私たちの旅の目的の ひとつに
毎回『水めぐり』があります。
今回の山形県の旅では鳥海山の湧き水巡りをしました。
⬇︎まずは鳥海山の麓の 吹浦にある 『 丸池様 』です。
湧き水のお池に『様』が付くほど神聖視されているのですね。
⬇︎ こちらは『 玉簾(たますだれ)の滝 』です。
少し紅葉が始まった森の中、
黒光りする岩肌を 豪快に落ちてくる滝です。
⬇︎ こちらは 『 元滝伏流水 』
岩の割れ目から 溢れ出る鳥海山の伏流水。
⬇︎ 『胴腹(どうはら)の滝 』
中央に祠を祀り、その両側から湧き水が落ちてきます。
祠の左右に湧き水が流れ出ていますが
源流が違うので、味が違うそうです。
( 実は飲んでみたけど 違いがよく分からなかった私と夫💦 )
ここで出会った地元の方が とても親切でうれしかったです。
何しろ、クマが出るんじゃ無いかと思うくらい
うっそうとした森の中でしたので。
その沢山の伏流水の元となる鳥海山は車で 鳥海ブルーラインを使って 5合目あたりまで行かれました🚙
🍁 途中はブナの黄葉と赤い紅葉がとても綺麗 🍁
鉾立 (ほこたて) 展望台に着くと
山頂から吹き下ろす風がものすごくて、
そのまま日本海まで飛ばされそう😅
大げさみたいだけど、ほんとに体が浮きそうでした。
曇天で暗くて写真に赤が出ませんでした。
( ↑私の腕では赤を出せなかった言い訳 💦📷 )
ちなみに強風の展望台の駐車場は誰も居ませんでした😅
下を見下ろすと海岸線と日本海が見えます。
鳥海山は日本海から すっくと立ち上がったようなお山です。
東北旅行で、前回は青森の岩木山、
今回は山形の鳥海山と
どちらも地元の方々に愛される素晴らしいお山でした。
もちろん、そのお山に行くときは 地元の神社にお参りします。
岩木山では岩木山神社に参拝しました。
今回は『大物忌(おおものいみ) 神社 』に。
やはり 日本人は 美しい自然と、背中合わせの荒ぶる自然を畏怖する気持ちを持って、山や川や海に向き合っていますね。
手を合わせ、荒ぶることの無いように…と。
災害の多い今、自然を怖れ敬う、その心を忘れないようにしたいです。