Youtu

Youtubeの概要欄に書かれたヨサンのメッセージ

こんにちはヨサンです。

歌手として自分ができる一番誇らしいことは何だろうと考えてみたのですが、練習生時代に僕が歌を聞いて慰められたことをふと思い出しました。

少しでも僕の声が誰かの力になること、慰めになること、何よりも希望になることを願う気持ちで頑張ってこのカバーを準備しました。誕生日を祝ってくださって本当にありがとうございます。愛しています。

 

映像に登場するヨサンの高校生活の実話について

かつてのヨサン君のプメやliveでの発言についてまとめます。

 

ヨサンの両親は当初歌手になることに反対していたため、学業と練習生を両立することを条件にヨサンが歌手を目指すのをやっと認めてくれました。なのでヨサンは勉強を熱心にする進学校に通いながら当時練習生をしていた旧ビッグヒットエンターテイメントで練習生として過ごしていました。学校と事務所と宿舎が離れていたため、移動にたくさん時間をとられ、その上勉強に熱心な進学校であるため課題が多く、授業時間も長かったため、授業後にソウルの事務所まで移動してレッスンを受けるなどし、課題をこなしているとほとんど睡眠時間が取れないような日々が続いていたそうです。なので学校の休み時間によく寝ていたそうです。

 

バナナ牛乳

ある時いつものように学校で疲れて寝ていて、目を覚ましたら「頑張れ」とかいたポストイットが張られたバナナ牛乳が机に置かれていたことがあったそうです。

 

夢を書いたロッカー

ヨサンの学校の生徒はロッカーに名前となりたい職業を書いていたそうなのですが、まわりのみんなは弁護士や医者、判事などと書いているのでアーティスト(special clip内では歌手と書いています)と書くのが少し恥ずかしかったけど、僕が望む夢なのになんで僕が恥ずかしがるんだろうと思ってロッカーに書いたそうです(旧プメ)。

 

教科書のマーカー

ヨサンはよく教科書を忘れることがあったそうで、そのたびに教科書を見せてくれるパートナーの友達のためにヨサンがマーカーを引いてあげていたそうです。

 

ギター

ヨサンの部屋にギターがあるのはヨサンは昔ギターを習っていたことがあり、クラブにも参加していたことを反映しているのではと言われています。

 

 

 

 

誕生日おめでとう!

 

 

 

Willのアルバム内でCrecsent2を境にしてDreamy Dayから始まる後半のA次元のお話などを題材にしたユニット曲について、Fever シリーズでのA次元のストーリーを交えて部分的に考察してみます。

 

MATZ

 

 

youtubeのコメント欄にとても詳しく(英語で)書いてあることの受け売りになりますが、

まず冒頭のKIAカーニバルという車種の車の下にGPSを取り付ける人物の描写は2021年に実際にATEEZに起こった事件で、KQは犯人を提訴しました。(サセンがメンバーの移動用車両にGPSを取り付けた事件です)

こいつらはうるさいという歌詞は実際にデビュー当時のATEEZが人から言われた言葉らしいです。

my doctor says 上に席がたくさんある という歌詞はソンファが医者から胃が人より大きいといわれたことを揶揄しているらしいです。(推測)

それ以外にも歌詞にはたくさんの実際に起こったエピソードなど込められていそうですね。

最高にかっこいい長男s 永遠なれ

 

YouthとIt's youで表現されたストーリーはZero Fever Part One Diary fiimを見るとそのつながりがよくわかります。

 

 

Youth

 

ユンホとともに音楽を奏でていたユンホの兄はある日車に轢かれて亡くなってしまいます。

YouthのMVではミンギとユンホがとある家を窓からのぞき込むとその中にはそれぞれ痛みを経験するミンギとユンホがいます。

ユンホのシーンには窓ガラスが割れてエアーバックが作動した車が登場し、ユンホはギターでその車を殴り涙を浮かべます。

ミンギは青春は何か大人に問いかけているシーン(youthビハインドより)と、自分が経験する葛藤や痛みを青春という一言で片づけて正論をぶつけてくる大人たちの声を遮断するようにイヤホンをつける描写があります。

そして最後は、兄の喪失に苦しむユンホと大人たちからの心無い言葉に苦悩するミンギがいる家が燃え上がるのを、「一人だった20歳の風よ」という歌詞とともに見つめるミンギの横にユンホが加わり、二人で家が燃え上がっていくのを見つめています。

 

It's you

 

