Hachette Collections Japan
恋愛小説の世界 名作ブックコレクション
美しい装丁で読める
世界の名作ブックコレクションを
定期購読をさせていただいてます
第4号と5号は
若草物語
マンスフィールド・パーク
でした
若草物語
著者 ルイーザ・メイ・オルコット
子供の頃に読んだ若草物語は
大人になってどんな感想を持てるのか
今から読むのが楽しみです
マンスフィールド・パーク
著者 ジェイン・オースティン
マンスフィールド・パークは
初めましての本です
大好きなな「高慢と偏見」の
ジェーンオースティン著者なので
こちらもワクワクしております
2号、3号の感想
ネタバレしないようにざっくり
書かせていただきます
前回ご紹介した
第2号 嵐が丘 エミリー・ブロンテ著
あれ?これって、こんなに
ドロドロ ジメジメした物語でしたっけ??!!
と、
記憶にほぼ留まっていなかった内容ゆえ
初見かの如く楽しめました
英題が
Wuthering Heights
wutheringとは
荒れ果てるという意味です
確かに、館は風の吹き荒ぶ
荒れた場所に立っておりますが
私には荒れ果てているのは
超複雑化した
家庭環境、人間関係のような気がします笑
絶対にそのような意味合いが込められてるなと
勝手に妄想しました。
こちら1となってるので、まだ前編のみです
登場人物の名前が
死んだ母親の名前を娘が継いでいたり
ややこしいところもあります。
その辺を整理しながら読んでいくのが
挫折しないポイントです(笑)
あとは、読み手が元家政婦という
一辺倒な形なので
少し、単調です。
特に、前半がだるいです。
だるいなーと思って読んでると
見落としがちですが
結構な陰気な展開や、言い回しが隠れてます
私はこの作品は
元祖韓国ドラマ系
だと思います。
そう思って読み解くと楽しいです(笑)
第3号 源氏物語 紫式部著
こちらは大変読みにくいと思います。
谷崎潤一郎氏の現代語訳
とはなってますが
現在の現代語ではございません
当たり前ですが😅
なので、若者からしたら
これはもはや、古文だよねー
と思うところでしょう(笑)
それでも、このくらいの古さを残した言葉の方が
平安の情緒や風情を感じられる気がするので
私は好きです
本気の現代語で源氏物語を訳したら
ただのパリピのチャラ男物語
になってしまうことでしょう。
すいません、
兼近さんが思い浮かんでしまいました
内容はご存知の方が多いと思うのですが
この歳になって改めて読めば読むほど
笑えます
雨夜の品定め
箒木の章にある有名な場面です
源氏の元にやってきた
頭中将、左馬頭、藤式部の丞たちが語る
「女の品定め」と称して語る場面
男の心が他に移った時の
女の態度と心得
浮気を責める時の女の態度や
怨みがましい言い方された日には
もう別れる。
かといって、何も言われないのも可愛くない、、、
とか。
女はかしこすぎても嫌だけど
何もできなくて
頼りにならなくても困る
頼るな!!と言いたい。
容姿が悪くても愛嬌があればよし
かといえば、そうでもない。
結局、どんな女がいいとも誰も言えてない
などなど
どんだけーな
超絶ワガママな男性側のご意見を
言いたい放題でした
令和では全てアウトですね(笑)
でも、THE昭和脳の男性には
この神話になるような女性像が
存在してるのかもしれません笑
うちのジャイアンは。
あー、この人たちの言うこと
全部わかるーーー!
と、異常に共感しておりました
昭和脳 確定です(笑)
読みにくさの克服方
谷崎潤一郎氏が冒頭で述べている
読者はくれぐれも時として、
意味がわからないことがあっても
調子の美しさが感じられればよしとして
先に進んでいただきたい
この部分は
「和歌においては」と書かれてありましたが
現代では使われない言い回し、単語、丁寧語など
さまざまに難解と思われる点がありますので
私は全編において、
この調子で読み進めてよいのかなと思います。
訳者本人が言うのですからね
オッケー、飛ばす飛ばすー
と、ありがたく思って読み始めれば
スラスラいけます
それでも万が一、
読み進めるのが苦になって挫折しそうな場合は
大和和紀先生のマンガ版
あさきゆめみし
から読まれるのがおすすめです
高校生の時に、
与謝野晶子訳の源氏物語につまずいて
このマンガ版と見比べながら読み進めて行ったのが
私の源氏物語LOVEの始まりでした
今尚、受験生などにも読まれているそうです
定期購読しなくても!!
Amazonさんで1冊ずつの購入もできます!!
今後1冊だけ欲しかったら
どうしたらいいんですかね??
とのご質問をいただいてたので
毎号のご紹介と、リンクを貼るようにしますね
なんせ、定期購読
放っておいたら80冊来ちゃうから
お好きな作品だけを抜粋して
お買い求めいただくのもいいかもしれません