接触冷感の糸がありまして
冷感というだけあって ひんやりと気持ち良くて
別の用途にしようと思って買ったんですが
すごく気持ち良いので スヌードを編んでみたのです
この糸 もっと買っておけばよかったな と後悔しました
そんな経緯もあって
接触冷感マスクを作るのには
その編み糸に7割弱含まれていた
キュプラを使おうと思ったのです
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アトリエBellでは
試作品を3月から試用し
先週 友人知人向けに先行販売を始めました
私が試用してみて
そして 友人やご家族からご感想をいただき
感じたこと・わかったこと
繊維・生地の特徴などを
メリット・デメリット含めて
紹介したいと思います
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この 接触冷感マスクですが
手に取った瞬間から
とてもひんやりとした気持ち良さを感じます
顔に当てた瞬間 冷たさを感じます
そして すべすべとして 肌触りもとても良いです
ただ
暑い中どうしても出掛けなければならない時のために
涼しさを最優先にして制作しましたため
どんなシーンにもぴったり とは参りません…
とても 薄手なので
口呼吸や会話の多い場面では
少し 吸い付くような感じのする場合があります
また
吸湿性・放湿性に優れた生地なので
おやすみマスクとしては適さないと思います
特に
私みたいに いつの間にか口呼吸になってしまう方
…やめておいてください。。
…私は少し喉が痛くなりました(笑)
多分 水分を持って行かれ過ぎたのでしょう(笑)
放湿性に優れているという特徴は
本当なんだなぁと思う次第です
しかし肌がカサカサになったりはしなくて
なんでかな??不思議です
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キュプラ100%の生地といえば
一般的な用途としては 裏地になるかと思います
ちょっとお高いスーツに使われているあれですよ
デメリットとして
縮みやすい という特徴がありまして
そのため本来は
ドライクリーニングが推奨されていますが
マスクをいちいちクリーニングに出すのは
現実的ではないということで
水通しして縮ませた上で制作しております
綿の布マスクの洗い方として推奨されているような
手洗いの方法に準じていただければと思います
こすり洗いは 毛羽立ちの原因になりますので
優しく洗ってくださいね
我が家は二層式の洗濯機を使っておりまして
最初に お水たくさんでさっと洗って取り出しております
…全自動とかだとちょっと難しいのかな???
もうひとつデメリットとして
しわになりやすいです
お洗濯したら しわをよく伸ばして干してくださいね
アイロンをかける場合は 低温でお願いします
(生地メーカーHPには中温とありますが念のため…)
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なにぶん
裏地としての用途がメインと思われる生地なので
とにかく ペラペラです
出来上がったマスクも 薄手のものです
先程も少し触れましたが
大きく息を吸うと
口元がちょっとペコペコします
不織布マスクとかでもそうなるかと思いますが
それが少し顕著かなと思う感じです
口元のペコペコが気になってしまう方は
母が 外側を麻とか綿とかで作っておりますので
そちらをご検討いただければと思います
涼しさ最重視で選ぶなら 私は両面キュプラです…
私が 暑くて死なないために作ろうと思いました
熱中症対策としては
焼け石に水かも知れませんが…
わずかでも暑さがマシになればと思われる方は
使ってみていただければと思います
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ちなみに
このキュプラの原料ですけども
コットンリンターといって
綿(わた)の種の周りの産毛なのだそうです
キュプラ(商品名:ベンベルグ)とは ※メーカーの旭化成さんHP
化学繊維の中でも再生繊維と呼ばれるものですが
再生といっても何かをリサイクルしているわけでもなく
綿(わた)から綿糸を作って
それに使われない部分で出来ているのがキュプラ
ということなんです
化繊といっても 石油由来のものばかりではなくて
いろいろな原料があるんですねぇ
化学繊維に分類されていますが
素材としては天然由来で
感覚過敏の障害を持つ私にも
すべすべとしてとても気持ち良く使えています
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そうそう
市販の接触冷感マスクの記事で
マスクをはずして振ってまたはめると
またひんやりしますというのを見まして
このキュプラのマスクはどうだろうか?と試したら
同様に 冷たさが戻る感じがしました
…不思議です
理系科目は不得意でして …不思議です。。。
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アトリエBellでは 5/29現在
友人・知人向けに 接触冷感マスクを先行販売中です
私が
外側・内側を両面キュプラで制作しているものに加え
アトリエBellの 布小物を担当しております 私の母が
外側を リネン(上質な麻)や綿の中でも涼しい織り方の生地
内側を キュプラやシルクなど
色々と組み合わせて制作しているものもございます
両面キュプラのマスクは
ありがたいことに
初回制作分・追加制作分が ほぼ完売でして
オーダーいただいた方から
順番にお作りしている状況です
私の技量では 生地が扱いづらく
少量ずつしか制作できておりません
もう少し 数が揃いましたら
通販なども始めたいと思っております
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接触冷感マスクのご案内
とても長くなりました
ここまで お読みくださいました方々
本当にありがとうございます!
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