かつて舞台恐怖症だったウヨン(Big hit練習生時代の実話です)をスポットライトのように照らす車のヘッドライトから始まるIt's youのMV。

鳥かごの中の鳥は美しく舞い、サンは鳥かごを開け放ちますが中から出てきたのは一羽の青い鳥ではなく無数の灰色の鳥でした。

机がたくさんあるがらんとした教室で孤独を抱きしめるヨサン。

(おそらくdiary filmのサンとヨサンのストーリーが入れ替わっています)

It's youはBOS(ヨサン、サン、ウヨンのユニット名、50歳の半分(25歳)という意味)の3人がそれぞれ歌詞を書いたそうで、それぞれ、目指したい方向性があったようで、それとA次元のストーリーの断片が入り混じる盛りだくさんのコンセプトのMVになっているので、断片的な解説になりました。

歌の意味自体は歌詞がすべて表しているので、A次元とのつながりの考察はここまでにとどめておきます。

タイトル通り本筋のストーリーラインにインスピレーションを受けて私が書いた二次創作ストーリーです。

主人公はFever Epilogueのユンホです。

本筋の話ではウヨンがクロマーを回して終わるシーンですが、もしそうじゃなかったら、という設定の話です。過去に戻っているので、アジトも壊されていない事になっています。

side○○は誰の視点で書いてあるのかを表しています。

 

Fever Epilogue Another story

 

side Yunho

 

「俺のことは過去に残して、お前はお前の道を行ってくれ。」

 

二度目に兄を失った時に僕の中で何かが音をたてて壊れてしまった。

 

救えなかった

救えなかった

 

あんなに注意したのに

今度は絶対に死なせないように

なのに僕はまた

兄を死なせてしまった

 

ナイフを片手に横転した車のそばに立つヘンリー・ジョーは頭から血を流しながらしきりに何か怒鳴り散らしていた。遠くから徐々に近づいてくるパトカーのサイレンの音、報道ヘリのプロペラの音、横転した車で怪我をした人々のうめき声、バイクのエンジン音、叫ぶ人々・・・

 

うるさいな

 

うるさいな何もかも

 

周りの喧騒とは対照的に腕の中の兄は静かだった。身体はまだ暖かいのに、その瞳は永遠に閉じられたままで、息をすることも動くこともなかった。

僕は兄の体を地面にそっと寝かせると、無言で立ち上がりヘンリー・ジョーの方へ歩いて行った。

まだ何かを叫んでいたヘンリー・ジョーは警戒と微かな狼狽をはらんだ表情で僕を見た。

「そんなにこのクロマ―が欲しい?これを使えば別の次元に行けるんだよ。お前みたいにうるさくて目障りで感情を爆発させて人の命を簡単に奪うような人間は排除される世界に」

ヘンリー・ジョーは意味が分からないとでも言うように眉をしかめて僕の方を見た。メンバー達も心配そうに僕の方を見ていた。

 

「そんなに行きたいなら僕が連れて行ってあげるよ」

「ユノ!」

メンバーに制止される前に僕はウヨンの持つクロマ―を掴み取り、ヘンリー・ジョーに近づきナイフを持つ手を掴んでクロマ―を回した。

 

「ユノ待て!」

 

side narration

 

たった今ユノとヘンリー・ジョーが立っていた、今は空っぽの空間にメンバーのユノを呼ぶ声が響いた。

「ユノのやつ・・・一体どうするつもりなんだ・・・」

ホンジュンは初めて見るユノの様子に当惑した様子でそう呟いた。

「ひとまずアジトに戻ろう。クロマー無しでは僕たちには何もできない」

ソンファがそう言うとメンバーとユノの仲間は一旦その場を後にした。

 

・・・・・

 

灰色のビルが立ち並ぶ区画にある小さい広場に突如二人の男が姿を現した。一人は血だらけで、もう一人は頭から血を流していた。その場に居合わせた人々は一瞬驚いたような素振りを見せたが、ある者は二人を避けるように足早に歩き去り、またある者は読みかけの新聞に再び目を落とし、そんな風にしてやがて皆それぞれがそれまでしていた作業に戻っていった。無関心の者と関心を持ったことを誰かに悟られるのを恐れるように無関心を装う者たちが混在していたが、予想外の出来事に対するどよめきはそれほど間を置かずして元の静けさに戻っていった。

 

「あんたがあんなことをしでかしてまで手に入れたかったこのクロマーで次元移動できる先は、この感情を奪われた人々が暮らす無味乾燥した世界だよ。せいぜい感情があることを悟られないように上手に隠して生き延びてみなよ。うるさくて衝動を制御できないあんたにそんなことができるならね」

 

そう言い残してユノはクロマーの空間移動機能を使ってその場から消え去った。

 

