こんばんは、今日も来てくれてありがとうございます。
今日は、「海でのキラキラしたおもひで」の話題に
参加させていただきます。
私の海でのキラキラした思い出は・・・
残念ながら、私には
海にロマンティックな思い出はありません。
でも、晴れた日の海はどこの海でも
キラキラしています。
私は海の輝きを見るのが大好きです。
特に海が透き通っていて
キラキラ光る海の中で、魚が泳いでいたりすると
もうそれだけで感動です。
時を忘れてみていたくなります。
どちらかというと私は、
海と言えば、ひやひやした思い出の方が
深く記憶に刻まれています。
浮き輪で荒波に流されて、岸に戻れなくなったり
堤防で海に滑り落ちて、海藻が滑ってなかなか上がれなくなったり
足を切ったり、手を切ったり
海はかなり危ないところです。
ただ、怖かった話をするのは
今回のテーマには合いませんので、
キラキラした輝きはないですが
小さな小さな思い出話を一つ
お話させていただきます。
小学生の頃の夏休み
夏休みの宿題に、貝拾いをしようと
海に連れて行ってもらいました。
連れて行ってもらった海は
人があふれる海水浴場です。
夏休みの宿題になりそうな貝は
見つけることが出来ませんでした。
けれど、私はそこで
真っ黒なクルミの実を見つけました。
クルミの収穫期は秋ですから
夏の海で見つかったクルミは、今年のクルミではありません。
ずっと海を流れてきて
この海岸に打ち上げられて
このクルミは、私と出会ったのです。
真っ黒なクルミは、ずっと遠くから海を渡ってきたクルミだと
私は誰かに聞いたことがあったのです。
私は、クルミを拾って
そのクルミがしてきた旅に思いを馳せました。
さながら島崎藤村の「椰子の実」の歌のように
波間を漂う姿を思い浮かべたのです。
瓶に詰めて流した手紙をもらったような
知らない世界との触れ合えたようで
とても楽しい気持ちになりました。
私はクルミを持ち帰ったので
真っ黒なクルミは、私の宝物になったのです。
私のクルミはとても大きくて
同じ様に海でクルミを見つけることはあっても
私のクルミぐらいに大きなものは見つけたことがありません。
自慢の大事な宝物でした。
引越しを繰り返すうちにクルミは無くなってしまいましたが
あの真っ黒なクルミは
今も心に残る海の思い出です。
夏の海の小さな小さな思い出のお話ですが、
小さなクルミが想像させた海の旅は
けっこう、ワクワクする
キラキラした思い出だったかもしれません。
あなたは海で見つけて
持ち帰ったものはありますか？
細やかでも
意外と心に残る
思い出だったりしますよね(*^_^*)
