昨日カール・ラガーフェルド氏が19日に亡くなっていたとニュースになっていましたね。
シャネル、フェンディ、クロエのヘッドデザイナー。
みんなの憧れを生み出し続けた人。
服飾に携わらなくても彼の仕事を知らない人はいないと思います。
業界につま先だけ浸していたので、
コレクションの写真や映像、インタビューなどを見る機会がありましたが、
シャネルのコレクションは本当に常軌を逸したものでした。
まさに憧れ。
とはいえ、もし「好きなブランドは?」と聞かれてもシャネルとは答えません。
凄すぎて分不相応だから。
口にするのも恐れ多い!
私には 月とバクテリア、
地球から冥王星の果てまで遠い距離の存在なのです。
そんなラガーフェルド氏がもう居ないのだと聞いて私は驚きました。
私が彼の存在を知った時、彼は既におじいちゃんで、
10年経っても20年経ってもおじいちゃんで、
きっとずっとこのまますごいデザインを生み出し続けていくサイボーグか妖怪かなんかなんだろうと思っていました。
でもそんなことはなかったようです。
彼のインタビューで、印象に残っているもの、
うろ覚えですが、
誰よりもファッションに没頭して、
誰よりも自分が優れているところを見せつけるのが好きなんだ。
と言っていた。
他の人が言ったなら「なんだアイツ…」となりそうな台詞。
でもラガーフェルドが言うと「おっしゃる通りでございます!!」となる。
ユーモアもある方だったんでしょうね。
最初の写真は彼のアトリエで、
膨大な資料があり、勉強熱心だった事も有名です。
今の仕事と少し繋がりを感じるのは、
シャネルのコレクションにはアクセサリーが多用されていた事。
普通コレクションというと服がメインでアクセサリーは一切ないブランドもある中、シャネルのコレクションは私にワクワクする心をくれました。
アクセサリー好きの皆様は機会があればぜひコレクションを見てみてください。
はぁ、、私ごときがシャネルを語ってしまった。
申し訳ない。。
本当に憧れのデザイナーでしたし、
大好きでした。
カール・ラガーフェルド氏のご冥福をお祈りします。