私は母に電話をした。


「あ、お母さん?ちょっと、実はもう無理で、今月の21日に家を出る事にしたんだけど」


ちょっと久しぶりの電話で、なかなかのテポドン撃ち込まれた母はびっくりして、


ポーン「え!?え!?そうなの?」


と、驚いた。



「うん、殴られちゃって」



ガーン「え!?!?あら!!!あんた!!!」




「今すぐ早く逃げなさいぃ!!!」




ガーン「危ないわ!!!!」


ガーン「子供達を守ってあげて!!!」


ガーン「殺されちゃうう!!!!」


てーへんだ!!!てーへんだ!!!!

アラー困ったわぁあああああ!!!! 

どーしましょこーしましょーあーしましょーそーしましょーーー!!!ま、孫がああああああああ、あわあわ!!!


ってなってる。





母よ、耳の穴かっぽじってよーく聞け!!!






だから逃げるって。




ちょっと一昔前に一悶着あって実家とはちょい疎遠気味、普段からあまり頻繁に連絡とか取り合ってないもんだから距離感とか色々おかしくなってる私の母。


心配なのはわかるけど、臨場感的には、銀行強盗がカウンター越しに現金今すぐもってこい!!!今だ!!今すぐだ!!!ってぐらいの勢いで急かしてくるわけで、



こっちもちょっと今から荒ぶってスポーツバッグとか準備とかできないんでね、軽く、子供とかドッサリ居るんでね、


「うん、大丈夫だよ、ちゃんと逃げるから」


と、ね、一旦お年寄りには、親身になって寄り添う感じで。が正解だと思ってる。


そんな感じで然るべき順序を踏みますよという感じで、一旦役所の職員かな?ってぐらい丁寧に流れを説明しといた。


銀行強盗は、おとなしく話を聞いていました。



それから、荷物についてのお願いをした。


「それで、当日までに大切な物やら重たい荷物をそっちに一旦送らせて貰いたいんだけど、大丈夫?」


ガーン「えええ!!!重たい荷物!?運べるかしら!?」



えええ、お母さん、、、

あんた、運ぶ気かい。


そして、勘違いと決意の


「うん、わかったよ。おっけー。」


いただきました。


まぁいーやwwww



「あと、これもちょっと急ぎの話なんだけど、新しい携帯電話の契約がしたいから、お母さんの名義で家族契約させて欲しいんだけど、大丈夫?」



そう!!!私には超天才的計画があった!!!


今使っている私と中学生の娘の携帯は夫名義の家族携帯。


もしも携帯電話を持ったまま家を出たら、当然鬼電してくるじゃん?嫌じゃん?ブロックとかするのもなんか違うじゃん?万が一あっちも何かしらの手段でGPS使えたりしたら怖いじゃん?そして、何より、揺るぎない離婚の意思を、この時代に、命の次くらいに大切な携帯を置いてく覚悟たるや!!!!それはもう、富士より高い!!!って思わせたいじゃん?


あと、娘の携帯も、思春期でかわいそうだけど、誰にも居場所を知られないために、一旦友達全員切ってもらう必要があった。


娘は割とライトな感じで、「いーよー、どーせそんなに登録ないし後からいくらでもSNSとかで探せるし」と、とてもサバサバしていた。助かるぅ!やるぅ!



とにかくそんな感じで、まぁ色々身バレとか気にして、今持ってる携帯を持っていくつもりはなかった。



でもさ、家に残していく上2人の子供たちとは連絡取りたいじゃん!それも奴にバレずに美しく確実に。


私はキャッツアイ。


そんな感じで、電話番号も全て変える気満々だった。



普段から比較的、警戒心強めの母は、


ガーン「え!?け、契約?」



契約とは!!??ク、クーリングオフできますか!!!!!と言わんばかりに何度も確認してきたが、こちらもまた、役所の職員の如く、それはそれは丁寧にご納得いただき、早速後日、携帯の契約をすべく、1人電車に揺られ母に会いに行きました。


クソボケゴミクズカス夫が仕事で少し遅くなりそうな日を狙って、出かけました。


子供たちには、もしパパが早く帰ってきちゃって「ママは?」って聞かれたら、



ちょっと遠くのスーパー行くって言ってた!って言っといて!!!


って頼んだ。



い、いける!?滝汗(;°;ω;°;)



悲しいかな主婦の行き場、スーパーしか無かったwwwwwwwぐわし。



電車に揺られながら、窓際に立ち、すごいスピードで流れる外の景色を見ながら、強い決意の中のまだ見ぬ未来に一抹の不安を感じながら、


もう、これで後には戻れない。

今日、新しく携帯を契約したら、後には戻れない。


覚悟しなきゃ。

大丈夫、大丈夫だよ。

覚悟を決めて。わたし。


そんなことを考えていました。





ドメスティックバカ夫は、相変わらず、もう全部許して貰えたと思ってる。


バカだねほんとに。

脳みそあんのか?