「待て!どこへ消えた?ここはどこだ?」

ヘンリー・ジョーは頭部の傷跡から流れ出る自らの血で顔を半分赤く染めたまま、ナイフを片手に通行人につかみかかった。

突然見知らぬ血だらけの男に掴みかかられて狼狽した通行人が恐怖の叫び声をあげ、周りの人々も円を作るようにヘンリー・ジョーを避け始めた。

ヘンリー・ジョーがガーディアンに発見されるのはおそらく時間の問題だった。

 

しばらくしたころ、混乱の起きているビル群の区画からは離れた場所にある政府機関の建物が立ち並ぶ区画に、血だらけの青年が姿を現した。同じ形をした冷たいコンクリートの建造物が立ち並ぶ雑草一つ生えていない灰色一色の風景に、血で赤く染まった衣服に身を包まれて立っている青年の姿が鮮やかに浮きだっていた。

 

side Yunho

 

僕自身がこの世界にもう一人いたように、僕の兄もきっとこの世界にもう一人いるはずだ。

そう思っていくつかの場所に検討をつけて兄を探し回った。人々が他人に無関心なこの世界は短時間なら誰からも干渉されず、ガーディアンに見つかることもなく歩き回れた。そして何か所目かに到着した政府の中枢機関が多数設置されているこの区画で、ついに僕はこの世界に生きる兄を見つけた。

もとの世界の兄と違いこの次元の兄は眼鏡をかけていて、神経質そうにホログラムを睨みながら肩をすくめて机で作業していた。さっき失ったばかりのあたたかい笑みをいつも浮かべていた優しい兄とは違い、凍り付いたような無表情で淡々と機械を操作する兄の姿が僕の目には異様に映った。

この世界の僕と兄さんはどんな関係だったんだろう・・・

僕たちの愛した「音楽」が禁じられたこの世界では・・・

 

大丈夫だ。

チップを破壊すれば感情を取り戻して、きっと元居た世界の兄さんのように優しく笑ってくれるはずだ・・・

僕は自分にそう言い聞かせながら、兄にゆっくりと近づいて行った。

「兄さん」

この世界の兄はホログラムを睨んでいた顔を怪訝そうに歪めて首を左右に振って声の主を探した。そしてガラスの窓の外に立つ僕の姿を見つけると、怪訝そうな顔はたちまち怒りをはらんだ驚愕の表情に変わった。元の世界にいた兄が僕に一度も向けたことのない表情をしたままその人は僕に向かってこう言った。

「お前がなんでここにいるんだ?ガーディアンに捕まって処刑されたはずだろう?もうこれ以上家族に迷惑をかけないでくれよ。お前があの妙なレジスタンスに加わったせいで、俺のキャリアはめちゃくちゃになったんだよ。お前はもう俺たちの家族じゃないんだよ!」

兄と同じ顔をした男は僕を憎しみを込めた瞳で睨みつけながらそう叫んだあと、机の上の通話機をつかんでダイヤルを押した。

「緊急の連絡です。黒の海賊団の一味が国家安全保障局の建物のすぐ外にいます。すぐにガーディアンを寄越してください」

そう叫んで通話を終了したその人は僕に背を向けて部屋の奥の方へと走っていった。その数秒後けたたましいサイレンの音がそこら中に鳴り響いた。

 

この世界の兄は兄の姿をしているだけで僕のいた世界の兄とは全く違う人物だった。ショックで立ち尽くす僕の周りに野次馬のように国家安全保障局周辺の建物から出てきた人々が集まり始めた。

その人ごみの中にすがるように兄の顔を探したが、見つけられず、僕はとっさにクロマ―を回した。

 

・・・・・

 

ここがどこで自分がどこに向かっているのかも分からないまま、僕は倒れそうな体を何とか前に押し出しながらどこかへと続く道を歩いていた。

 

もうこの世界のどこにも僕の兄さんはいない。

わずかに残された最後の希望すらも打ち砕かれて、僕の足取りは重く、身体を引きずるようにただあてもなく前へ進んだ。

 

こんなつらい感情ならいっそ失ってしまったほうが楽なんじゃないのかな?

