ブックカーニバル in カマクラが
今年も行われました❗️
昨年は一箱古本市に出店したのですが
今年は春先が忙しかったので
残念な事に出店する機会を
逃してしまいました
今年は【本談会】の講演を
聴いてまいりました
それというのも、お話しされるのが
私の手紡ぎの先生で染織家の
たなか牧子先生だったからです
『鎌倉染色彩時記』という本を
自費出版され
【自費文化賞 エッセイ部門賞】
を受賞されました
鎌倉に生息している植物で
草木染めをなさった記録を
この本で紹介されています
染めの事だけでなく植物の解説
先生の爆笑エッセイも掲載されており
充実した内容です
ご興味のある方はamazonでも購入
出来ますので、是非お手元に
いう場所の古民家にアトリエを
構えて、自身の作品を制作しつつ
染織を生徒さんにも教えています
なぜ、古民家だったのか?
どうして草木染めに目覚めたのか?
などの興味深い自身のお話しを
して下さいました
司会者の方が
「織っている時は何を考えてやって
らっしゃいますか?」
という質問に
「う〜ん。今晩は何食べようかな。
かな?」
とお答えになりました
掘り下げてお話し下さったのが
「自分の作品を作って買って下さった
方が喜んで下さる事が一番嬉しい事❗️
なんだけど、決してお金の為だけに
作品制作をしているわけではない。
毎日の生活の活動をキチンとこなして
充実した1日の終わりに
《美味しいご飯が食べたい!》
って思える事が幸せに感じる」
と語られて、私はその言葉に
感動してしまいました
私も常々、作品制作をしながら
「これはお嫁に行く商品ではあるけど
お金の為だけに物作りをしているわけ
じゃない」
「でも、お客様からお金を頂いてる
以上はこれは仕事である!」
と、いう葛藤を持っていました
(只今お仕事は休業中)
それが今日の先生の言葉で何だか
吹っ切れてしまいました
先生はユーモアたっぷりの方なので
話が尽きる事なく時間が足りない程
でしたよ