お元気ですか？
アトリエセランです。
お窯選びのポイントだけは
キチンと書き残しておこうと思います。
備忘録的になりますが、
皆様が選ぶときの参考になれば
【お窯の種類】
上絵付け専用窯
高温焼成窯
があります。
✳︎✳︎✳︎上絵付け専用窯✳︎✳︎✳︎
【特徴】
★焼成温度は900℃程度
★購入費用が比較的安い
★電気工事不要の窯がほとんど
★上開き式と前開き式がある
【前開き式のメリット】
✳︎陶器の出し入れがしやすく
電子レンジを使う要領で使える。
✳︎購入費用が比較的安い。
✳︎セラミックファイバーを使用している機種は
早く高温になり、冷めるのも早いので
急ぐ時に便利。
【前開き式のデメリット】
✳︎電熱コイルが側面三方向にしか無いため
熱ムラが起きやすい。
✳︎電熱コイルの交換は基本的に
コイルだけの交換で済むが、
機種によっては
炉内を丸ごと交換する必要があり
メンテナンスの費用が高くなる可能性もある。
【上開き式のメリット】
★扉を上に持ち上げて開け閉めするので
炉内全体が見やすい。
★電熱コイルが四方に付いているので
熱ムラが少ない。
★耐熱レンガを使用している機種が多い。
★耐熱レンガは高温になるまで時間がかかるが
冷めにくいので仕上がりに艶がある。
★セラミックファイバー仕様のお窯の場合、
柔らかいフェルト状の物を使っているため
万が一陶器が触れても傷つきにくい。
★メンテナンスは機種によって異なるが
ほとんどは電熱コイルの交換で済むので
費用は安い。
【上開き式のデメリット】
★出し入れに慣れが必要
★セラミックファイバーのお窯は
ファイバーの繊維が剥がれて
非常に稀であるが焼成中に
陶器に着く場合がある。
防止策として要らないお皿を蓋のように
上から被せてカバーする方法を取ると良い。
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✳︎✳︎✳︎高温焼成出来るお窯✳︎✳︎✳︎
【メリット】
★焼成温度は1300℃程度まで
★上絵付けだけでなくイングレーズや
陶芸の窯としても使える。
★炉内は耐熱レンガ仕様がほとんど
★サイズが豊富
【デメリット】
★購入費用が高い
★電気工事が必要な機種がほとんど
★陶画舎の機種に
セラミックファイバー仕様の物もある。
柔らかいフェルト状の物を使っているので
焼成中に陶器に繊維が剥がれて
着く可能性もあるので注意。
★防止策として要らないお皿を
蓋のように上から被せてカバーする
方法を取ると良い。
こんなところでしょうか？
ご参考になれば嬉しく思います。
ではでは。
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