ふとそんな考えが頭に浮かんだ時、いつか聞いたZの言葉が耳に木霊した。

 

「苦痛は人生において不必要な感情であり否定的な要素です」

 

この心が引き裂かれそうな悲しみや絶望が与える苦痛を取り除いてもらえるならいっそ・・・

感情などなくしてしまえばいいのかもしれない・・・・

 

その時突如僕の脳裏に割れたクロマーとその向こうに取り残されたヨサンの顔がフラッシュバックした。

メンバーたちを救うため、クロマーを回し、おそらく今もガーディアン達に捕らえられているヨサン・・・そうだ僕はヨサンを、まだ生きている大切な仲間を助け出さないといけないんだった。

早く、早く、メンバーたちのところに戻ってこのクロマーを届けないと。

 

はっとして顔を上げて自分のいる場所を確認して、僕は自分が今まで自分の体が無意識に僕をメンバーたちのいるアジトに向かわせていたことに気が付いた。

 

僕の身勝手な行動をメンバーたちは許してくれるかな・・・・

一抹の不安を抱えながら、僕はアジトのドアを開けた。

 

「ユノ!」

「みんな・・・僕が勝手な行動をして・・・」

 

ごめん

その謝罪の言葉を言う前に、僕の体は暖かなぬくもりに包みこまれていた。

「お前どこ行ってたんだよ?大丈夫なのか?」

「本当に心配したよ」

「ひとまず無事でよかった」

「兄さん服が血だらけじゃないか。早くその服を着替えてきなよ」

非難されることを覚悟してアジトの扉を開けた僕に、メンバー達は口々に僕を心配する言葉をかけた。そんなメンバー達の声を聴いて僕の頬を温かい水滴が伝った。二度目に兄を失った時にとっくに枯れ果ててしまったと思っていたその水滴は、メンバー達の顔を見た瞬間感じた安堵感と心配をかけたことに対する罪悪感とともにとめどなくあふれ出た。

 

「お兄さんを助けられなかったのは本当に残念だった」

「ご遺体はきちんと埋葬したから何も心配しなくていいよ」

僕がいない間にメンバー達は兄の身体をあるべき場所に返してきてくれたようだった。

 

「ありがとう・・・」

 

僕は向こうの次元で起きたことを、ぽつりぽつりとメンバー達に話した。

 

「もしかしたら感情統制のシステムを完全に破壊すれば、向こうの次元のお兄さんの考えも変えられるかもしれないよ?」

どこまでも無邪気で前向きなメンバーはそう言って僕を励まそうとした。向こうの次元の兄の様子を見る限りではその可能性は低そうだったが、僕にとってはそのことはもう大きな問題じゃなかった。僕にとって大事なのは、これまでも、そしてこれからも、僕を支えてくれる大切な仲間たちで、今最も重要なのは、そのうちの一人がどこかで捕らえられて大変な思いをしているかもしれないということだった。

 

「クロマーも手に入ったことだし、一刻も早くヨサンを救い出す手立てを考えないと」

 

・・・・・

 

「俺のことは過去に残して、お前はお前の道を行ってくれ」

 

そう言い残して逝ってしまった優しい兄さん。

僕の日記を読んでしまったせいで自分が死ぬかもしれないことを知りながら僕を見守って朗らかに笑ってくれた兄さん。

あの日自分が死ぬことを覚悟して、それでも僕を心配して駆けつけてくれた兄さん。

どうしてあなたが死ななければならなかったのだろう・・・

どれだけ考えても答えなんて無かった

どうすれば助けられただろう・・・

あの日記を見えないところにきちんとしまっておけばよかったのかな

僕が最初から計画に参加していればよかったのかな

どれだけ考えても答えは出ず、自分を責める言葉ばかりが頭の中で鳴り響くだけだった。

そんなことを考えていると、ふと誰かからの視線を感じて、顔を上げてみれば心配そうな目で僕を見るメンバーと目が合って、そのたびに僕は、いや、たとえ何度過去を繰り返しても僕はメンバーを見捨てられないし、兄は僕を心配して駆けつけるだろう、なぜならそれが僕たち兄弟だから、そう考えて鬱々とした表情を顔から消して、大丈夫だよ、とメンバーに応えた。

 

僕がいつか本当に大丈夫になれる日が来るのかな・・・

 

兄を永遠に失った時、あまりのつらさに一度は捨ててしまいたいとさえ思ったこの痛み。

だけどどうやったら捨てることなんてできるだろう。

優しかった兄さんと過ごした日々を思い出すたびに湧き上がる温かい感情、幸福だった記憶、失った悲しみ、メンバーたちの顔を見たとき溢れだした安堵感や感謝の気持ち、その全てが僕の感情なのに。

 

苦しみながら、悲しみながら、喜びながら、その全ての感情を全身で感じながら、今日も僕は生きていく。

 

fin

 

 

 

ハーバード大学のArthur Brooks教授のTED Talks と WIREDのまとめです。

ちゃんとした内容は本を読まないと深く理解できないですが、まとめに。

あくまで教授の見解なので、自分の中で納得できる部分があれば実践してみるくらいにとらえるのが適切ですよね。

 

 

 

 

 

Happy and unhappiness

幸せと不幸せは脳の違う場所でそれぞれ処理されているため、この二つは対義語ではない。睡眠、食事、エクササイズは不幸せを減らすのに有効なもの。

 

では幸せの構成要素とは何か?

