今日の面談の方は自覚しているよりずっと母親に対して激しい感情を抱いていた。 

 幼い日のある日のささやかな自分の願いを受け入れてもらえなかった。傷ついた。でもそれを訴えることも、何度もお願いすることもしなかった。

母は母なりに愛情をくれているのだから困らせてはいけない。我慢しよう。 


 本当は「ささやか」ではない。

 その時の自分には重大なことだった。 

でも「ささやかなことだ」と自分に言い聞かせてきた。そんなことを繰り返し、自分の本当の気持ちを感じにくくさせてきた。 


 大前提を知り、そんな理不尽な出来ごとも自分で作った現実なんだとわかってきた。 

なるほどなるほど。わかりました。 

 頭では理屈がわかってきた。 

でも心は全然追い付かない。 


 あの時の自分の願いがどうでもよかったものなら、30年以上前の出来事なのになぜ涙がでるのか。伝えないままずっと溜め込んだ本心。その意識が作ってきた現実。 


 まだやりますか?もうやめますか?


 言えない感情を溜め込んで腐らして。 

 「私の願いはしょうもないことだったのだから気にしなくていいの。」と編集して解決したように暮らしてきたけどいまだにこんなにあるなんて。


 誰が聞いてあげる? 

誰が癒してあげる? 

自分でやらないで誰に期待してる?


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