノは、同じ超新星爆発で生じた光よりも3、4日遅れて(超新星爆発は2週間程度続きますからどのタイミングで光やニュートリノが放出されるかは分からない)地球に届いたというのです。もしホントにニュートリノが光速の0.0025%速いとするならば、ニュートリノは光よりも3、4年早く地球へ到達していなければなりません。(笑
これは矛盾ですね。730kmと16万光年じゃ規模が違います。やはり計測ミスでしょうか。そもそも地球の正確な大きさも分からないし。
追試をできる機関は日本にしかありません。早く解き明かしてほしいですね
本当に、宇宙への驚きや感動は尽きることがありません。