それは Enjoyment (楽しむこと)Satisffaction(満足感) Purpose(目的)の三つである。

 

1.Enjoyment

Enjoymentとは快感を意味するPleasureとは異なる。

 

人間の脳は分かりやすく説明すると3層構造になっている。最も下層に生存をつかさどる呼吸などの機能があり、真ん中の層に大脳辺縁系と言われる外からの信号を機械的に感情に処理する部分がある。この真ん中の層までの機能が原始的な脳の部分といわれ、人間を除くほとんどの動物はここまでの脳の機能までしか有していないと考えられている。一番上層に位置するのが新皮質と前頭前野であり、ここは感情を理解し次の行動を決めるなどの機能をつかさどる部分である。(脳科学については別の専門の教授の本を読む必要あり)

 

快感が脳の中の原始的な部分で処理され、生物にその行動を繰り返すように促すものであるのに対して、Enjoyment(楽しみ)はこれに人間性をプラスしたものと説明されている。すなわち楽しい経験を他者と分かち合い脳の中の前頭葉皮質を使って処理する感情である。前頭前野を使って第三者の視点から自分が今楽しんでいるのだということをメタ認知し、今ここにいることを感じながら体験する楽しみのことを指す。

 

殆どの人が将来の心配をしながら30~50%の時間を過ごしているとされている。それでは今を楽しむことを逃してしまっている。

キーワード Mindfullness, To be present

 

2.Satisfaction 満足感

満足感とは努力、働き、苦しみの見返りとして成功から得られる喜びとされている。

満足感の問題点は決して長続きしないこと。

自然界の掟で生存のためすべての生物は一定期間が経つとノーマルな状態に戻るようになっている(ホメオスタシス)。なぜならずっと満足した状態やハイな状態続くと死んでしまうから。自然界の罠は満足感がずっと続かないことを隠し、続くと信じさせて次の満足を求めて走り続けるように生物をプログラミングしていること。

 

しかし教授によれば満足感とは実は次のシンプルな算式で表すことが出来るという。

Satisfaction=Haves/Wants

満足感とは、自分がすでに持っているもの全てを、自分の欲しいもの全てで除した(割り算した)結果導き出される割合である。

 

自然の摂理は生物にこの分数の分子である「持っている物」を無限に増やすように促す。

しかしそれに従えば満足感はどんどん低下していってしまう。膨れ上がる分母の欲しいものリストを満たすため永遠に分子の持っているものを増やし続ける、無限のマラソンを走ることになる。

一方教授は、この分数を大きくし、満足感を向上させるには、分母の「欲しいもの」を減らすることを推奨している。

 

ダライラマ "we need to learn how to want what we have not to have what we want in order to get steady and stable happiness"

 

欲しいものに含まれるべきGood4

1.人生哲学と信仰(特定の宗教を信仰することに限定されない)

2.家族

3.友達

4.やりがいのある仕事(やりがいのある仕事とは次の二つの性格を満たすものことをさす。1.努力を伴い他者に奉仕すること2.自身の努力が成功として報われること)

上記の4つはそれぞれ4種類のことなる「愛」を表している。

 

欲しいものに含まれるべきでないBad4

1.お金

2.権力

3.快感

4.名声

 

キーワード:感謝リスト 今持っている物に感謝し、満たされていることを実感するために有効

 

3.Purpose 目的

目的とは人生に一貫性、目的、意義を見出すもの。

Purposeが何かを知るには/もしくは自分がPurposeを持っているかを知るには以下の二つの問いの両方に答えることで、判断できる。

why am I alive? 「なぜ生きているのか?」

For what am I willing to die? 「何のためなら死ねるか?」

この二つのどちらかにでも答えられないといつか自分の存在意義を見失ってしまう。

この二つの問いの答えがまだ分からない人はそれを見つけるのが宿題。

 

 


 

 

 ATEEZ THE WORLD EP.1 Movement Diary

A.イントロダクション

 

ウィーン!!! 

