オリンピックも佳境に
入ってきました。
連日、選手たちの究極の
パフォーマンスをみると
無条件に感動してしまいます。
そして
表彰台に上がる選手たちが手にする
ブーケにも注目しています。
今日はそんな
ビクトリアブーケにまつわる
お話です。
表彰台に上がる選手たちが持つ副賞、
ビクトリアブーケ。
夏らしくて可愛いな、
と思っていたら
いろいろな想いが込められていることを
知りました。
お写真はオリンピック公式ホームページより
このブーケは
2011年東日本大震災で被災地だった
福島県、宮城県、岩手県などで
つくられたお花を使っています。
ひまわりは宮城県から。
震災で子供を亡くした親御さんたちが
子供たちが目指していた
避難所の丘に植えた
ひまわりのエピソードからきています。
トルコギキョウとナルコランは
福島県。
震災後、農作物の出荷に
打撃を受けたときに
花の栽培で希望を見出した活動が
発端です。
岩手県からはリンドウ。
この藍色は、オリンピックエンブレムの
藍色にもなっています。
メダリストたちがもつブーケ一つにも
復興への祈り、希望。。。
さまざま人の
さまざま想いが込められているんですね。
さらにデザインにも工夫があり
観客がどこからみても美しく見えるよう
それぞれのお花を固めずに
バラバラに配置していること。
少しでも長く楽しめるように
茎の下には袋がつけられ
ゼリー状の水が用意されています。
ちなみに、ブーケにそえられた
金・銀・銅のミライトワ
(大会マスコット)は
お花は枯れて残らなくても
記念に残せるようにつけられたそうです。
すごい、気遣い！！
これぞ、「おもてなし」！！
いろんな想いが込められた
オリンピックのビクトリアブーケ。
それを知るだけでも
感動がますます増えますね。
自分時間を大切に
今日も最後までお読み下さり、
ありがとうございました。
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