広場や通り校舎や建物中にけたたましいサイレンの音が鳴り響いた。あらこちで人々を監視していたガーディアン達がまず最初にその音に反応した。街を歩いていた人たち、仕事をしていた会社員たち、勉強していた学生たちも皆手を止めて、一番高いところにあるモニターの方へ向き直った。

 

空から見下ろすとその世界はよくできた映画のセットのようにだった。表情のない人々とよく整備された道路と建物。きれいでよく整っている世界だったがその中には生気が感じられなかった。冷たいセットのような建物とマネキンのような人々の間に似つかわしくない軽快な声が響き渡った。

 

「完全な世界、完全だからこそ私たちの世界は安全です。小さな誤差はすぐに亀裂になり亀裂はすぐに苦痛につながります。苦痛、苦痛は人生において不必要な感情であり否定的な要素です。私たちは皆さんを保護しようと思います」

 

街、会社、学校、広場から活気のあるZの声がスピーカーを通じて流れた。無味乾燥した顔付きで瞬きだけしながら聞いていた人々の耳の横に黄色い光が灯った。よく見るとそれは耳の下に取り付けられたチップから発せられた光だった。

 

「亀裂の無い世界はいつでも美しいです。各自の位置で人生を生きていく皆さんがこの世界そのものです。自分自身を疑わないでください。あなたはいつも正しいです。あなたが正しいから私たちも正しいのです。」

 

人々の顔に笑みがにじんだ。しかし誰の目も笑ってはいなかった。コマンドに従って動く機械のように顔の筋肉が動いただけだった。

 

「忘れないでください。政府はあなたのために働きます。政府はあなたのために献身します。このすべては・・・あなたのためなのです。」

 

Zの言葉が終わると人々は一斉に手をたたきながら歓呼した。

 

「Z!Z!Z!Z!」

 

Zと叫ぶ人々の声が響き渡る中突如スピーカーからノイズ音とともに音楽が流れ始めた。そして間を置かずして拡声器から広がる音とともに、スピーカーから流れるZの声は次第に音量を増した音楽にかき消され、人々の耳の横で光っていた黄色い光も消えていった。人々の間に立っていたガーディアンは誰かを探すようにあたりを見回し始めた。

歌声に戸惑う人々の顔を初めて「当惑」というという感情がよぎった。

 

広場に立っていた男が人の気配を感じ左側を見ると黒いフェドラ帽をかぶったホンジュンが彼をみて微笑んだ。男はホンジュンを知らなかったが無意識のうちに彼の名前が口からこぼれた。

 

「A...TEEZ...?]

 

1.

「ほらね、一度見たら絶対に忘れることはできないから」

男の右側に現れたミンギが言った。男の目に生気が宿った。そしてミンギは手に持っていた何かを男に向かって投げた。弧を描きながら飛んでくる物体を反射的に受け取った男は手を広げて中を見た。それは小さな正方形の機械だった。その機械の中には小さな文字でこう書かれていた。「あなたの耳の下にチップがあります。この遮断機をチップに触れさせなさい。」

 

街の真ん中にはウヨンとヨサン、建物の屋上にはソンファとサン、学校の中にはユノとジョンホが現れた。音楽に合わせてATEEZは歌を歌いダンスを踊った。最初はぼんやりとその光景を眺めていた人々も次第に無意識に音楽に反応し、体を揺らし始めた。黒い海賊団は空からビラをまいて地上では遮断機を配り始めた。人々はビラを拾い上げて中身を読んだ。

 

「あなたはあなたであることそれ自体で意味があります。

誰も貴方を定義することはできず、誰も貴方を統制できません。

生きることは不完全であり、不完全であるからこそ美しいのです。

詩を読み、絵を描き、音楽を聴き、歌い踊りなさい。

その中にあなただけの答えがあります。」

黒い海賊団

 

2.

ATEEZの歌とダンスとビラに書かれたメッセージを読んだ人々は耳の下に違和感を感じ、本能的にチップを触った。そして初めて自分の体に埋め込まれているチップを認識した。

 

ガーディアンは人々を統制し、ATEEZを捕えようと血眼になったがATEEZはクロマ―の空間移動機能を使い、あちらこちらに瞬時に移動するため手こずっていた。

人々は耳の下のチップに遮断機を当ててみた。

パチッという小さな音と閃光とともに正方形の機械から小さな粒子が飛び出しチップの中に侵入した。

 

ガーディアンはATEEZのメンバーを一か所に追い込み始めた。学校から町へ、町から広場へ集まったATEEZは音楽に合わせて最後のダンスを踊り、自分たちを捕えようと腕を伸ばしたガーディアン達の手が届く寸前に姿を消した。

 

遮断機を耳に当てた人々の顔には混沌と恐怖が満ちていた。

逃げ惑う人々と彼らを追いかけるガーディアン達。その混沌の中ですら無味乾燥とした表情で日々の業務に戻る人々。

 

そんな中、地面に落ちていた遮断機を一つ拾い上げそっとポケットの中に忍ばせる手があった。

 

3.

黒い海賊団の地下アジトには歓声が溢れた。今回の作戦も無事成功に終わったからだ。軽快な音楽を鳴らしながら食事を楽しみATEEZと黒い海賊団は作戦の成功を祝っていた。

 

「新エネルギーで開発した統制システムをどう遮断するのか心配だったけど、・・・すごいよレフトアイ!」

 

サンの誉め言葉に照れくさそうに頭を掻きながら、レフトアイは

「ストリックランドの廃棄場に転がっていた廃棄物の中には政府が実験で失敗したチップが多く混ざっていたから運が良かったんじゃよ」と答えた。

「この機械をチップに近づけると僕たちが使うブラックリンクに繋がるんですよね?」

「そうじゃ。しかし直ちにではない。個人の意思が重要じゃからの。わしらがするのは政府の統制リンクから抜け出させることまでじゃ。その後は個人の意思に任せるのじゃよ。」

選択の問題っていうこと?というジョンホの言葉にレフトアイは続けて話した。

「そうじゃ。人々だけでなくガーディアンも、この機械を通じればブラックリンクに接続することが出来るということまではさすがに分からぬじゃろう。せいぜい統制リンクを遮断する遮断機程度のものじゃと思うじゃろう。黒い海賊団の安全もまた大事じゃからの。」

 

「でもなぜあえて?強制的にブラックリンクに接続させる方がもっと効率的なのに」

強制的にリンク接続をさせてより多くの人を救おうというミンギの提案にメンバーもうなずきながらレフトアイのほうを見た。

 

「わしはこの世界に長く生きておるからわかるのじゃ。君たちに会って、忘れていた過去の思い出や人を愛した心を思い出し、感情を再び感じるようになり最初に恐怖を感じたことが。君たちがこの世界に初めて来たときそうであったように、未知なるものはいつでも恐ろしいものじゃからな」

 

「だから人々に時間を与えるのですね。統制リンクと遮断されたことがガーディアンに知られる前に自ら恐怖と混乱を克服して決断する時間を」

 

レフトアイはグラスに残ったワインを飲み干して静かにうなずいた。

 

「人々が自ら意思を持つようになった時、自動的にわしらが使うブラックリンクに信号が届き、それを受けて各地に散らばった黒い海賊団が彼らに接触するのじゃ。」

 

「もし感情を取り戻しても政府の側に立つことを選択したら?」

 

「強制的に連れてくることはできん。恐怖が大きいからの。ひとりで反抗したらどうなるか誰にもわからんし、流れに逆らいたくない者を強制的に連れてくることもできん。それでは自らが正しいとだけ主張する中央政府のやり方と何も変わららんからの」

 

5.

「まだZの居場所は把握できていないんでしょ?」

ホンジュンが黒い海賊団を振り返って尋ねた。皆が伺うように彼らの方を向いた。黒い海賊団は困り果てた表情で首を横に振った。

 

Zの居場所は政府の中でも高位に属するものしか知り得ない、ガーディアンでさえも知らない情報であるため、調べるのが容易ではなかった。それもそのはず、Zはこの世界の支配者でもあるが同時にZ世界の象徴ともいえる人物であるため、テロの防止のため彼の安全は最優先とされていた。

 

「ひとまずそれは最終段階の話だから、今は僕たちが今できることをしよう」

ソンファの言葉に皆うなずいた。

 

この世界に鏡を設置し、窓をふさいでいるカバーを取り除くため、ATEEZはこの世界を構成する象徴的な場所に潜入することにした。

 

6.

鏡は自分自身を認識する窓である。

 

初期の政府は鏡の重要性を認識しておらず、ただ新エネルギーを使って感情のみを統制しようとしたが、鏡の中の自らの姿を見て自分を認識した人々がしきりに統制から外れる事態が発生し、鏡をはじめとするすべての反射可能な物体をこの世界から取り除いてしまった。

 

窓も同様だった。窓の外の風景を眺めるということはすなわち自由の可能性を示唆するものであり、窓は自分と他人を認識し世の中を眺める扉となるため、古い建物はカーテンやカバーにより窓が封じられ、新しく建設された建物には窓が全くなかった。政府はそこにさらに区域ごとに大きなドーム状の建造物を構築し太陽光を遮断し、本来光を浴びることで体内で生成される栄養素は栄養剤を摂取させることで補った。このドームは区域ごとを遮断する境界の役割も担っており、政府の使う重要な統制手段の一つであった。

 

ATEEZと黒い海賊団はクロマーを使って自由に区域間を行き来することが出来たため、パフォーマンスにより多くの人の心を動かすことに成功したが、それではまだ不十分だった。政府の統制はますますシステム化され、自らの感情で統制を認識するようになった人々は再び統制されるか、ガーディアンに連行されガーディアンのアジトへ移送された。

 

今ATEEZと黒い海賊団がやるべきことは「可能な限り多くの人をいちどに覚醒させること」だった。

鏡を設置し建物を覆うカバーを取り除く作戦の最初のターゲットは「この時代の最高の学校」と称されるプレステージアカデミーだった。

 

7.

地下のアジトに半径1キロメートル以内に何者かが侵入したことを知らせる非常警報が鳴り響いた。

皆の視線が監視カメラのモニターに集まった。一同に緊張が張り詰める中、「助けてください!黒い海賊団!」と泣きながら叫ぶ幼い男の子の声が響いた。

 

少年は熱いお茶を一口飲んで真剣な目つきでメンバー達を見つめながら話した。

 

「どうか僕の兄を助けて下さい」

 

登校中だった少年はATEEZと黒い海賊団の作戦に遭遇し、拾い上げた遮断機を使い統制リンクから外れた。

 

「怖かったです」

 

少年は話した。

初めて感情をもって学校とこの世界を眺めて、ここがどれほど殺伐として暴力的な場所であるのかを認識したからだ。

 

その夜帰宅して同じ学校に通う兄にこの話を注意深くしたが、兄が自分をガーディアンに通報しようとしたため、少年は無我夢中で兄のチップに遮断機をふれさせたと語った。自分と同じ体験をすれば自分の意図を理解してくれると思ったが兄の反応は全く違った。感情を初めて感じ、苦しそうに叫んだあと身震いしながら兄は少年を睨んだ。

 

8.

「ガーディアンズアイランドを知っていますか?」

少年の目にはまた涙がにじんだ。

メンバーたちがヨサンのほうを見た。そこはガーディアンに捕らえられたヨサンが幽閉されていた場所だった。

「ガーディアンズアイランド」」は表向きは社会不適合者を再教育する施設とされていたが、実際には政府の統制システムに反抗する人々や、人々の感情を刺激する芸術作品や楽器などを廃棄処理する場所だった。40年の義務教育を修了し、社会において各自の配置された位置で淡々と仕事をしている人々には無関係の場所だったが、感情を取り戻したり、レジスタンス活動に関わった人々はそこで廃棄処理された。そのためメンバー達も黒い海賊団も良く知る場所だった。しかし義務教育を修了していない子どもまでもがそこへ連行されることは知らなかった。

 

40年間の義務教育を終えるためには卒業試験を受けなければならないが、その試験の中には社会に出た際、社会のどの位置で活用できるかをテストし、身体的に不適合な場合、または感情の有無を調べるテストを通過できなかった生徒は不良品としてガーディアンズアイランドに連れていかれると少年は話した。

 

少年はまた泣きだした。自分のせいで間もなく卒業試験を控えた兄がガーディアンズアイランドに連行されてしまうかもしれないと思い、必死で黒い海賊団のブラックリンクに接続しアジトと推定される場所の付近を突き止めたのだった。

 

終章

 

「試験が問題なんじゃなくて、今すぐにでも助けに行かないと。周りと何か違うと感じた瞬間ターゲットにされる。学校ってそういうところじゃないか」

 

学校という場所で苦い経験をしたミンギは直感的に危険を察知した。

少年はうなずいた。

「学園内には学生団体があります。ガーディアンと教師が生徒全員を監視することが出来ないので、優秀な学生たちを選抜して他の学生たちを監視するために作った学生団体ですが、我が校の学生団体はZ様が・・・・・いや、Zが直接リーダーを認証するほど認められた団体なので、試験を受ける前に兄は彼らに気付かれてしまうかもしれません」

 

メンバーたちは悩んだ。学校へ潜入するということは少年の兄を救い出すだけでは収まらず、大騒ぎになる可能性が高いからだ。これまで鏡の設置とカバーの除去という作戦遂行のため、入念に情報収集していたプレステージアカデミーを捨てて、別の学校に潜入すれば、政府が警戒し各地の学校の警備を強化するため、その後プレステージアカデミーへ潜入することをさらに困難にする可能性があった。

 

「君の学校はどこなの?」

 

複雑な空気を察した少年が不安そうな顔で答えた。

 

「プレステージアカデミーです」

 

言葉は交わさなかったがメンバーは視線を交わし、皆同じ考えを共有していることを確認した。

 

「丁度よかった。僕たちもそこに行こうとしていたところだよ。」

 

The world Ep.2 Outlaw へ続く

カムバ楽しみですね!